コラム
|
|
| 人事のベテランがお届けする連載企画です。 | 作者:今泉 敬 |
新着情報
第6章正気堂々 35. 知・行・果を掲載しました。(2/3)
第6章正気堂々 34. 研修センターを掲載しました。(1/25)
第6章正気堂々 33. 魔性のものを掲載しました。(1/13)
このコーナーは、1つの物語を通して‘人事’について考えてみようという試みです。
企業の人事担当者の方に限らず、組織を運営する経営者の方、部下を預かる管理者の方、それから組織の中で働く全ての方々に、‘人事’について考えるきっかけにしていただければと思います。
なお、この物語はフィクションであり、実在する人物、団体とは一切関係ありません。
舞台は広島の小さな田舎町にある中国食品。地元では人気の企業で、社員は愛社精神に富んでいる。ところが数年前、先代の社長が急病で他界し、急きょ現社長の小田が就任したのを機に、赤字転落の一途をたどっていた。
経営者としての経験も心構えも力量もないまま、思いがけず分不相応な役回りを与えられてしまった社長、小田靖男。そんなスキだらけの社長に取り入ろうと、野心家の製造部常務、浮田安弘が急接近した。浮田常務が持ちかける連日の接待、業者との癒着……。
いつしか小田社長は、新工場建設でまとまったバックリベートを握れないものかと考えつく。こうして社長は、山陰工場の建設案を浮田常務に持ちかける。しかし明らかな過大投資であり、業績的に採算が合わないことは目に見えている。
製造部の平田浩之は浮田常務に命じられ、この案件のメリット計算のための資料作成に手をつけ始めるが……。