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部下とは日常から必要に応じて話をしています。あえてかしこまった面談をしなくてもいいんじゃないですか。

部下とは日常から必要に応じて話をしています。あえてかしこまった面談をしなくてもいいんじゃないですか。

日常から親密なコミュニケーションを心掛けている場合は、確かに、面談を行なう必要性を感じないかもしれません。また面談をしても、改まって話す内 容もない、と感じる場合もあるでしょう。
しかし大切なポイントは、"改まって面談の場を設ける"ところにあります。たとえ日頃からよく話をしているとしても、改まった面談によって職場の中にケジ メがつくからです。
また、日頃から部下とよく話をしているという管理者の方にもあえて面談をお願いするのには、もう1つの理由があります。それは「部下とよく話をしている」 という管理者の部下ほど、「上司とはあまり話をしていない」と感じている場合が多いからです。

これにはいくつか理由があるようです。1つは、よく話をしているといっても、上司側が一方的に話をしているだけというケースです。いつも一方的 に上司の話を聴かされていると、部下にしてみれば、「言いたいことが言えない」「上司は話を聴いてくれない」という感情が強くなりがちです。
また上司には数名の部下がいて、部下に多くの時間を割かれていると感じていても、部下にしてみると数分の1しか自分に時間を割いてもらってなく、欲求不満 を感じていることが少なくありません。
このような上司と部下との対話機会に対する認識のズレは、非常によく見られることですし、誤解や不満の原因になりやすい問題でもあります。
そこで、日頃から部下とよくコミュニケーションがとれていると感じている管理者の方ほど、あえて面談の時間を設け、部下の話を十分に聴く時間を設けるよう に心掛けてほしいと思います。


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