No.43
「考える」ということ

難問を解決しないといけないとき、どうしますか?
もちろん、"think!"ですよね。

でも、考えて考えて考えてみるけど、モヤモヤしている。
モヤモヤしてツルツルして、何も手がかりが得られそうもない。
そんなとき、
「考える」という行為そのものがわからなくなりませんか?

自分の頭で考えなさい、と私たちはよく口にするし、
そうでなくてはいけない、と思っているけれど、
果たして、
私たちは日常の中で、どれだけ自分の頭で考えているのでしょう。

それは誰かの言葉だったり、ネットで拾ったアイデアだったり、
思い込みにすぎなかったり、熱に浮かされているだけだったり、
考えることを放棄して、結論だけを先取りしていたり、
考えたつもりになっていたり......。


情報が多いことは考える上でとても役立ちますが、
それが妨げになることも多いように思えます。

また、問題はいつも複雑で多岐に渡りますが、
複雑で多岐に渡ることをいちどきに考えることなど
きっと誰にもできない芸当でしょう。

行き詰まったときは原点に戻れとも言われます。
実はこの原点が定まっていないままコトが進んでしまっている
場合も多く、
それが問題を複雑にしている要因であったりもします。


途方に暮れたとき、
私はそれまで集めた情報をいったん全て捨てて、
問題を小さく切り分け、原点をえいやーで決めてしまって、
そこから順に一つひとつ辿るようにしています。
そうして、やっと道全体が繋がってくる気がします。

じゃあ最初からそうすればいいのに、と思うけど、
やはりいろいろと歩き回り、のたうち回らないと......。
そういう苦しい時間を経ないことには
見えてこないのです。私の場合は。


さて、もうすぐ衆議院総選挙。
みなさんはもう誰に投票するか決めていますか?
決めるまで、どれだけ考えられましたか?
私も虚と実を見極めて、よくよく考えて投票したいと思います。

        ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
☆サイトも徐々に改訂を進めています。 
やっとHOMEもリメイクされました。スタッフは結構のたうち回って作っております......。[の]


Q&Aコーナーの「5S」に以下の質問を追加しました。2005.08.02~2005.08.26

Q. 私たちの病院では、今年から5S活動を実施してます。 医療の現場で、5S活動に取り組んでいるところはどれくらいあるのでしょうか?

Q. 今月から5S実行の担当になりました。 会社自身も5Sは初めてやることなのでどうに進めて行けばいいか 分かりません。
私は入社4年目の社内ではまだまだ下の者です。
上司に対して指示やしつけをやらなくてはいけないのでしょうか?


「正気堂々」~企業人事物語~に以下を追加しました。
・人事のベテランによる連載、続々更新中です。(10周年記念企画)2005.07.25~2005.09.05   
 「22.苦悩の日々」
 「21.思惑」
 「20.見直し(2回目計算)」
 「19.ストレス解消」
 「18.この人はわかってくれている」

#工場を造ると言い出した社長の真意は......?
     


社員ブログ:「気まぐれ歳時記」に以下を追加しました。
   
・「今、戦後60年」[い] 2005.09.01
  #ずっと戦争の話が嫌いでした。でも......。

・「餅は餅屋、写真は写真館へ!」[よ] 2005.07.26
  #さすがプロフェッショナル!


ビジネス基本用語集に以下を追加しました。(現在681語) 2005.09.06
   
プライマリーバランス / 一般会計・特別会計 / 目的税・普通税

-:-:-:-:-:-:- ピックアップ! -:-:-:-:-:-:-

<プライマリーバランス > primary balance

基礎的財政収支。国の財政収支の状況を表わす1つの指標。
1)国の収入のうち、国債発行による収入(つまり国の借金)を除いたもの
から、
2)国の支出のうち、過去に発行した国債の償還と利払いを除いたもの
を比較した場合の収支バランスをいう。
つまり、国債発行に伴う収支は別として、税収入などの本来の収入で、
国民のために使われるべき支出(地方交付税交付金、社会保障費、公共事業費、
防衛費など)が、まかなわれているかどうかを示す。
プライマリーバランスが赤字の場合、新たに国債を発行することで借金を重ね、将来の世代に負担を転嫁することになる。


★ おまけのフレーズ 

「虚々実々(きょきょじつじつ)」
#「虚」は備えのすき、「実」は備えの固いさま。互いに敵の虚を攻撃し、実を避けるなど、計略や秘術の限りを
つくしていう戦うさまのこと。(広辞苑より)

Mail Magazine

ナビゲート通信

ナビゲート通信では、弊社サイトの更新情報や、人事・研修ご担当者のためのちょっとしたお役立ち情報を月1回程度メールでお知らせします。ぜひご登録ください。