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2006年1月30日

わが家の雑煮事情

category : [食・健康

writer :[よ]

わが家の雑煮事情

私たちは今年の2月で結婚して丸4年が経ちます。
小さいころからの生活習慣や考え方の違いなどもあり、一緒に暮らしていてもまだまだ戸惑うことも多いのですが、お正月の雑煮もその一つと言えます。
雑煮って地域の特色がよく出ている料理ですよね。
わが家は夫は関東地方、私は中国地方と育った地域が違うのもあり、これまで食べてきた雑煮の内容には多少違いがあります。
夫の食べてきたのはこんな感じです。
  ・餅は四角く、焼いた餅を直接お椀に入れて汁をかける。
  ・具は鶏肉、ごぼう、にんじん、大根、ほうれん草、なるとなど。
  ・汁は醤油味のおすまし仕立て。
  ・餅を複数食べるときは、食べるたびに1個ずつ焼く。
一方私は
  ・餅は丸く、焼かずに汁の中に入れてよく煮込む → 餅がとけて、汁が少しドロドロした感じになります。
  ・具は牛肉、にんじん、だいこん、春菊、かまぼこなど。
  ・汁は同じく醤油のおすまし仕立て。
  ・餅を複数食べるときは、一度にその数を入れて一気に食べる。

この中で一番驚いたのは、四角い餅を煮込まず焼くことです。
結婚後はお正月は関東で過ごしていますので、なんとなく夫流の雑煮を食べています。「えー、焼いた餅?」と、最初は納得いかないままに食べてみたところ、これが案外さっぱりしていてなかなかおいしいかったのです。たまに煮込んだ餅の雑煮も懐かしくなりますが、今のところ夫流で進めています。

もう10数年も前になりますが、大学時代に調理実習の授業で「ふるさとの雑煮を食べ比べよう」というプログラムがありました。
私が通った大学の学生は主に西日本の各地から集まっていて、その地域の範囲だけでも雑煮の種類はさまざま。地域性もありますが、各家ごとの習慣や母親の好みだから......、などといった理由もありました。
私の班は徳島県出身の友人がいたのですが、その友人の雑煮には驚かされました。
友人が言うには
「うちのほうでは丸いあんこの入った餅と、ナバ(確かそんな名前だったと思います)という葉野菜だけを入れて煮るんだ。汁は白味噌なんだよ」
とのこと。白味噌にあん入り餅、ナバだなんて、それじゃあまるで味噌汁の中にとおやつとおひたしが一緒に入っているかのようで、想像できないくらい不思議な組み合わせです。
各班で1つ地域の雑煮を作ることになっていたのですが、正直彼女の雑煮は避けたいなあと思っていたら、どういういきさつからかその徳島の雑煮を作ることになっていました。
さて雑煮ができあがってみると、白い汁の中に黒いあんこが透けた餅と緑のナバが浮いているだけ。
他の班のテーブルを覗いてみると、お碗のてっぺんにはえびやあなごがどーんとのった豪華バージョンも目立つ中で、わが班は彩りも白に緑、といたってシンプル。これまで自分が食べてきた雑煮に比べるとまったく違う種類の食べ物に見えます。
もともと白味噌自体あまり食べる機会がなかったので、おそるおそる箸をつけてみると......。
白味噌のほのかな甘みとあんこの正統の甘みがうまくマッチして、そこにナバがさっぱりとしたパンチをきかせているようです。想像と違い特に違和感もなくおいしかったのを覚えています。それまで「おいしいの?」と疑っていたのが申し訳ないくらいです。
他の班がどんな雑煮を作ったのか今でははっきりとは思い出せませんが、各テーブルには一言で「雑煮」という料理名ではくくれないほど、さまざまな見栄えのものが並んでいたような気がします。

基本的には正月くらいしか食べる機会はありませんが、たまには各地の雑煮にもチャレンジしてみても楽しそうです。いろいろ試しているうちに新たな「わが家の雑煮」を発見できるかもしれません。


ささやかなお正月
お恥ずかしながら、わが家のささやかな正月の食卓です

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