時を超えて受け継がれる建物 ― 明治生命館を訪ねて
昭和の建造物として初めて国の重要文化財に指定された、
「明治生命館」の見学に行ってきました。
東京駅から、皇居方面に向かって歩くこと数分、
いちょう並木に沿っていくと石貼りの重厚な外観の洋館が現れます。
そこが明治生命館です。
入場すると、高い吹き抜けのあるホールが目の前に広がります。
間接照明で暖かな光を取り入れた室内は、ほっと一息つきたくなるような落ち着きを与えてくれます。
天井や柱などは細やかな装飾がされており、照らされた光により陰影が際立ち、より立体的に映えています。
明治生命館は、1934年(昭和9年)、3年7か月の歳月をかけて竣工しました。
しかし、竣工からほどなく、日本は第二次世界大戦に突入。
幸いにも戦火をまぬがれ、敗戦後1945年(昭和20年)から1956年(昭和31年)までの間、アメリカ極東空軍司令部として接収され、2階の会議室が連合国軍最高司令官の諮問機関である対日理事会の会場として使用されていました。
マッカーサー総司令官もこの会場に何度か足を運び、日本の行く末について議論を交わしていたとか。
歴史の渦に翻弄されながらも、この地に根ざして現在まで残ってきた建物と、建設・修繕にたゆまぬ努力を重ねてきた人々に敬意を払い、しっかりと見学をしました。
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| 大きな柱と重厚な扉に圧倒されます。 | 1階の吹き抜けと、それをぐるりと囲む2階の回廊が印象的なメインホール。 |
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| 皇居の緑と柔らかな光が差し込む石造りの階段。 | 部屋ごとに異なる表情を見せてくれる美しい照明。 |
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| インテリアの美しさは館内を巡る楽しみのひとつでもあります。 | マッカーサー総司令官はどの席に座っていたのでしょうか。 |
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| 廊下を歩くと過去にタイムスリップしたかのようです。 | 柱と天井の繊細で美しい装飾。近くで見るとさらに感動です。 |












