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2006年7月20日

世界杯〜ドイツW杯を終えて〜

category : [イベント

writer :[ち]

見てました?ジダンの頭突き。
予想以上の力を見せたドイツの活躍(開催国の意地?)、そして、緊急ニュース扱いの中田の引退(日本の散々な結果より話題に?)いろいろありましたが、 6月6日からの1カ月間はサッカーを中心に生活した!という方、 「な」さんのように家族で応援したという方も多かったのではないでしょうか。

私が現在いるこの北京でも実はすごい盛り上がりでした。「え?嘘だ。中国出場してないよね?」そう、そうなのですが......。
TVでは民放局で全試合放送!試合以外にもワールドカップのための特別番組がたくさんありました。カフェやバー、レストランでも、サッカー観戦できるように大きなテレビを設置したり、スーパーでは「大特価!世界杯セット!」(中国語でワールドカップは"世界杯"といいます)を売り出したり、若者でにぎわう地下鉄駅には各国のサッカー選手の巨大写真がホームから出口までの壁一面に貼られたりして、サッカーにあまり興味がない人でもワクワクせずにはいられない空気に包まれていました。こういうのを"便乗盛り上がり?"とでもいうのでしょうか?

中でもとても感心したのはTVコマーシャルです。
有名な選手を起用したり(レノボというパソコンはロナウジーニョでした!)、スーツ、ビール、牛乳... あらゆるものがサッカー風にアレンジされていました。正直、これってサッカーと何の関係が?と思うものもありましたが、こじつけでも、結果的に日本より盛り上がっていたかもしれないと思う私です。

出場国でもない中国が何故"世界杯"で盛り上がるのか?
それは"もともとスポーツ観戦が好きだから"ですが、そうなる背景には、"他にもっと面白いTV番組がない!"というのがあるかもしれません(これは私の心の叫びです)。中国のしっかり管理された表現規制の影響なのか、TV番組の内容幅は日本と比べて娯楽系が 少ないようです。そういう意味で、スポーツ番組は大人から子供まで害なく楽しく鑑賞できる娯楽番組としてTV局側が積極的に取り入れやすいのではないかと思います。その証拠に、欧州サッカーリーグ、米のバスケットボール試合、卓球、バレーボール、F1など、日本では衛星番組または深夜番組にしかないものが、民放でリアルタイムに放送されることも少なくありません。また、同じ試合を何度か再放送します。スポーツに関しては日本より幅広く放送していると言えます。既に帰国したサッカー好きな友人は、日本の民放TV では「欧州サッカーが見れない!」とがっかりしていました。

中国人がスポーツ観戦で盛り上がるのは、スポーツ自体ではなく、その"賭け"に関心があるんだ、という人もいます。"体育彩票"という"トトカルチョ"みたいなものが、一般になじみのある賭けとして広まっていて、中年層を中心に一攫千金を狙う人に人気のようです。今回の世界杯もテレビで携帯電話を利用した"賭け"がありました。「あなたも世界杯に参加しよう!」とテロップが盛んに流れ、携帯電話のメールから番組宛てに「誰がVIP 賞をとるか」「今日はどこが勝つか?」などなど予想を出し、正解者の中から当選した人は賞金があると書かれていました。

さて、私は肝心の決勝戦は眠気に負け、後半30分までしか見ていません。
なので次の日の再放送を期待してました。しかし翌日帰宅後TVをつけて放送していたのは"歌の祭典"でした。その名も"我愛世界杯"(大好き!私のワールドカップ)。ポップなものから古典ものまでいろんな人(素人か玄人か不明)が情緒豊かに歌い上げていました。「う〜ん、やっぱり何の関係があるのかわからん!試合を見せろー!」と思わず叫んでしまいました。 ともあれ、このように世界のイベントで便乗で盛り上がれる中国はやはり"熱い国"です ね!


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