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秋の夜長に向けて


[よ] 日常生活

暑かった夏も終わり、すっかり秋風を感じる今日このごろ、日の入りもずいぶんと短くなり、関東では夕方5時くらいからすでに外は暗くなってきます。
子連れで外出すると、時間よりも外の暗さのほうが気になります。
「暗くならないうちに帰らなくては......」夏と同じ時間帯に活動していても、暗いとそれだけで子供に対し罪悪感があり、これまでよりも早めに帰宅することも多くなってきました。

そして「秋の夜長、何をしようか」と考えはじめました。
今、私は「手芸」にはまっています。
きっかけは、「マザーバッグ」でした。「マザーバッグ」とは、小さな子供を持つお母さんが外出するときの荷物が入るように作られたバッグの総称です。
小さな子供を連れての外出は、オムツに離乳食、麦茶にタオルに着替えなどなど、相当な荷物になってしまいます。マザーバッグは大きくて物がたくさん入るし、ポケットが多く、たとえば汚れたオムツを入れるための底ポケットやほ乳瓶を入れるポケットなど、工夫も多く使いやすそうです。
しかし、このバッグ、案外高いんです。
子供が少し大きくなればいずれ使わなくなる、と思うとどうしても手が出ません。それに近くに扱う店がなかったので、実際に手にとってみないと通信販売で買うのは不安でもありました。

そんなある日、ちょっとおしゃれな小物を扱う100円ショップ(またか)「ナチュラルキッチン」という店に行きました。
そこでは、かわいいレースや生成り色のランチョンマット、鍋敷きなどが気になったのですが、見ていたら急に、「これらを使ってマザーバッグを作ってみよう」と思い立ったのです。ミシンがなく手縫いになるので、あらかじめ布端を始末されたランチョンマットを使えば手間が1つ省けます。
結局材料費だけで1000円くらいかかってしまったのですが、家族が寝静まってから1人チクチク、チクチク、「こことあそこにもポケットが欲しいな」「この花柄の生地を組み合わせたらかわいくなるな」などと考えながら作っていくのは、思ったより楽しい作業でした。何よりも、いくつかの平面の布が、組み合わせることによって立体的な'物'になっていくのが楽しく、達成感を味わうことができました。
最近の100円ショップはわりと大きな布を扱っているところも多く、好みの布があれば数百円で作れるのも魅力的です。
調子にのった私は新たに、使い勝手を改良したバッグ、オムツやオヤツを入れる巾着袋、それからベビースリング(赤ちゃんをダッコするひも)などを次々に仕上げては、たまに友人にプレゼントして、1人勝手に満足していたのでした。

そんなある日、夫から思わぬプレゼントが!
それはミシンでした。
さくらが幼稚園に入るころには必要だろうな、とは考えていたのですが、今買ってもまだホコリをかぶるだけ、時期尚早、と手が出ずにいただけにとてもうれしかったです。
これなら小物だけでなく、さくらのちょっとしたスカートやズボンも作れそう。
まだ使い方に慣れていないのですが、これから秋の夜長を楽しむのに大活躍しそうです。

難点といえば。
私は「丁寧に作る」ということがとても苦手です。
生地をきちんと測ってまっすぐに縫う、というのは私には至難の業、そうしようとがんばると、かえってストレスがたまってしまいます。だいたいは、「思いつきで適当にやったら、なんとなく出来ちゃった!」というタイプなのです。
しかし、夫がミシンをくれたときの一言は「これで、ミシンの元をとってね!」
でもでも、私の作る物はとても売れるような代物ではありません。

目下の目標は、フリマ好きの[な]の店の片隅に置いてもらうことでしょうか......。
がんばって丁寧に作って、もし売れそうだと思ったら、ぜひお店に置いてね、[な]!

カフェエプロン 巾着袋
「カフェエプロン」です。私はあまりエプロンをしないのですが、たまにはつけたら、料理がうまくなるかな。 「巾着袋」 小学生でも作れる簡単な袋ですが、花柄の生地にレースやボタンを組み合わせるのが楽しくて、はまっています。
最近よく持ち歩くバック 「マザーバッグ」たち
最近よく持ち歩くバックです。制作費は全部で300円くらいでした。さくらが持っているのは彼女の「オヤツ袋」、外出するときは一丁前に嬉しそうに持っています。 自称?「マザーバッグ」たちです。どれも似た感じなのですが少しずつ改良を加えて楽しんでいます。
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