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「Bling-Bang-Bang-Born」で盆踊り


[よ] イベント

今年も長い長い酷暑となりました。
夏の風物詩に盆踊りも浮かびますが、この夏、友人に誘われて、近所の小さなお祭りで開催される盆踊りに参加しました。
50年以上の歴史があるその盆踊り大会ですが、メンバーの高齢化もあり、次世代に踊りを継承すべくここ数年は「輪の中心で踊るメンバー」を募集しているとのこと。
友人は数年前から参加しており、これまでは応援には行っていたのですが、そういえば、盆踊りに参加した記憶がなく、日本のスピリッツをぜひ経験してみたく二つ返事で参加することにしました。


踊りのナンバーは、盆踊りの定番「炭坑節」や「東京音頭」に、その他、地域名がついた曲などクラシックな踊りが数曲。
そこに、老若男女を引きつけたのは、「マツケンサンバ」と今年新たに取り入れた「Bling-Bang-Bang-Born」という、とてもノリノリのナンバー!
浴衣に草履は慣れておらず歩くのがやっとのいでたちなのに、そのうえラップ調のノリノリナンバーとはハードルが高く、フリを覚えるのはもちろん、リズムの早さに付いていけるか不安でした。
しかし、見渡すと私や友人はメンバーの中でもかなり若手のようで、20も30も年上の人生の先輩方を前に「できない、無理」なんぞ甘えは決して許されない雰囲気。しかも練習も半分しか参加できず、不安を抱えたまま動画で自主トレし、ドキドキの本番を迎えました。


幸い本番は、暑いながらも夜は心地よい風も吹く盆踊り日和となりました。
迫力ある生の和太鼓演奏をバックに夜空の下、ベテランのダンサーをカンニングしつつも踊るのはちょっぴり壮快!
幼い頃から人前で何かをすることにあまり躊躇しないタイプで、今回も踊りは間違えるけれど、それでも
「空の下で踊るって解放感があって楽しいな」
「つい数カ月前に急逝した母は、空から私を見て「よ」らしい、と微笑んでるかな」
など、すっかり悦に浸っていました。

そのうち、輪の中心で踊る私たちを横目に、見様見まねで踊りを楽しむ人の輪はどんどん広がります。
よちよち歩いているお子さんや親子連れ、思春期であろう中高生グループ、背中はかなり曲がっているけど「昔は踊りの現役だったのよ」と背中に書いてありそうな高齢の方まで。
町ですれ違っても見知らぬ人ですが、盆踊りの輪には「袖触れ合うも多少の縁」ごとく、みんなにこやかに踊っているのに驚きました!
また、超ビギナーの私の踊りを一生懸命まねして踊ってくれる皆様に、「間違えては申し訳ならぬ」と気が引き締まる思いもありました。


もともと盆踊りは、お盆にお迎えしたご先祖様の霊をもてなし一緒に過ごしたあと、ご先祖様を送り出す神聖な行事で、そのうち、地域の人々との交流という要素も持つようになったようです。


踊りといえば、平素はハワイのフラのレッスンを重ね、たまにイベントで踊っていますが、これからは、誘ってくれた友人に感謝しつつ、日本の盆踊りもチャレンジしたいと思います。

“太鼓” “踊り”
迫力ある和太鼓の生演奏の中で踊るのは
とてもぜいたく
無事に踊り終え、達成感でいっぱいです。
“浴衣” “フラ”
レベルはともかく、
浴衣の早着替えもできるようになりました
普段はフラにいそしんでいます。
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