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2008年11月20日

川崎フロンターレ初のJ1チャンピオンへ!〜コンサドーレ札幌戦をレポート〜

category : [イベント

writer :[お]

川崎フロンターレ初のJ1チャンピオンへ!〜コンサドーレ札幌戦をレポート〜

サッカー観戦に行ってきました。
試合は、10月26日に等々力競技場で行われたJリーグ第30節(全34節)、川崎フロンターレ対コンサドーレ札幌戦です。

観戦に行こうと思ったのは、この試合の数日前のこと。
コンビニで、たまたま手にしたサッカー雑誌のJリーグ順位表を見ると、地元のチーム(フロンターレ川崎)が4位の好位置をキープしていました。首位との勝点差は「5」ありましたが、残り5試合あるので優勝の可能性も十分。「スタジアムで試合を観たいなぁ......」
さっそく、サッカー好きの友人を誘ってみることにしました。すると、友人もこの試合を観戦予定だったのですぐに意気投合。お互いチケットはまだ持っていませんでしたが、当日券を購入することにしました。
友人は、これで今年5回目の等々力競技場での観戦。スタンドが増設されてから久しく足を運んでいない私の"スタジアムガイド"をしてくれると言ってくれました。

当日、友人とは試合開始の1時間前にスタジアムで待ち合わせをしました。私は、ピッチを左右に見ることができるメインスタンドか、バックスタンドの2階席から観戦したかったのですが、友人の勧めでゴール裏2階席(コンサドーレ札幌側)のチケットを購入しました。スタジアムに入ると、通路はすでにフロンターレのユニフォームに身を包んだサポーターで溢れています。人ごみをかき分けて、ようやく"お勧め"の席に到着。ビールとアメリカンドックで腹ごしらえをしながら試合開始を待ちました。

この試合を戦う2チームを紹介します。
■川崎フロンターレ
現在リーグ4位。リーグ内で屈指の攻撃力を誇るチームで、前節までの総得点51、総シュート数461、1試合平均の得点数1.77など、攻撃に関する主なデータでリーグ1位(全18チーム)。 基本フォーメーション(布陣)も、攻撃重視といわれる"4-3-3(DF4人、MF3人、FW3人)を採用。なんにしても攻撃力を武器にここまで戦ってきたチームです。

■コンサドーレ札幌
現在リーグ最下位。 1試合平均の失点数2.07も全チーム中の最下位。 前節の敗戦で来シーズンのJ2降格が決定しました。成績の責任を取り監督も退任を発表。
*上記データは29節時点になります。

優勝争いに絡んでいるチームと、降格が決まったチームの対戦。
私は、チーム力と現在の成績状況からモチベーションにもかなりの差があるはずだと思ったので、フロンターレのワンサイドゲーム(一方が終始他方を圧倒して勝つ試合)になることを予感し、3点差でフロンターレが勝利するというスコアを予想しました。
私は、ここまでフロンターレが最上の武器としてきた"攻撃力"と、初優勝に向かうチームの"モチベーション"に注目して試合を見ることにしました。

私と友人は、ビールを片手にお互いの"サッカー観"を語りながら90分間を満喫しました。友人が勧めてくれた座席でしたが、グラウンドを縦に見ることになるので、選手間の距離がわかりづらかったです。試合を楽しむなら、メインスタンドかバックスタンド。応援をするならサポータが陣取るゴール裏。これは私のお勧めです。
試合中、ほとんど途切れることなく声援を送り続けるフロンターレのサポーターにチームへの情熱を感じ、スタンドの歓声や大きなため息が作るスタジアムの雰囲気を存分に楽しみました。最近はもっぱら、テレビ観戦ばかりだったので、スタジアムで観るサッカーはやっぱり格別でした。
印象に残ったのは、コンサドーレのダヴィ選手。コンサドーレはJ2への降格が決まり、この試合は言ってしまえば"消化試合"。試合の勝敗がシーズンの結果に全く影響しないと分かっているチームの中で、彼だけが、ゴールと勝利への執念を感じさせてくれました。組織として結果が出ている中、個人としてどんなモチベーションでこの試合に挑んだのか、彼に聞いてみたいなぁと思いました。
組織と個人のモチベーションの関係。そんなことを考えさせられる一戦でした。

