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演劇界のOJT

Thinking, doing, output.

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広告制作会社プロデューサー(男性)  2013-10-15

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Thinking, doing, output.

今を去る10年ほど前に、こちらには駄文を載せていただきました(No.9)。
そして時が流れ、自身の立場も、環境も、そして世の中も大きく変わりました。当時はそれなりの企業で、大きな仕事を任され、現場の最前線でブイブイ言わせてた頃です。現在は思うところあって、20年近く勤めた会社を辞めて独立し、同じように日々モノヅクリに励んでおります。

そんな天涯孤独、上司も部下もいない身の上となったわたくしに、OJTについてよろしく! という無理難題を持ちかけられたわけですが、、、そこに関しては10年前とさほど意見も変わってないかな、という感じなので別の話を、、、とはいえ、スジは同じ話なんですけどね。

最近、主業務とは別に演劇を始めました。
人生やり残しがあっちゃいかんと3.11の時に思いましてね。
新しい世界に飛び込むと、また新しい気づきがあり、面白いもんです。

演出家にはおおまかにふたつのスタイルがあるらしいです。
自分の頭の中にあるイメージを、とにかく徹底的に役者に指示して、忠実に演れるまで稽古する人と、自分の頭では思いもつかないサプライズを役者に期待して、奔放に演らせる人と。まあ、これはスタイルなんで正解、不正解という話ではなく、どっちも正しいのですけどね。

わたくしがいまついている演出家は後者なんですが、これがまた大変なんです。
指示が来ることを期待していると、何も言ってくれない。じゃあ、この演技であってるのかな? と思ってもソレすらもよくわからない。演出家は役者がバケてくれることを期待して待ってるので、余計に焦ってしまい考え込む。ダメが出ないのはOKサインとは思っても、まだこうした方がいいんじゃないかと最後まで悩むハメになります。じゃあ、きちんと細かく指示をくれる前者の方が楽なのかって言うとそんなことなくて、演出家のイメージ通り出来るまで徹底的にダメ出しされます。なんとか期待に応えようと思うのですが、テクも経験値も少ないわたくしとしてはどっちにしろ難行苦行なわけです。

それでも、自分で考えたり、決めたりしたことを演れる方が精神的には楽ですよね。相手のアタマの中はどっちにしろ分からないので、自分でいろいろ考えたり工夫しながら試してみて、演っていくしかない。ある意味、前者の人は演技の正解はこれしかないというスタンス。後者の人は演技に正解はないというスタンスだとも言えます。それで、ようやく正解と思えるモノに辿り着いたとして、それで終わりかというとそんなことはないわけで。

結局、最後の最後にソレを決めるのはお客さんになるわけです。
演出家が誉めてくれようが、自分が納得していようが、お客さんにそっぽ向かれたらオシマイ。
まあ、芸術家やアーティストならまた話は違うわけですが、世の中おしなべてそういうモノで、最後に金出すヤツがいちばん偉い、ということになってます。もちろんお金だけの話ではなくて、他人様と関わりながら生きていく以上、自分が関わった件の結果に対して、どう責任を取るのかが大事なのだ、ってことなんですが。

つまりは結果がどう出ようとそのプロセスに対して命がけになる、ということしか自分のモチベーションを高める方法はないわけで。結果はどうあれ納得のいくプロセス、後悔しないプロセスをどう経ていくのかということに対して、人は考えなきゃいけないし、責任を取らなきゃいけないんでしょう。

世の中いくら考えても、考えても、思い通りに進むことは無くて、結局は考え損って事の方が多いでしょう。下手の考え休むに似たり、という言葉があるくらいで、いくら考えたところで無駄になる事の方が多いし、考えすぎてぐっちゃぐちゃになって、かえって不幸になったりとか。その上、結局最後は運みたいなもんで決まったりで、人生むなしくなることも少なくない。そんな行き詰まっちゃった時は、良き先達や経験者のアドバイスをもらった方が確実だし、安全なわけで。

ですが、これまたやっかいな話で、「教わったり」「アドバイス」を受けることでショートカットはできたりするんだけど「こたえ」にたどり着けるわけじゃない。仮に「こたえ」にたどり着いても、それが「正解」かどうかわからない。仮に「正解」だとしても、それが自分の「望んだ結果」かどうかはわからない。そこで私が気をつけているのは、結果を見て後悔することはあっても、プロセスを振り返って後悔しないようにしよう、そのためには納得いくまで考えて、自分の着地点だけは決めておこう、ということです。

せっかく一度こっきりの自分の人生ですから、やり残しの無いように、馬鹿だろうがなんだろうが、結果がどう出ようが、考えて、動いて、結果を出す、という、その過程を思いっきり楽しもうよ、と。指示を待ったり、教えてくれるのを待っているのではなく、自分で考え、自分からアクションを起こし、結果も含めて自分で責任とろう、みたいな。

当たり前の事なんだけど、自分自身、時にこの事を忘れてしまいがちで、結果を見て人のせいにしたり、周りのせいにしたり、世の中のせいにしてしまうので気をつけないとね。
ということを最近ようやく受け入れられるようになってきました。
それが結局は自分のしあわせにつながるのだなー、と思う今日子の吾郎です。

演劇1 演劇2

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