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展望 2003年新春のご挨拶

更新 2003.01.01(作成 2003.01.01)

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少年時代、元旦の朝は毎年初日の出を拝みに行ってました。

小学生の頃はおじさんに連れられて、中学になってからは友達同士で地元の山に登っていました。夜中に山に登るため、道に迷って日の出に間に合わなかったり、せっかく山頂に着いても天候が悪い年もあり、運良く日の出を拝めたのは半分もなかったように思います。

遠くの山や雲の間に初日が顔を出した瞬間は、歓声があがり、シャッターの音と手袋をしたままの鈍い拍手が起こります。そしてすぐに静けさがもどります。太陽が昇りきらないうちに、みんな手を合わせて願いをかけるからです。
その頃、私が何をお願いしていたのかまでは記憶してませんが、すごく厳かな気分と、今年はいい年になりそうだといううれしい気分になったことを今でも覚えています。

初日の出が見られなかった年の寒さと気だるさもよく覚えています。睡眠不足や空腹感もあったのだと思います。ですが「今年は悪い年になりそうだな」などと感じた記憶はありません。山を下りきるころには、また楽しい気分で家路を急いでいました。
帰り道では日の出のことより、お雑煮と年賀状とお年玉に関心が移っていたのでしょう。

2003年の元旦。
明るい展望を持って新年を迎えた企業はどれだけあるでしょう。
景気や経済は今さら語るまでもありません。社会や政治もこの1年くらいでは閉塞感が抜けないでしょう。それに加え、イラクや北朝鮮の問題が深刻化するかもしれません。

その状況は弊社も同じです。
昨年の後半、ちょっとしたつまずきから再び厳しさを味わうこととなり、視界が晴れないまま新年を迎えてしまいました。
ですが元日には、初日の出が拝める年もあれば、拝めない年もあります。初日は拝めなければ、次は雑煮やお年玉。それも終れば、また次の楽しみもあります。

基本は楽しむこと。
見通しが明るくても暗くても、今いる状況を楽しむこと。成果が出るかどうかより、仕事の中身を楽しむこと。そしてどんな結果も楽しむこと。なぜそうなったのか、もっとうまくやる方法はないかに興味の対象を移していくこと。
私自身は、経営者としてどんどん決断することを楽しみ、スタッフがたくさんの仕事を楽しめるようにしていくこと。

今年は、そういう1年にしたいと考えています。
少年時代のように、無邪気に仕事を楽しんでみたいと思います。
そんなことでうまくいくかどうかはわかりませんが、この結果もまた1つの楽しみにしていきたい思います。

手始めに、2月に「HRD JAPAN EXPO 2003」に出展します。
弊社にとってはこういうイベントへの参加ははじめてですが、それによる成果よりもどうすれば独自性が出せるのか、アレコレみんなで考えることを楽しんでみようと思います。
また、そのEXPOでは、弊社の新教材(?)の『ドラセナ』も発表する予定です。
(?)とつけたのは、どういうジャンルの商品と説明すればいいのかわからないためですが、現時点では構想ばかりが広がって開発が遅れ遅れになっています。
スタッフはかなりのプレッシャーとなっているようですが、どこまでアイデアを形にできるか、それとも構想倒れに終るのか、私自身これも楽しみです。

そして2月に横浜みなとみらいで、みなさまとお会いできることを何より楽しみにしています。

2003年元旦  代表取締役 伊藤 弘二朗

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