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2006年3月30日

花見で一杯

category : [日常生活

writer :[よ]

花見で一杯

高校生のころ、私の周りでは一時期花札が大流行しました。それも授業中です。
学生の身分なのにまじめに先生の話も聞かず授業中にゲームに没頭するとは、なんてふざけた生徒だったのでしょう!あれから20年近く経ちましたが、ご迷惑をかけた先生方に心からザンゲいたします。
そして、意味はよくわからないがとりあえず覚えたルールで「花見で一杯」「月見で一杯」などと興奮しながら楽しんだことを、ふと懐かしく思い出しました。
まだピンクのつぼみをつけた桜を眺めながら......。

帰省していた私は、先日まだ咲いていないと承知しながら、友人たちと平和記念公園へ早めの花見に出かけました。
ふるさとの桜をどうしてもさくら(娘)に見せたくて、そして少しでも春の気配を感じたくて。
3月の半ばを過ぎても雨の日も多くなかなか暖かくならなかったのですが、予定した日は運よく晴天で気温もそこそこ上がり、やっと春を感じることができました。でも予想どおり桜はつぼみのまま。それでも久しぶりのポカポカ陽気に誘われてか、多くの観光客や家族連れが訪れていました。
私たちが用意したのはレジャーシートと各自の昼食やおやつ。いつもと同じおにぎりやウインナーでも太陽の下で食べるとおいしいから不思議です。
そして、私は大好きなコーヒーをポットにたっぷりと用意しました。入れたてのような良い香りはもちろんないけれど、外でも温かいコーヒーを飲めるだけで幸せな気分になれます。
「花見で一杯」、花札の世界に限らず本来ならこの「一杯」は「お酒を飲む」という意味かと思います。私も本来の「花見で一杯」は決して嫌いではありませんが、今は小さな子供がいるため、アルコールへの憧れを抱きつつもコーヒーで十分満足しています。
また久しぶりに再会した友人たちと、互いに積もった話でも十分花を咲かせることができこちらも大満足でした。

青空の下でのんびりと流れる時間を楽しんだ帰り道、家族連れで来ていた友人と別れ、もう1人の友人とバスの時間までお茶をすることになりました。 ゆっくり友人とコーヒーを楽しめるなんて最近にはなかった夢のような時間です。
次のバスまで約1時間、バス停もすぐ近くだから十分おしゃべりが楽しめるな。以前入ったことのある喫茶店でコーヒーを注文し、大切に少しずつ飲みながら時計も気にせずひたすら第2段の話に花を咲かせていました。

どれくらい経ったでしょうか、そろそろぐずりはじめたさくらを抱き直したとき、彼女のおしり辺りからぷ〜んとコーヒーとは違う香りが!これは間違いなく緊急事態発生です。
そしてふと時計を見ると、バスの時間まであと5分少々!いつの間にこんなに時間が過ぎてしまったのでしょう......と悩む間はありません。このバスを逃すと次はまた1時間待ちになるため絶対に逃すわけにはいかない!しかしどんなに時間がなくてもオムツだけは絶対に替えておかなくちゃ。
大急ぎで上の階にあるトイレに駆け込み、動揺するさくらを立たせたままオムツ交換。話も、そして大事なコーヒーもまだ半分以上残っていましたが、あわてて友人にさよならを告げたのでした。
優雅な時間のはずが最後は汗だくでバスに飛び乗る始末。なんとか家路につくことはできましたが、少し心残りの結末となりました。

今年の桜の開花は例年より少し早めとか。
良い天気に恵まれて少しでも長く「花見で一杯」を楽しめますように。
いつかアルコールで「花見で一杯」ができる日を夢見つつ、花見シーズンのはじまりです。


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原爆ドーム 焼き鳥
桜はまだでしたが、青空のもと原爆ドームと記念撮影。 余談ですが、焼き鳥を手にごきげんのさくら。彼女はコーヒー派?アルコール派?

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