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OJTリーダーには、どのような成長が期待できるのでしょうか?

新入社員のOJTでは、新人とOJTリーダーが「共に成長する」というキーワードをよく聞きます。
イメージとしてはわからなくもないのですが、OJTリーダーには具体的にどのような成長が期待できるのでしょうか?

OJTリーダーを担当した場合にどのような学習機会が得られるかは、その会社の制度が何を要求しているか、OJTリーダー研修を実施するかどうか、どのような新人を担当するか、どのような職場状況でOJTを行うかなどによって差があります。
つまり、OJTリーダーを経験したら全員が同じような成長を遂げるというわけではなく、状況や偶然による部分も少なからずあります。

そこで、以降には、OJTリーダーを経験した人ならおおむね経験できることを場面別に整理します。そのうえで人によって起こる成長についてもふれてみたいと思います。

まず、OJTの過程での場面別の学習機会は次のようになります。これらの機会から、どの程度の学習ができるかは、OJTリーダー研修などを実施するか、また、どの程度熱心に取り組んだかによっても変わってきます。

1)教えるための準備

  • 自分の仕事を再整理し、復習となる。

2)計画づくりと進捗管理

  • OJTの進め方、計画策定の知識を習得する。
  • 進捗管理の方法や計画の修正の仕方を学べる。

3)教える場面

  • わかりやすい話し方、教え方の技術を学べる。
  • 質問や確認の技法を学べる。

4)新人との関わり

  • リーダーシップ経験を積むことができる。
  • 確実な指示の仕方を学べる。
  • 報告の受け方、仕事のチェックの仕方を学べる。
  • 下級者からの話の聴き方を学べる。

次に、OJTリーダーが置かれた状況によって起こりうる成長についてみてみます。

1)仕事のスキルが上がる

  • 忙しさが増すためか、仕事のスピードが早くなる。
  • 優先順位を考えるようになり、そのつけ方がよくなる。
  • 新人への説明が自分の仕事のレビューともなり、判断が的確となる。

2)人の見方、接し方が豊かになる

  • 自分と新人との違いなどに洞察が進む。
  • 新人を題材に周囲と話をする機会が増え、他の人の見方に触れる。
  • 対人関係で我慢強くなる。
  • 新人の意欲が増減する場面に接し、自分の言動を振り返る機会となる。

3)問題解決力が高まる

  • 業務と新人の指導との板挟みの中で、やりくりを考える。
  • 予定どおり進まない、育たない状況で、対応策を考える。
  • 新人が直面する問題に一緒に対応し、解決力が高まる。


4)人間的な成長機会となる

  • 面倒なことを引き受けざるを得ない場面に遭遇する。
  • 困難な状況を受け入れざるを得ない場面に遭遇する。
  • 新人との関係のなかで、自分自身の内面のイヤな部分にふれる場面に遭遇する。

以上のように並べると少し大げさなようにも感じるかもしれません。
しかし、実際に新人のOJTを1年間担当したあとには、「力がついたな」「一皮むけたな」という評価が聞かれることはめずらしくありません。

弊社のOJTリーダー養成研修も、ご検討ください。


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