厚生労働省は2024年度「能力開発基本調査」の結果を公表しました。
この調査は、国内の企業・事業所と労働者の能力開発の実態を明らかにし、今後の人材育成施策の在り方の検討材料とするため、
平成13年度から毎年実施されています。
OFF-JTや自己啓発支援のための教育訓練費用を支出した企業は54.9%で、前年度比0.3ポイント上昇していますが、
労働者1人当たりOFF-JT支出費用の平均額は前回から変わらず1.5万円となっています。
計画的なOJTについては、正社員に実施した事業所は61.1%で、前回より0.5ポイント上昇し、
正社員以外に実施した事業所は27.1%で前回より3.9ポイントと、大きく上昇しています。
OFF-JTの受講状況は37.0%で内訳は「正社員」44.6%、「正社員以外」18.4%となっており、
また性別では「男性」43.9%が「女性」28.8%よりも高い結果となっています。
■詳細は
◎厚生労働省「令和6年度「能力開発基本調査」の結果を公表します」へ
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