
「腸活」継続で健康に
これまで、なるべく手のかからない食生活を重視してきましたが、少し前の同窓会で、ある友人から「腸から健康になるための活動を始めた」と聞き興味津々。
以来、不定期ながら、その友人に料理や食の知識を学ぶグループに参加しています。
友人の「腸活」そもそものきっかけを聞くと、なんと近所の豆腐屋さん。買い物をするたびに、豆腐を作る際に発生するおからの多くが破棄されることに気づき、着目したそうです。
おからには食物繊維や植物性タンパク質が豊富に含まれており、肌や体調の変化が気になってくる私たちの世代にとって、まさしくスーパーフード!それなのに捨てられるとは、なんてもったいない。
そこで、おからを逆に積極的に取り入れ、おから味噌を手作りしたり、おからを使ったカレーやサラダなど、身近ですぐに活用できるメニューを研究し始めたようです。
「おからを取り入れるうち体調が良くなり、なんといっても太らなくなった!」と嬉しそうに語る友人の肌は、同級生とは思えないほどツヤツヤ輝いています!
そんな実体験を聞き、私たち「生徒」もすっかりその世界に引き込まれてしまいました。
また、身近なところから「フードロス」に貢献する姿勢にも感銘しています。
私自身も、食材を選ぶときは「手前どり」、「食べ切れる量だけ」買うなど、できることから実践していますが、貢献度はまだまだ低いと感じていたところです。
「おから」を積極的に消費することで、万能な食材を破棄するというフードロスが少しでも改善され、さらに自分の肌がツヤツヤになるなら、ありがたい限りです。
最近は、腸活に効果的な「麹」についてのワークショップに参加し、麹について学んだり、麹の調味料を醗酵させるところから始めました。
店に行けば、便利で美味しい市販の調味料が所狭しと並んでいますが、健康を意識した調味料を時間をかけて自ら育むことから始める……。
日常にそんな愛おしい麹調味料を取り入れるだけで自然と腸活になるそうで、例えば、豆腐に手作りの黒麹(米麹を醤油にひたしたもの)をかけるだけで、醤油にうま味が増し、冷奴も立派なご馳走に変身です。
最近は家族が家で食事をする機会も減り、料理のモチベーションも下降気味ですが、こうして学ぶ機会があると、不思議と「丁寧な食生活」に前向きになれます。
生きていく上で食事は大切なカテゴリ、だからこそ、体でけでなく心にも優しい物をごく自然に取り入れたい……。
今後も友人に「見せてくれる・やらせてくれる」機会を通じて、腸活や食の学びを続けていきたいと思います。
不定期ですが、友人から料理を学ぶグループを結成、「継続は力なり」を合言葉に、無理なく自分のペースで続けていけたらと思います。
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こう見えても、おからを使った カレーとサラダ |
40年前の高校時代を彷彿させる調理実習 |
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おからや麹、腸活のモトが 凝縮されたメニューの出来上がり! |
おからと麹を良く混ぜて、 半年かけて味噌になります。 |
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18種類の麹は、彩り良く、味は深く ただただ圧巻 |
ワークの内容を聞き逃さないよう みんな真剣です。 |