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OJTで学んだ働き方改革

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金融業総合職(女性)  2019-05-13

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OJTで学んだ働き方改革

働き方改革関連法が順次施行され、「働き方改革」という言葉を耳にしない日はないくらいこの言葉が世の中に浸透してきました。
それぞれに働く環境は違えど、同じ労働者としてそれぞれに、一度は働き方について考えたことがあるのではないでしょうか。
年齢的に中堅社員となった私は、いまだに自分の働き方、ワーキングバランスについて悩み考える日々です。むしろ、独身で実家から通勤していた20代の頃は、自分のために使える時間が十分にありましたし、仕事を覚え経験を積むことに精一杯で、働き方についてあまり考えたことはなかったかもしれません。

振り返って20数年前、私は東京都千代田区にあったとある支店に配属になりました。入社前の配属先に「大手町のようなオフィス街に近い支店」を希望していた私は、半ば希望が叶ったエリアへの配属に緊張と期待を持って出社したことを覚えています。
そんな私を出迎えてくれたのは、1つ上の年次のTさんという女性の先輩。背が高くきれいな人で、少しこわそうで近寄りがたい雰囲気を持つ人でした。
そのTさんが新人の私のトレーナーになり、配属翌日から私は取引先へ同行し、あちこち営業に飛び回る日々が始まりました。Tさんは業務の大枠は説明してくれますが、細かい点については詳細に触れず、まさに同行して一緒に経験を積んで覚えるというOJTでした。
そんなTさんのモットーは、「明日やれる仕事は、今日終わらせなくていい」。
その言葉をTさんから聞いたとき、「え?今日やらなくていいの?今日やれる仕事は今日のうちにやって終わらせたほうがいいんじゃないの」と私は思ったのでした。
仕事は早く終わらせるに越したことはない。そう考えていた私にとって、Tさんの考え方はまさに目から鱗。なんとなく疑問に思いながら、日々仕事をしていました。
Tさんは仕事が終わるとぱっと帰ってしまいます。机を並べ、真横でその仕事ぶりを見ていると、明日やれる仕事は今日のうちに終わらせていません。モットーどおりの仕事の仕方でした。
OJTを受け数カ月後、OJT期間も終了し、私は一人で担当先を持ち仕事をするようになりました。そして約1年後、Tさんは異動となり支店を去っていきました。

あれから約20年、その間何度か人事異動があり、数年前は、深夜まで残業しタクシーでの帰宅が連日続くような激務も経験しました。
そして、現在は当時とは全く異なる業務についています。日々大量に回付される案件の内容をチェックし、誤りがないか、不備書類はないか目を光らせます。そして、その案件ファイルを早く担当者に返却しなければなりません。
回付されてくる案件ファイルの一次保管場所であるBOXをカラにしても、次から次へと案件ファイルがBOXに入ってくる、やってもやってもキリがない仕事です。
そんな日々の中、働き方改革という言葉から私が時々思い出すのは、Tさんの言葉です。
明日でいい仕事は明日やればいい。
もちろん、締切等で期日があればそれに対応した仕事の仕方があります。しかし、通常は、明日の対応で構わなければ明日でいいのかもしれません。
そうでなければ、働き方改革なんて実現できないのではないでしょうか。
一人ひとり、仕事の内容も違えば働く環境も違う。そして、生活環境も違えば働き方に対する考え方も違う。
だからこそ、お互いに置かれた環境と考え方を尊重し、明日でいいんだということを頭の片隅に置いて仕事をしていけば、少しラクな気持ちで日々の業務にあたれるような気がします。

さて、昨今のOJTでは、働き方についてどんな会話が交わされているのでしょうか。
そうそう、トレーナーのTさんは、他部署へ異動して数年後、結婚して退職。異業種へ転職し、その後ご主人の転勤に伴って地方へ引っ越していきました。あれから連絡をとっていませんが、きっとどこかで元気に仕事をされていることでしょう。
「明日やれる仕事は、今日終わらせなくていい」をモットーにして。


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