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2014年7月18日

犬に噛まれて、勉強になり。

category : [仕事・職場

writer :[よ]

犬に噛まれて、勉強になり。

少し前、なんと、犬に足を噛まれてしまいました。

それは4月のある日、出勤しようとマンションの敷地を出たすぐのところでの出来事でした。
私は大世帯が住むマンションに住んでおり、玄関からマンションの敷地を出るまで比較的長い道のりとなります。その犬はマンションの方が飼っている小型犬で、たまに会うとあいさつをする顔見知りのワンちゃん。マンション内では犬を抱くのがルールとなっているため、特に問題はありませんでした。が、事件のときは、ちょうどマンションの敷地から公道に出たところで、その犬はリードにつながれ散歩していたのです。私と5メートルくらいは離れていました。
飼い主にいつものように「おはようございます」とあいさつをし、犬とは反対方向に向かって歩き始めたとき、急に犬が私のほうに駆け寄り、左のすねあたりを「ガブ」っと一噛み!
痛いというより、とにかく何が起こったのかわからなくて、びっくり!という感じです。
どうやら、リードが首輪から外れていたようなのですが飼い主は気づいていなかったようで、その瞬間、誰もが驚きでした。

私も何度か犬を飼った経験があり、多少噛まれることは慣れています。その日は分厚い靴下を履いていましたし、小型犬に噛まれるくらい大したことないだろう、と思いつつも、飼い主が「大変だわ!痛かったでしょ、足を見せてください」と言うので、靴下を下ろしてみると。
なんと、血がたらたらと流れています!甘噛みどころではなく、本格的に「ガブリ」とされたようです。

流血を見ると、さすがに怖くなり、痛さも増す気がしてきます。
「すぐに病院へ行ってください」と言われましたが、病院はまだ開いていない時間なのでとりあえず消毒だけ済ませて電車に乗り、会社近くの病院へ。

さてそのとき、弊社で労務を担当している身として頭をよぎったのは「これって、通勤災害?!」ということです。
通常けがをしたときは「健康保険」を使って受診します。
しかし、労働者が業務上の事由、または通勤途上でけがをした場合、それは「業務災害」または「通勤災害」になり、健康保険を使って受診することができません。「労災」として、政府に治療費などを請求することになります。

頭ではわかっています。たしかにそのように勉強しました。

でも「犬に噛まれるのって、労災に当てはまるけがなの?」とか「マンションの敷地と公道の境だったのでうろ覚えだけど、もしかしたら、噛まれた瞬間は片足がマンションの敷地だったかも......」などと不安はよぎります。
(本当は、集合住宅に居住している場合、玄関のドアを出たところから通勤になります。私の知識不足ですね)
犬に噛まれた、なんて笑われるだろうな、とお気楽な不安も浮かびましたが、とりあえず病院の受付で状況を細かく説明しました。
結果、やはり労災対象だが、もしかしたら健康保険も使える場合もあるとのこと。とりあえず自費扱いで、労災か健康保険か決まってから改めて精算することになりました。

今回のけがは、相手があるから難しいところです。
自分で勝手にけがをした場合、申請手続きなども比較的単純なのですが、今回は犬の飼い主という第三者がいて、政府がその方に損害賠償請求をするため、手続きも複雑になります。
とはいえ、健康保険は使えないことが判明したので、そうするしかないなと思っていた矢先。

ちょうど弊社が加入している損害保険の更新時期と重なり、私は担当者に「こんなことがありました」と話したところ、「飼い主には治療費や薬代など請求されますが、同じマンションの方だと、今後の人間関係もあるので、よかったらうちの保険で清算しませんか?」という提案をいただきました。
つまり民間の保険会社からの給付金で治療費は解決し、飼い主への労災請求はなし、ということです。
今回のことで被害者と加害者の立場になってしまいましたが、確かに今後も同じマンションで過ごす身としては、そのような手段はとてもありがたいことです。

災難ではありましたが、通勤災害一つをとってもいろんなケースがあるものだ、と非常に勉強になった出来事でした。


現場 傷跡1 傷跡2
現場です。緑の●辺りで噛まれました。 直後の傷跡。 今ではすっかり良くなりました。

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