No.189
命をかけてみる

最近、中学生の娘からよく出てくる言葉の中に「命をかける」があります。
定期テストのたびに
「次の音楽のテストに命かけるから」
「次の理科のテストに命かけるから」
「次の社会のテストに命かけるから」
あまり頻度が高いと「ついこの前も命をかけたのに、またかけるの?」と
言いたくなってしまいます。

そういえば私も子供のころ「一生のお願いだから○○を買って!」とねだって
「一生だったら、これでおねだりはおしまいね!」
とあしらわれた苦い記憶があり、その後はできるだけ使わないよう気をつけていました。

そんなことを思い出しながら、
「テストを頑張るという気持ちはよくわかるけど、
そんなに命かけてたら、すぐに命がなくなっちゃうじゃん!」とからかってみたところ。
「もし命をかけすぎて、なくなりかけたら、お母ちゃんのご飯を食べて復活するから大丈夫!」とうれしい言葉。

彼女なりに「テストを精一杯がんばる」という表現だったのでしょう。
言葉の使い方として気になる点はありますが
娘の命がなくならないよう、私は全力で彼女をサポートしなきゃ、
と新たな責任を感じました。[よ]


◆◇OJTの理論&手法:OJT Tips ◇◆(2019.5.24)


新人受入の際の所属長の役割(配属日前の確認)

新人のOJTでは、配属された新人をOJTリーダーに引き渡すまでが、所属長の役割の大きな節目となります。

たとえば、OJTリーダーへの確認事項は、以下があげられます。
・OJT基本計画(対象期間中の指導のマスタープラン)
・配属初期(最初の2日間程度)の指導計画(タイムスケジュール)
・新人用の備品類(机、ロッカー、ユニホームなど)
・主な指導項目についての指導準備(教材、レッスンプランなど)


◆◇事例:「教えること、教わること」─身近なケース集─◇◆


OJTで学んだ働き方改革(2019.5.13)

→働き方改革関連法が順次施行され、「働き方改革」という言葉を耳にしない日はないくらいこの言葉が世の中に浸透してきました。
それぞれに働く環境は違えど、同じ労働者としてそれぞれに、一度は働き方について考えたことがあるのではないでしょうか。


◆◇5Sコーナー/ナビゲートの工夫例◇◆


キャビネットの表示を変更(2019.5.23)

外からでは中身がわからないクローズタイプのキャビネットやクローゼットには扉を開けた状態の写真と大まかな内容物を記載した表示を行っています。
表示の方法をラミネートからカードケースに変更しました。


共有資料の管理(2019.5.24)

共用の資料については、関係者が、何の資料か、どのような状況なのかが一目でわかるように「日程管理表」を活用しています。
「日程管理表」には、案件名、納品日、作業項目、処理日、処理者などが書き込めるようになっています。


◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○樹木さんぽ[ゆ] (2019.5.16)

→すっかり見慣れた風景も、今回の解説をきっかけに、今後は違う目線で楽しめそうです。


○どんなときも、どんなときも[よ] (2019.5.22)

→人生山あり谷あり、良いときも悪いときも、どんなときも凛としていたい。


◆◇研修News&Topics◇◆ (2019.4.24 - 2019.5.24)


○動画:改正後のパートタイム・有期雇用労働法で 求められる企業の対応について

→不合理な待遇差をなくすため、規定の整備が必須です。
整備の方法や参考事例など、動画ならではのわかりやすさです。


○「テレワーク・デイズ2019」参加企業の登録開始

→2020年の東京オリンピック開催に向け、「テレワーク」という働き方が注目されています。


○平成30年度「能力開発基本調査」結果

→平成30年度は、教育訓練費用を支出した企業は56.1%、OFF-JTの平均額は1.4万円となっています。


○キャリアアップ助成金 一部拡充

→「短時間労働者労働時間延長コース」、「選択的適用拡大導入時処遇改善コース」の支給額および申請上限人数が拡充されています。


○労働保険年度更新申告書 パンフレット

→今年度版のパンフレット。更新期限は6月3日から7月10日までとなっています。


○同一労働同一賃金導入マニュアル

→2020年4月から施行される「同一労働同一賃金」の義務化に向け、共通編のほか、スーパーマーケット、食品製造、印刷、自動車品製造など計8種類が準備されています。


○2018年版 中小企業白書・小規模企業白書

→中小企業の景況感は改善傾向にある一方、大企業との生産性格差は拡大。
事業承継等を背景に、中小企業のM&Aは増加し、生産性向上に寄与。
現状と課題が見えてきています。


○「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施中

→今年度は、新たにWBGT基準値に応じた休憩時間の目安や緊急時の搬送についても重点的に案内されます。


○漫画で解説:治療と仕事の両立支援

→いつ自分に、周囲に起こるかわからない「治療と仕事を両立」。
   

○ボランティア休暇制度整備助成金(東京都)

→東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でのボランティア促進のため、東京都も企業を応援しています。


◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆

「5S」に関するベーシックな用語をご紹介。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○5S(活動)

5Sとは職場の管理の基盤づくりの活動で、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字の5つの「S」をとったもの。
もともとは製造現場において、安全や品質向上を目的として「整理」「整頓」「清掃」の3つを中心に「3S」活動として取り組まれてきたが、その後「清潔」「しつけ」が加えられて「5S(活動)」として定着した。5Sは単なるスローガンではない。
5Sの各段階のSで、それぞれ目的や具体的な手法が定義され、活動全体が高度に体系化されている。
5Sは単にきれいにするだけの活動ではなく、「職場内からムダなモノ、スペース、時間を無くす」「モノや情報の共同利用をしやすくする」「乱れや異常のない状態をつくり、異常が発生すればひと目でわかるようにする」「あらゆるモノや情報が完全に管理された状態を維持し、かつ改善して高度化する」「モノや情報を扱う人間の意識と行動を改善する」など、職場全体の管理レベルを上げるための最も基礎的な活動と位置づけられている。
今日では製造現場に限らず、建設、物流、小売流通、サービス、事務、営業、病院、介護など、あらゆる職場で重要性が認知され、取り組まれている。
また、生産性が低く改善が進まないとされる業種、企業、部門などに共通する問題として、5Sのレベルの低さがあると指摘されている。


○赤札/赤ラベル(5S用語)

5S活動の整理の段階で不用品に貼り付けるタグ(札)やラベルのこと。
目立つようにするために赤い札やラベルを用いることから赤札(赤ラ
ベル)とよばれている。
整理では、職場内にある全てのモノに対し「必要」か「不要」を判断し、不要品を廃棄する。しかし、今は使っていないが念のため取っておきたいものや、まだ使えるのに廃棄するのがもったいないと感じるものが少なくないため、廃棄を前提とするとどうしても余分にモノを抱えてしまう。
また、実際には担当者だけで判断できないものも多く、逆に担当者の判断で廃棄したあとで問題になることもある。
そこで、「必要」と判断されたもの以外に赤い札(ラベル)を貼り、一箇所に集めておく。そのうえで廃棄品リストを作って決裁者の判断を仰いだり、対象物ごとに定めた期間中に一度も使用しなかった場合に「不要」と最終判断し廃棄するといった手順を踏んで、整理を進めていく。

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