No.195
20年目のキャリアデザイン

今年も残すところ、あと1週間。
オリンピックイヤーとなる2020年も、もう間もなくに迫ってきました。
さて、この時期になると、「今年一年を振り返って、来年の目標を考える」
というのが定番のテーマでしょうか。

今年、弊社には「キャリアデザイン」に関する
研修のご相談が多かったように感じます。
その背景には、中途採用市場の活性化などにより
若手社員のリテンション(人材の維持)が求められていたり
ベテラン社員にマネジメントの道だけではなく、
専門力を活かした働き方をして欲しい、
といった課題感があったからのようです。
キャリアデザインは、一般的に
「人生の節目に際して、過去のキャリアを振り返りながら、
将来を展望し、戦略的に進路を選択する作業」といわれています。

実は私自身もナビゲートに入社して、来年で20年目を迎えます。
もともと人材開発業界を志向していたわけではなかったのですが、
縁があってこの業界に携わることになりました。
入社当時から比べれば、もちろんそれなりの知識と経験は得てきたと思いますが、
これから先もこの続きでよいのか......。
単に来年への思いだけでなく、節目となるこのタイミングで、
これからのキャリア(私にとっては仕事への向き合い方と自分自身の成長)
について考えてみる良い機会かな、と感じています。

さて本年も大変にお世話になり、ありがとうございました。
来年の皆さまのご多幸を祈念いたしております。
どうぞ良い年をお迎えください。[ね]


◆◇事例:「教えること、教わること」─身近なケース集─◇◆


零細事務所とOJT  (2019.12.11)

弁護士の事務所はとにかく忙しい。OJTの担当者も、手順も、何もない。
弁護士用のアプリケーションの入ったPCと電話をあてがわれて、じゃあよろしく、なのだ。
まず困ったのは、かかってくる電話だ......。


◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○PROMOTED TO J1[ね] (2019.12.02)

→横浜FC、J1昇格おめでとう!


○昭和というたからもの[ゆ] (2019.12.12)

→谷内六郎氏が描く世界観に惹きつけられます。


◆◇研修News&Topics◇◆ (2019.11.27 - 2019.12.24)


○「安全衛生優良企業セミナー&発表会2019」

→安全衛生優良企業の取り組み事例の紹介など、全国8カ所で無料にて開催予定です。


○「Society5.0時代の働き方事例集」

→RPA(Robotic Process Automation)と生産性向上、ダイバーシティ、HR-techの活用、柔軟な働き方などに関して、導入した背景や取り組みなどの事例を紹介。


○「過重労働解消相談ダイヤル」相談結果

→269件のうち「長時間労働・過重労働」に関するものが90件(33.4%)と一番多く、次いで「賃金不払残業」が69件(25.6%)。


○時間外労働の上限規制"お悩み解決"ハンドブック

→各種の変形労働時間制、時間外労働の削減に向けた取り組みに利用できる助成金などを紹介。


○令和元年「高年齢者の雇用状況」集計結果

→65歳定年企業は2万7,713社で前年に比べ2,496社増、66歳以上働ける制度のある企業は4万9,638社、前年に比べて6,379社増加。


○社内ルールにおける男女差に関する調査2019

→服装や身だしなみの決まりは「ある」が57.1%、話題となっている女性のパンプスについては、「ヒールの高さに決まりがある」が19.4%


◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆

「評価」に関するベーシックな用語をご紹介。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○診断的評価(diagnostic evaluation)

指導の前に、教える側が学習者の状況を把握するために行う評価のこと。
具体的には、基礎学力テスト、適性テスト、パーソナリティーテストなどが挙げられる。
診断的評価を行うことにより、学習者に合った教育目標やカリキュラムを選択できる。
また、学習者のレディネスが不十分と判断された場合は、指導内容の前提となる知識について補習したり、個別のインストラクションを行うことがある。


○形成的評価(formative evaluation)

指導の途中でそこまでの成果を把握し、その後の学習を促すために行う評価のこと。
学習者が現段階でどの程度教育目標を達成できているかを見る。
形成的評価を行うことにより、学習者は自分自身の習得度を知り、学習活動を調整したり、的確な復習を行うことができる。
教える側は達成度の低い学習者への個別対応が可能になるほか、カリキュラムや指導方法、教材などを改善できるという利点がある。
なお、形成的評価のために行うテストのことを形成的テストとよぶ。


○総括的評価(summative evaluation)

指導の最後に、学習の成果を総合的・全体的に把握するために行う評価のこと。
指導内容全体を対象とするテストなどを行い、学習者の最終的な達成度を確認する。
具体的には認定テストや年度末テスト、成績評価などが挙げられる。
総括的評価であっても、より長い指導期間の中に位置づけられ、次段階の学習を促す場合は、形成的評価の側面をもつといえる。

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