
二宮尊徳誕生之地へ
先日、家族で小田原市にある「尊徳記念館」へ行ってきました。
以前「二宮尊徳翁開眼之地へ」で綴ったとおり、尊徳(金次郎)ゆかりの地めぐる第2弾です。
尊徳記念館に着くと、まず立派な二宮尊徳の石像がお出迎え。
なんと身長180cm・体重94kgもあったと言われていて、当時としてはかなりの大男だったそうです。敷地内には、生家が移築・復元されていて、実際に中にも入ることができ、どんな暮らしをしていたのか想像します。
館内に入ると、ジオラマやアニメーションを使って、尊徳の生涯や功績がわかりやすく紹介されています。
ちょうどいらっしゃった案内人の方に「お時間はありますか?」と聞かれ、「たっぷりあります!」と答えると、展示物に沿って丁寧に解説してくれました。
今回、小学校の夏休みの自由研究で「二宮金次郎」をテーマにすることにした娘はメモを取りながら聞いていると、気づけばなんと2時間が経過。おかげさまで尊徳の生涯をじっくり学ぶことができ、ありがたかったです。
案内の中で印象に残った言葉は、「積小為大(せきしょういだい)」です。
小さいことでもコツコツ積み上げて行けば大きくなると言うこと。
どんなに遠い所でも一歩ずつ歩いていけば必ず着きます。勉強でも、仕事でも、あきらめないで努力すれば、必ず目標に到達します。3日でやめるか、何年もしんぼう強く続けられるかが分かれ道です。という解説は、娘の心にも響いたようです。
たっぷり見学した後、尊徳記念館の向いにある「エプーゼ」というカフェに寄りました。
遅くなったお昼ご飯をいただき(絶品でした!)、レトロで素敵な雰囲気のカフェでしばらく涼みました。
お腹が満たされたあとは、案内人の方に教えていただいた捨苗栽培地跡、酒匂川、松並木なども見て回り、お墓参りをしました。
周辺には今でものどかな田園風景が広がっていて、尊徳の息遣いを感じるようなひとときでした。二宮尊徳について理解を深めることができ、充実の1日となりました。
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尊徳記念館 | 二宮尊徳誕生之地 |
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二宮尊徳先生にご挨拶 | 生家を見学 |
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捨苗栽培地跡 | 酒匂川 |
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金次郎少年が植えたかもしれない松並木 | オムライス美味しかったです! |