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2006年4月28日

さくらの初フライト

category : [旅行・海外生活

writer :[よ]

さくらの初フライト

人に親切にされるって、本当にうれしい。
今回子連れの帰省にはじめて飛行機を利用しあらためて実感しました。
これまではつい気楽に乗れる新幹線を使っていましたが、飛行機は3歳未満は無料なので、今のうちに一度試してみようかとふと思いついたのです。
幸い父が退職し飛行場まで車で送ってもらえることや、羽田空港から家まではすぐ近くまでバス1本で帰れることなど良い条件も重なり、今回さくらにとって初フライトとなりました。

今も昔も憧れの職業であろうスチュワーデス、今は「フライトアテンダント」という名称も一般的なようですね。
すっかり世間にうとくなってしまった私も、久しぶりに飛行機に乗りきびきび、かついきいきと笑顔で働くスタッフの姿にいまさらながら憧れてしまったほどです。
荷物は多くモタモタとしか行動できない、子供は大声でぐずったり泣いたり、の私たちにも常にやさしい笑顔!
機内に乗り込むときから荷物を持って座席まで案内してもらい、席に着くとすぐに、子供が飽きないようおもちゃのプレゼントと絵本の貸し出しサービス。それもとっても暖かい笑顔なんです。ビジネス上での笑顔ではなく、心から私たち親子を歓迎しているかのように......。
「こんにちわ、お名前は?」
「さくらです」
「いくつですか?」
「あさってで2歳になります」
「そうですか、おめでとうございます」
そんな日常的な会話も進み、緊張はほぐれていきます。たった1時間のフライトとはいえ「泣きやまなかったらどうしよう」「大声で叫んだらどうしよう」と思っていた不安は一気に消えました。彼女たちならなんとかしてくれるだろう、きっと。

「今回は飛行機にチャレンジします!」と周囲に伝えたところ、「気圧の変化で耳が痛くなり子供はがまんできなくて泣いちゃうけど、アメをなめていたらいいらしいよ」とのアドバイスをいただきました。でもさくらは小さくてアメをのどにつまらせる危険があり、まだ食べたことがありません。「ならペロリンキャンディにすればいいよ、棒を持ってなめれば飲み込まないから」
なるほど!そこでペロリンキャンディを2本持ち込み、初フライトに挑んだのでした。
しかし乗り込んだときはすでにお腹もいっぱいで眠くなった様子、さくらははじめてのアメも少しなめただけで、早々に寝始めたのです!離陸の一番耳が痛くなりそうな瞬間、彼女はすでにすやすやと寝息を立てていたのでした。
これ幸いと私は機内に用意されていた雑誌をぱらぱらめくり、天気が良かったので雲海を眺め、機内サービスのコーヒーで一息ついているうちにあっという間に飛行機は着陸準備に入ったようです。
その間さくらはずっと寝ていました。次はいつ見れるかわからない、神秘的な雲海も眺めることもなく......。まったく間の悪い女です(^^;)
でもおかげで私は誰に遠慮することもなく、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
驚いたのは、飲み物をお願いするときにあらかじめワゴンに飲み物が用意され「どれにしますか?」と聞かれるのではなく、「[よ]様、お飲み物は何にされますか?」と席までオーダーを取りにきたことです。しばらくすると熱々のコーヒーが運ばれてきました。ちょっとした心遣いですが、大切にされているんだな、とさらにうれしくなりました。

最後に頂いたものは、スタッフからさくらへのバースデーカードです。これにはさすがに大感動! ここまで親切にしてもらってもいいのでしょうか?ただの乗客なのに......。
とても不安な気持ちだったので、予想以上のサービスに思わず「次の帰省も飛行機を使わせていただきます!」とスタッフに話したほどです。

VIP待遇の夢のようなフライトも終わり、家路につくためバスに乗り込むとき、相変わらずベビーカーにボストンバッグに、と荷物が多い私を後ろから
「この荷物もですよね?持ちましょう」と手伝ってくれる人が!ふと見ると、私服に着替えた先ほどのスタッフでした。勤務を終えた彼女と偶然同じバスになったようです。
「私も小さな子が2人いるので、子供を連れた移動がどれほど大変かよくわかるんです」とのこと。
最後の最後まで親切にしていただき、心は温かいものでいっぱいになった今回のフライトでした。

結局グーグー寝ていて何も知らないさくらですが、いつか写真やバースデーカードを見せながら今回のことを話してみようと思います。
彼女もこの職業にあこがれる日が来るかもしれません。


雲海 カード
幸い晴れてこのような風景も見ることができました([よ]のみ) 記念の手書きのメッセージ入りバースデーカード

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