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2009年8月21日

インフル A型 陽性?!(続き)

category : [日常生活

writer :[K]

インフル A型 陽性?!(続き)

研修講師は親の死に目にも会えないとか、血を吐いてでも講義しろとかよく言います。全国から受講生を集めて実施するので、穴をあけてはいけないという意味です。実際には、講師に何かあっても可能な場合は代役を探します。私もある講師の親が亡くなられたときに、何十人もの講師に当たって代役を探したことがあります。しかし、親が亡くなられた日に研修をやっていただいた講師も複数いましたし、それこそ胃潰瘍で血を吐きながら研修をやられた講師も知っています(こちらは単なる飲み過ぎでしたが)。
私自身はそういう仕事の仕方を望んでいないこともあって自分が稼働する仕事は増やさないようにしていましたが、引き受けてしまった仕事は何があっても穴はあけないという覚悟はありました。しかし、まさかこういう形で穴をあけてしまうことになるとは思ってもみませんでした。とはいえ今回ばかりはどうしようもありません。身体のきつさは教壇に立てばどうにでもなりそうですが、隠して研修をやって集団感染の原因を作るわけにはいかないからです。

お客さまとの調整は、担当の営業スタッフがやってくれました。今回の研修は新任管理者が対象で、3日間の講座のうちの6時間を私が担当するというものでした。残りの時間はお客さま側の社内講師で実施するため、研修自体は中止にせずにすみますが、約半日くらい穴があいてしまいます。代役の講師を立てることも視野に入れましたが、かなり早くから準備してきた顧客独自の内容の研修であること、1カ月後に2日間のフォロー研修を私が担当することになっていることなどもあり、一部の時間はお客さまのほうで埋めてもらうことにし、残りは独習形態で作業ができるワークブックを準備することにしました。
17日の月曜日はさすがに夜まで寝ましたが、18日から19日の午前中にかけて自宅の隔離部屋で作業をし、3時間想定で16ページのワークブックを完成させ、何とか最低限の穴埋めを間に合わせました。

今回は、パンデミック用にとあらかじめ準備をしていた在宅ワークのシステムが大活躍したわけですが、これはスタッフが健康なまま自宅待機するときのためのものであって、自分が熱にうなされながら使うとはまったく想定外でした。

さて、犯人探しです。
一体誰から、どうして私が感染させられてしまったのでしょうか?
新型インフルエンザに関する報道は、6月に入った頃からトーンダウンしていました。しかし、報道がなくなっても感染リスクが低下した根拠はないため、弊社は警戒レベルは解かないと宣言し、警戒は継続していました。とはいえ実質的にできる予防策は手洗い程度です。マスクは飛散防止効果はあっても感染予防としては万全ではないようで、自社スタッフだけに強制してもあまり効果はありません。そのため急拡大の可能性が少ないとされていた夏の間の予防は各自に任せることとし、9月1日に予定している防災訓練の日に、改めて秋冬に向けての対策を確認することにしていました。
この間、私はずっとネット上で新型インフルエンザに関する情報は拾っていましたので、南半球で感染が急拡大していることも、灼熱のインドで死者が増えていることも、日本でも感染者が増えていることも把握していました。その状況を見ると、秋冬の対策を9月1日よりも少し前倒しする必要があるかもしれないなと思いはじめた矢先のことでした。

感染した週はお盆期間中でもあり、人との接触が非常に少なかった週です。ほとんど社内にいましたが、スタッフは誰も異常がないので社内での感染はありません。家族も無事です。通勤は車ですので、通勤時に人と接触することはありません。昼食は外で食べていましたが、やはりお盆期間中でどの店も混み合ってはなく、一緒に通ったスタッフも何ともないことから、そこでの感染も考えられません。外勤は11日の火曜日に1度都内のお客さまに出向きましたが、先方では他の事業所とのテレビ会議でしたので、お客さまのスタッフとも特には接触していません。
その週の来客は2名ありました。1名は講師で12日の水曜日に来社され、他のスタッフと一緒に会いましたが、その後、スタッフにも講師にも異常はありません。
そしてもう1名は銀行の融資担当者で、13日の木曜日に私が単独で面会しました。なんでも今月は成績が厳しいらしく「今、お金を借りてほしい」という熱心なセールストークを押し返すのに苦労しながら、1時間ほど話を聞いていました。思い起こすと、二日前まで休んでいたと言っていて、てっきり夏休みをとっていたんだと思い込んでましたが、もしや......。

今にして思うと、私自身も外出後の手洗いは続けていましたが、徹夜続きで目や肩が疲れていたこともあり、しきりに目を押さえてマッサージをしていました。それも「秋になったら目を触るクセを止めないとダメだな」とか自分で言いながら押さえたりこすったりしていました。それが一番悪かったんだと思います。
感染ルートについては、可能性があるとしたら顧客先へ出向いた往復の電車の中か、銀行の融資担当者しか思いあたりません。融資担当のほうは直接聞けば確認できますが、犯人扱いする気はありませんし、こちらから声をかけるとまた金を借りろと面倒なので、勝手な想像に留めておこうと思います。

しかし、今回の私のように、ほとんど誰とも接触してなくても、どんなに警戒してみてもこうして感染してしまうわけですから、もういつ誰が感染してもおかしくないし、いつ大流行が始まっても不思議じゃない状態になっているようです。薬を飲めば重症化しないと言われてますが、かかるだけでもけっこう身体はきついです。多くの人は私と同じように感染しても仕事はついてくるでしょうし。
秋冬にかけては、事業への影響も少なからず出ることを覚悟せざるを得ませんが、それより本命の鳥インフルエンザのときにはどうなるのか、今のままなら防ぎようがありません。だとしたら、流行に敏感な私がまた一番にかかってしまうのか......。

本当はこういうときこそ行政のリーダーシップに期待したところではありますが、自分自身と自分の周囲の人の命と生活を守るためにも、企業としてできる限りの対策を講じていこうと思います。


マスクやティッシュ
改めて対策を考えなければ!

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