ナビゲートのロゴ

Q&Aコーナー

045-561-2251
お問い合わせボタン

OJTリーダーのフォローはどのように進めると効果的ですか?

当社では新人の配属前にOJTリーダーの研修を実施しているのですが、そのフォローはどのように進めると効果的ですか?
他社では毎月OJTリーダーのミーティングをしていると聞いたことがありますが、当社ではそこまで時間がとれそうにないため、もう少し手軽な方法があれば教えてください。

タグ:

OJTリーダーのフォローは、大きく3つのポイントがあります。

[A]OJTをスタートさせる。

[B]OJTを継続させる。

[C]OJTの問題を解決する。

もし、ご質問の中にあったように、毎月OJTリーダーのミーティングを持てるようであれば、上記の3つをすべてカバーすることができます。

OJTリーダー同士が顔を合せて情報交換すると、いろいろなヒントを得ることができますし、モチベーションの点でもプラスに働き、OJTの実施率も高くなるようです。

ただ、実際には、OJTリーダーはそれぞれ業務を抱えているため集めるだけでも大変です。またミーティングがマンネリ化しないように各会合のテーマを決めたり、運営を工夫したりといったことも必要となり、主催者側にはある程度の負荷がかかります。

そのため、ミーティングに変わる方法として多くの企業で行っているのが、会合は持たず、書面による進捗チェックです。

毎月OJTリーダーに報告書を提出させるなどの方法ですが、この場合、進捗のチェックは可能ですし、報告を義務づけることでOJTの実施を促す効果も期待できます。

しかし、OJTリーダーにしてみると義務づけられた作業が増えるだけで、他のOJTリーダーとの情報交換もできず、自分が抱えている問題の解決にも繋がりません。

そのため、数カ月目からは形骸化し、実際の指導状況とは乖離した報告を事務的に埋めるだけという人が出てくることもあります。

そうした状況を踏まえると、OJTリーダーに必要以上の負担を与えることなく、最も効果があると思われるタイミングに絞ってフォローをかけるのが望ましいのではないかと感じます。

そのモデルプランを以下に例示します。

1)配属から1カ月後:計画シートの提出

2)配属から3カ月経過した時点:実施状況の記録(チェックリスト)

3)秋口(9月から10月ごろ):OJTリーダーフォロー研修(1日から2日)

4)年明け(1月):OJTリーダーミーティング(1、2時間程度)

5)3月末:OJT報告会

上記のうち、1)は[A]OJTをスタートさせることをねらった項目です。

計画シートの作成は、配属前に済ませてしまいたいところですが、配属前は準備が大変で計画も未完成な部署もあることや配属直後に計画の修正が入るケースも多いため、計画書の提出を1カ月後に設定しました。

2)から5)は、[B]OJTを継続させることをねらった項目です。

このうち2)3カ月後、3)秋口、4)年明けというのは、OJTが中だるみや尻すぼみしやすい時期にタイミングをあわせています。

5)3月末は、OJTが終了するタイミングですが、ここに節目となるイベントが設定されていることで、OJTを最後まで継続させる効果がねらえます。

上記のうち、[C]OJTの問題解決に対応した項目は、3)秋口のフォロー研修と4)年明けのOJTリーダーミーティングとなります。

実施には、OJTを進めるうえでの問題は、配属直後からいろいろなタイミングで発生します。

そのため、可能であれば1)1カ月後、2)3カ月後もミーティング等の会合を持つのがベターですが、上記プランでは会合数を最小限とし、3)秋口のフォロー研修で、発生している問題をまとめて検討する場を設けています。

ただし、発生してしまった問題にはできるだけ早期に対応したほうがよいので、1)1カ月後、2)3カ月後の報告時に、問題が発生してないかも記入してもらい、必要があれば教育スタッフが個別に対応するのがいいかと思います。

少し不思議な現象ですが、4)年明けのタイミングになると、OJTリーダー側から「集まりたい」という要望が出ることがよくあります。

初期段階に強制されて集まるのには抵抗があっても、自分なりにある程度進めてきたあとは自分のやり方がいいのか、他のOJTリーダーはどこまでやっているのかなど、情報交換をしたいというニーズが生まれてくるのだと思われます。

このタイミングでミーティングを持つと、主催者が特別な工夫をしなくても、OJTリーダー同士が主体的に情報交換をし、相互にヒントを持ち帰るという効果も生まれます。

このほか、社内ネット上で掲示板やメーリングリストを準備し、OJTリーダーの情報交換をしやすい環境を作っているケースもあります。

ただ、発言者が限定され、あまり活用はされていないようです。

また、OJTリーダー全体の会合は持てなくても、部門ごと、事業所ごとにOJTリーダーの連絡会議を行っている企業もあり、こちらはうまく継続すると効果的なようです。

毎月の報告は、OJTリーダーに課すのでなく、新人のほうに課し、OJTリーダーが目を通して一言コメントを記入させている企業もあります。

こちらは、OJTリーダーの負荷は比較的少なく、OJTリーダーに自覚を促す効果があるようです。


OJTリーダーフォロー研修

OJT新人ノート

OJT実践ノート

このページの先頭へ