
ちらし寿司(?)を囲んで
毎年恒例ではありますが、行事にちなんだ料理を作りました。
好き嫌いの多い子どもたちですが、少しでもその行事ならではの料理を楽しんで(できれば食べて)もらえたらと思っています。
今回はひな祭り(桃の節句)ということで、定番のちらし寿司を作りました。
ちらし寿司がなぜ、ひな祭りに食べられるようになったかというと、明確な由来はないそうですが、一説によると、もともと日本ではお祝い事でお寿司(なれ寿司)が食べられていたとのこと。そこから時代を経て、より見た目が華やかで縁起の良い食材を乗せたちらし寿司が、女の子の健やかな成長を願うひな祭りに定着していったようです。
今回は、定番のエビや錦糸卵のほかに、子どもたちが食べることができる具材として鶏そぼろを用意しました。
酢飯がそこまで好みではない子どもたちは、好きな具材を白米の上にトッピングして、オリジナルのちらし寿司(?)を楽しんでいました。
考えてみると、日本には四季折々を彩る美しい行事や風習があります。
行事食についても、子どもたちは今はそこまで食べることができなくても、家族で食卓を囲んだ楽しい思い出として記憶に残り、その先の未来に引き継がれていければよいなと思います。
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ちらし寿司。子どもたちといつかは一緒に! | ちらし寿司?鶏そぼろ丼?(子どもたち:作) |
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桃の花。長女の健やかな成長を願って |