ここからは、試合の実況です。サッカー好きでない方もどんな試合内容だったのか
楽しんでいただけると嬉しいです。

*******(実況レポート)********
試合は、予定開始時刻の16:00より3分遅れてキックオフ。
開始早々からフロンターレが攻勢に出ていき、コンサドーレが守備に回る展開になりました。序盤は完全にフロンターレのペース。しかし、何度も決定的な場面を作り、果敢にシュートを放つのですが、相手キーパーのファインセーブもあって得点が入りません。幾度もの攻撃が不発に終わり、スタンドのサポーターにフラストレーションが溜まり始めた前半20分、ようやくフロンターレに先制点が入りました。ブラジル人同士のコンビネーションから、最後にパスを受けたキャプテンの中村憲剛(日本代表)がミドルシュートを決めました。待望のゴールと同時に、フロンターレサポーターでブルーに染まったバックスタンドが、歓喜で揺れていました。フロンターレは、その8分後にも流れるようなパスワークから追加点を決め、前半を2-0とリードして終了。前半だけで、川崎は11本のシュートを放ち、対するコンサドーレのシュート数はわずかに1本でした。試合前に予感した両チームの差が、そのままピッチに反映されている印象でした。
後半は、コンサドーレも前半に比べてボールをキープする時間が増え、何度かフロンターレのゴール前まで攻め込むシーンも多くなっていました。ただ、フロンターレも守備的にならず、前半と同じく決定機を何度も演出し、相手ゴールキーパーにシュートを浴びせ続けていました。後半も半分が過ぎ、フロンターレの前線の活動量が落ちてきたころ、コンサドーレのダヴィが個人技でフロンターレ守備陣を単独突破し1点を返しました。1点差に詰め寄ったコンサドーレでしたが、反撃はそこまで。終了6分前にフロンターレのジュニーニョが勝負を決定づける3点目決めました。そして、試合はそのままタイムアップ。3-1でフロンターレが勝利しました。

選手紹介
・中村 憲剛 :フロンターレのキャプテンで、現在の日本代表選手。
 広い視野と、精度の高いパスでチームの攻撃を組み立てるゲームメーカー。

・ジュニーニョ:77年ブラジル生まれ。昨年のJ1リーグ得点王。
 スピード、ドリブルが持ち味のストライカー。

・ダヴィ:83年ブラジル生まれ。現在、得点王争いで2位にランク。
 ドリブル、フィジカルの強さが魅力のストライカー。

「緩やかなゲーム」というのが、この試合を見た私の感想です。
試合後に発表された公式データも試合内容を表す数字が並んでいました。この試合で、フロンターレは、今シーズンの1試合最多タイ記録となる27本のシュートを打ちました。シュート数の内訳は、前半11本、後半は16本。
敗戦したコンサドーレのディフェンスは、90分間を通して相手選手へのチェックが遅く、相手チームへのプレスも弱いように思いました。やはり、降格が決定してしまったチーム事情が、試合に対する戦う姿勢に影響しているように感じました。一方、勝ったフロンターレは、前半は人数をかけた迫力のある攻撃を見せてくれました。ただし、得点機を何度も逃したせいで、試合から"緊張感や締まり"を奪ってしまいました。
そう思うと、フロンターレが"優勝へのモチベーション"を感じさせてくれたのは、前半の45分間だけでした。
この試合でも前線4人のテクニックと、長短のパスを織り交ぜて相手ゴールに迫る攻撃には、フロンターレの攻撃力の高さを感じました。しかし、それ以上に決定率の低さが気になりました。

フロンターレの残り4試合には、熾烈な残留争いをしているチームや、優勝を狙える総合力を持ったチームとの対戦が残っています。おそらく、コンサドーレとは比較にならない高いモチベーションで試合に臨んでくると思います。また、シュートチャンスもこの試合ほど多くは作れないでしょう。
残り試合も少なくなり、優勝のプレッシャーが増してくる中で"チャンスを確実に"質の高い攻撃をすることがフロンターレ初優勝の"鍵"だと思います。

今節の全試合が終了した時点でのJリーグの順位は、上位チームが勝点を伸ばせず、この試合に勝利したフロンターレが3位に浮上しました。ただし、首位から5位までの勝点差はわずかに"3"。これからが本当のサバイバルレース。リーグ戦の最終節(12月6日)に訪れる結末がとても楽しみです。
***************************************

リーグ戦概要
J1リーグは全18クラブによる2回戦総当たりリーグ戦(ホーム&アウェイ方式による)【全34節/306試合】
開催期間は、春から冬(約9ヶ月)にかけて行われます
リーグ最終成績の下位2チーム(17、18位)が自動的に降格し、翌年はJ2となり、16位のチームとJ2の3位チームで入れ替え戦を実施。
・年間優勝賞金は2億円、2位が1億円、3位が8千万円となっています。

参考URL

Jリーグ公式サイト
Jリーグ公式記録

参考文献
川崎フロンターレオフィシャルマッチデイプログラム


                         
サーカーの試合風景写真1サーカーの試合風景写真2
あいにくの曇り空。少し肌寒かったのですが、試合前からスタジアム内は熱気を帯びていました。選手入場と同時にバックスタンドには大きな横断幕が登場!!
サーカーの試合風景写真3サーカーの試合風景写真4
90分間声援を送るサポーターのみなさん。川崎フロンターレのマスコット「ふろん太君」。ファンサービス中。

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