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2008年10月 2日

愛しのかりんちゃん

category : [日常生活

writer :[よ]

愛しのかりんちゃん

9月最初の土曜日、わが家に新しい仲間がやってきました。
それは、金魚です。

その日は近所のお祭りでした。
会場に着くと予想外の人出、会場となっている公園は多くの人で込み合っており、ゆっくり楽しむ雰囲気ではありません。
夕飯は屋台で調達、と甘い考えを抱いていたのですが、焼きそばやたこ焼きなど食べ物のコーナーはすべて長蛇の列。聞けば、近所の商店街が主催しているので通常の屋台とは違い破格値で大人気なのだそうです。どの列がどの店につながっているかわからないくらい。たくさん食べようとお腹を空かして来たものの、この列を待っていたら食べ物にたどり着く前にふらふらと倒れてしまいそうです。
すでに出遅れたことを悟った大人は「もうここで食べるのはあきらめよう、駅の近くに何かあるよね」と帰ろうとしたのですが、4歳の娘は食べ物よりもヨーヨー釣りやおもちゃくじなどの店に興味津々。「まだ帰らない!」と私たちの手を強く引っ張り、自分より背が高い子供たちのすき間からその様子を見ようと必死です。でも見渡す限りどのコーナーもとにかく長い列で、4歳児がおとなしく順番を待てるとは思えません。

そんな中、ふと短い列を見つけました。
それは金魚すくい。他に比べると人気がないのか、それともみんなうまくすくえず回転が早いのか、そこだけ少し空いていました。
娘とこれまでの出かけたことがあるお祭りはどれも遠方だったため、金魚を持ち帰ることができず、ずっと我慢をさせていました。
でも、ここなら歩いて帰れます。これはいいチャンス!

気になったのは、彼女がまだ生き物の「死」にきちんと対面したことがないこと。
可愛がっていた金魚が、ある日お腹を上にして水にぷかぷか浮いていたら。いくら呼んでももう動かなかったら。
どんなに悲しいだろう、「死」についてどうやって説明しよう......。
でも、もうその場の勢いです。せっかく来たのに手ぶらで帰るのもさびしい。ここはイッチョ経験させとくか。
列の最後尾に並び、少し待って係の人に100円を渡すと、薄い紙が張られたポイ(すくう道具)と小さなボールを手渡されます。はじめて体験する娘は、周りのマネをして水の中に勢いよくポイをつけると、あっという間に破けてしまい苦笑い!
予想どおり1匹もすくえないうちに終了しましたが、おまけで1匹だけ小さな赤い金魚を袋に入れてもらい非常に満足そうでした。

さて、家に持ち帰ったもののすぐに水槽があるわけもなく、とりあえず一番大きなタッパーに放して生活をスタート。幼いころの私の記憶では、金魚すくいの金魚はとても弱く、すぐに死んでしまっていたので、たぶんそんなに長くは生きていないだろう......と。

ところが。
この金魚、案外元気で、すでにわが家に来て1カ月が経とうとしています。
その間えさはパンくずから市販の金魚のえさへ、タッパーもより大きな物にグレードアップ!とは言っても狭いため、タッパーの角にバタバタぶつかりながらも、小さな水中の世界を一生懸命生きているようです。

そして、娘からの命名は「かりん」ちゃんとなりました。
名前があるとますます愛おしく、毎朝毎晩「あ、今日も元気で良かった!」とほっと一安心する日々です。
こんな小さな命ですが娘の世話心をくすぐっているようで、最近覚えた数の数え方を実践、えさを数えてはえさやりに奮闘しています。
母としては、少しでも長生きしてくれることを祈るばかりです。


写真1 写真2 写真2
かりんちゃんの全身です。
小さなタッパーの中をすいすい泳いでいます。
正面向くとこんな顔!
ポニョみたいですね。
余談ですが、娘は相変わらず実家の猫の世話も大好きです。えさ係の他、最近は絵本の読み聞かせも始めました(汗)

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