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2005年9月22日

「大和ミュージアム」で感じたこと

category : [旅行・海外生活

writer :[よ]

「大和ミュージアム」で感じたこと

夏に帰省した私は、ひょんなことから広島県呉市にある「大和ミュージアム」に行く機会に恵まれました。
夫が見学を希望したので、名前だけは聞いたことがあったのですが、どんなミュージアムなのか何も知らないままついていきました。
ただ、スタッフの[な]が以前行ったことがあり、「すごくいいよ」とだけ聞いていたので、そんなに評判がいいのなら行ってみてもいいかな、なにせ実家からバスで1時間足らずだし......、と軽い気持ちで行ってしまったのです。

偶然ながらそれは8月15日、終戦記念日でした。
それも関係しているのでしょうか、その日の大和ミュージアムは、普段の呉市ではなかなか見られないような大勢の人が来場していて、館内は歩くのも難しいくらいです。
来場者も老若男女、小さな赤ちゃんを連れた家族連れから、腰が曲がって歩くのが辛そうな年配の方もいらっしゃいました。
入ってすぐの目立つ場所に「戦艦大和」の実物1/10の大きな模型(全長26.3メートル)が展示されていて、さっそく圧倒されました。
これを見たら、船が好きな人やプラモデルを作るのが好きな人は喜ぶだろうなあ、などと、まだまだ軽い気持ちだったのですが。

資料館に入ってみると、いきなり舞台は戦争時代に戻り、戦時中の資料がたくさん展示されていました。
「戦艦大和」が造られた背景に関する資料や設計図、その当時の人々の生活に関する資料、
そして、戦地から家族にあてた手紙、戦地で亡くなった人の形見、爆撃で破損した帽子や食器のカケラなど。
見るだけで、戦争の悲惨さやむなしさを感じます。
中でも印象深かったのは、何人かの兵士が戦地から家族にあてた直筆の手紙です。
お国のために、勝利を信じて......。
そんな思いとは裏腹に、家族を心配し、思いやり、そして会いたくて仕方がない気持ち。
明日、わが身はどうなるかわからないけど、それでも今は元気だと知らせたい気持ち。
手紙には書ききれない、また書いてはならない不安ややりきれない思いを想像すると、とても切なくなりました。
ドラマや映画で戦争に関する作品はいくつか見たことがありますがこうして目の前に見る本物の手紙は、私にとって何よりグッと心にくるものがありました。

今の日本は平和です。しかし世界に目を向けると、日々テロにおびえたり、内戦が続いていたり、また精神的に自由が得られないような状況も多々あります。
普段の生活の中では家事や育児など、ささいなことでもなかなか思うようにいかず煮詰まることも多いのですが、命があること、自由であること、当たり前のように家族みんなが仲良く平和に暮らせること、これって最高のぜいたくなんだな、とあらためて思い、これまでの自分を反省しました。

そういった資料を見学していると、ふと目の前には夫に抱かれ、いつの間にか目と口を開けながらもすっかり寝入った我が子の姿が。
この平和な寝顔がいつまでも守られますように。
そう祈らずにはいられない一日でした。


★リンク→<大和ミュージアム>のページ

「戦艦大和」のほか「宇宙戦艦大和」などの船を造る実験コーナーもあり、みんなで楽しめそうです。

大和ミュージアム1 寝顔
「戦艦大和」1/10の模型。この大きさに圧倒! アホ面で眠るさくら。この安らかな眠りも平和だからこそ。
父とさくら
「宇宙戦艦大和」に乗って宇宙に旅立つ日が来るかも♪

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