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業務フローチャートを簡単に作成できるツールは?

社内で、業務フローチャート作成を求められています。自分たちで簡単に作成できるツールはないでしょうか?

業務フローチャートを作成される場合、その主な目的としては、以下の3つがあるかと思います。

  1. 内部統制等の監査のための文書として作成する
  2. 業務マニュアルに掲載し、現場で閲覧する
  3. システムを構築する

リスク管理部でいらっしゃることから、恐らく1つ目の目的で作成されたいのだろうと拝察します。以下、その前提で解説いたしますのでご了承ください。

業務フローチャートを作成する場合、大きくは、次のようなステップを踏むかと思います。

1)業務プロセス(項目)を整理する

2)各プロセスについて標準と例外を切り分ける

3)作業ステップについて、フローチャートを起こす

お問い合わせでは「ご自分たちで簡単に作成できるツール」とのことですので、
もし、1)2)の作業が終わっているということであれば、3)を行うための代表的なツールとして「Microsoft Visio(windows版)」があります。
これは、JIS規格に対応したフロー図を作成するアプリケーションです( "簡単"ではないかもしれませんが)。

その他にも、フローチャートが描ける作図アプリケーションとしては、以下のようなものがあります。

  • Cacoo(Webアプリ)
  • Dynamic Draw(フリーウェア:windows版)
  • OmniGraffle Pro(mac版)

*なお、簡単なフロー図であれば、Excelでも十分作成できるかと思います。

また、JSOX対応のフローチャート自動作成ツールとしては、市販のものでいくつかあるようですが、いずれも、上記の1)2)のステップを終え、さらに業務記述書の文書化までが済んでいることが条件となるようです。
実際に業務フローチャートを起こす場合に、最も困難を要するのは、1)と2)のステップですが、この部分を整理するツールとして、弊社の「業務分析フォーマット」というExcelのシートもおすすめします。

業務の工程について、基本の流れと分岐する処理を整理し、可視化するためのツールです。簡易な業務マニュアルや業務フロー図の代わりとして活用できます。
また、もしどうしてもフローチャートを作成する必要がある場合でも、「業務分析フォーマット」で業務を整理した後であれば、かなり楽にフローチャートを起こすことができると思います。

*「業務分析フォーマット」は以下の講座を受講いただくことで、テンプレートをダウンロードできます。


▼参考ページ

業務マニュアルTips No.52:業務マニュアル作成のコツ:いきなり業務フロー図を描かない


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