No.193
ラグビーのにわかファンが思うこと

ラグビーワールドカップは、日本代表の健闘で大いに盛り上がりました。
私などはルールもよく知らない「にわかファン」ではありますが、
敵のディフェンスをすり抜けてトライしたときの爽快感は格別でした。
チームを信じて一丸となって闘う姿勢に、
何度も果敢にタックルしていくひたむきな姿に、胸が熱くなりました。

自分を犠牲にして、後ろの仲間へパスを出す。
敵のディフェンスにも力を結集して立ち向かう。

ミスがあってもフォローし合う。
お互いを信じてリスペクトする。
みんなでゴールを目指す。

ラグビーは激しいスポーツですが、優しさがあるようにも思います。

今からラグビーを始めることは難しいですが
たとえば身近な職場でもできることはあるかもしれません。
自分に与えられた役割を果たし、時には自分を犠牲にして仲間を活かし、
力を結集して困難に立ち向かい、目的(ゴール)を目指す。

そんな強さと優しさを備えたチームならどんな困難にも立ち向かえそうです。[な]


◆◇事例:「教えること、教わること」─身近なケース集─◇◆


静かな檄  (2019.10.09)

近所にできた変わった名前の小さなレストラン。
マスターの料理に衝撃を受け、働かせてもらうことに。
充実した毎日でしたが、1つ、私が根本的な勘違いをしていることに気づかされました。......


◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○ハッピーハロウィン![に] (2019.10.28)

→ピンクのクマに変身し、今日だけパーティーピーポー!


○ろくろ体験[ゆ] (2019.10.29)

→約2カ月間という時を経て届いた器に感動。


◆◇研修News&Topics◇◆ (2019.09.27 - 2019.10.25)


○令和元年台風第15号及び19号の災害に伴う雇用調整助成金

→生産指標、売上高等の事業活動を示す指標の指標期間を「最近3カ月の月平均」から「最近1カ月」に緩和。


○台風19号被害に伴う労基法・労契法および派遣労働に関するQ&A

→台風の影響により休業する場合の、賃金や変形労働時間制、時間外労働の取り扱いなどについて解説。


○「プラチナえるぼし(仮称)」のデザイン募集

→募集期間は、10月8日から11月5日。
このマークを使用することにより、女性の活躍推進に熱心であるという企業イメージの向上に繋がることを期待。


○企業における退職金や財形貯蓄に関する調査

→退職金制度の導入率は82.9%、財形貯蓄制度の導入率は35.2%、
どちらも従業員規模が大きいほど導入が進んでいる傾向です。


○令和元年版:労働経済の分析

→分析テーマは「人手不足の下での『働き方』をめぐる課題について」。
今回で71回目の公表となります。


○長時間労働が疑われる事業場に対する平成30年度の監督指導結果

→対象事業場のうち、40.4%で違法な時間外労働が確認され、是正・改善に向けた指導を実施。そのうち月80時間を超える時間外・休日労働が認められた事業場は、66.8%に上っています。


○日・フィンランド社会保障協定

→今後、派遣期間が5年以内の企業駐在員等は、原則として派遣元の国の年金制度及び雇用保険制度にのみ加入することになり、両国での保険期間を通算した年金の受給権が発生。


◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆

「教育・研修」に関するベーシックな用語をご紹介。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○シングルループ学習・ダブルループ学習

シングルループ学習とは、すでに備えている考え方や行動の枠組みにしたがって問題解決を図っていくこと。ダブルループ学習とは、既存の枠組みを捨てて新しい考え方や行動の枠組みを取り込むことである。
1978年、アメリカの組織心理学者クリス・アージリスとドナルド・ショーンが『組織学習』において提唱した概念。
組織は、シングルループ学習だけでは環境に適応しながら生き残っていくことは難しい。過去の成功体験における固定観念を自らアンラーニングし、外部から新しい知識や枠組みをダブルループ学習し、それをまたシングルループ学習によって反復・強化していく。
このサイクルを繰り返し継続できる組織だけが競争優位を保ち続けることができると言われている。


○アンラーニング (unlearning)

「学習棄却」と訳される。いったん学習したことを意識的に忘れ、学び直すこと。継続的な成長のためには、2種類の一見相反する行動、いわゆる学習(learning)と学習棄却(unlearning)のサイクルを回していくことが必要とされる。
このアンラーニングとは、個人のレベルにとどまらず組織学習の議論の中で注目されている概念で、組織が不確実な環境の中で継続的にイノベーションを実現していくためには不可欠の学習行動とされる。


○学習する組織 (Learning Organization)

複雑な状況変化に対応するため、全体のビジョンを共有するメンバーが自発的に考え行動していく組織のこと。
各人は新たな知識やスキルを習得するだけでなく、思考の枠組みや行動様式そのものを変化させながら生産性を高める。
米国の C.アージリスが先鞭をつけ、 P.センゲが体系的に理論を発展させた。
学習する組織へのアプローチとして、アージリスの「ダブルループ学習」とセンゲの「5つのディシプリン」がある。前者は、決まった目的に合わせて行動を修正するだけでなく、状況に応じて行動の目的自体を修正していく学習の重要性を説く。後者は、現実を把握し自発的に学ぶメンバーが、自由に意見を交換しながら、共有のビジョンに沿って組織全体の能力を高めていくことを目指す。

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