ナビゲートのロゴ
ナビゲート通信は主な更新情報をお届けするメールマガジンです。ご登録はこちらから。

下記はページ内を移動するためのリンクです。

現在位置

 ホーム > 気まぐれ歳時記 INDEX >食券制の焼き肉屋で思うこと

« Back | 気まぐれ歳時記INDEX |  Next »

2005年4月26日

食券制の焼き肉屋で思うこと

category : [日常生活

writer :[の]

食券制の焼き肉屋で思うこと

この週末、横浜で買い物をした帰りにどうしても焼き肉を食べたくなり、ふらっと近くにあった焼き肉屋に入りました。
そこは食券制をとっていました。私は焼き肉屋でこういうシステムの店は初めてだったので、ちょっと驚きましたが、けっこうあるものなんでしょうか?

「食券かぁ、まぁいいか」と、とりあえず生中と焼き肉数皿分のチケットを買ってスタンバイ。ちなみに上タン塩は1,280円。......ん、日吉相場と比べるとちょっと高め?

食券制へのイメージからか、あまり味は期待していなかったのですが、意外においしかったので良しとしましょう。

ざっと見回した感じで、席数は80席。そこそこ入っています。フロアスタッフは4〜5人、厨房の中はよく見えませんが、やはり4〜5人はいるでしょうか。券売機は3台、うち常時稼働しているのは2台です。

これだけの人数だと券売機の前に列ができることがあります。
券売機に並ぶ人々なので、もうちょっと食べたいなと思っても、列に並ぶのが面倒なので躊躇してしまいます。券売機に並ぶ人々
「サンチュほしいけど、......めんどうだな。やめとこ」「生中もう1杯飲もうか、......混んでるなぁ、やめとこ」そんな感じで何品かはあきらめたのでした。

未練がましく券売機の列を眺めながら、しばし考えました。
食券制をとっている店側のメリット・デメリットってなんだろう、と。

まずメリットとしては、
レジがいらない。オーダーや精算のミス・トラブルが発生しにくい。だから少ない人件費で効率的に回せる、ということがあげられそうです。
教育費もかからなそうです。食券制だとオーダーを聞いてそれを厨房に伝えるというコミュニケーションが発生しないので、外国人でも働きやすいでしょう。事実、外国の方だなと思われるスタッフが何名かいました。

逆にデメリットとしては、
食券制というイメージだけで、ある種の客層は逃していると思います。まずカップルは見当たりませんでしたし、女性も少なかったですからね。
また、焼き肉は1人1皿ずつ食べるものでもないでしょうから、割り勘もしづらいでしょう。そういう意味では宴会にもあまり向いているとは思えません。
しかし、逆に客層が絞られるので、これはこれでいいことかもしれません。

ただ、それにしても機会損失はかなり多そうです。券売機に並んで食券買うのはやはり面倒ですからね。通常のオーダーシステムに比べて客単価はかなり下がるでしょう。
裏を返して言うならば、お客側にとっては追加発注をしづらいので、食べ過ぎ飲みすぎをセーブできます。会計管理もしやすく、支払い時になってビックリということもないので安心ではありましょう。

さて、食券制のメリットを生かしながら、機会損失をなくすにはどうしたらいいか。

4人掛けを1つのテーブルとして、各テーブルにタッチパネル式のオーダー用モニタを設置するというのはどうでしょう。

テーブルで、ピッピッピッとオーダーしたい商品を押すと、厨房の掲示板に表示される
(ファミリーレストランに似たようなものがありますが)。
これなら食券を取りに来る必要もないのでさらに効率はあがりそうです。客側も頼みやすいので、ついピッピッピッとオーダーが増えそうです。

加えて、そのモニターには「本日の店長のいち押しはこれ!○○産黒豚カルビ。絶品です!」などとおすすめメニューを表示したら、ますますつられて押しちゃいそうです。「今から30分限定。△△サワーが1人100円!」なんてタイムサービスや、「ハラミってどこだか知ってますか」なんてクイズ形式も面白いかもしれません。

しかし、こういうシステムを入れたら、いったいいくらかかるんでしょう。果たしてコストを回収できるでしょうか。そこは謎です。案外、焼き肉の煙で機械の故障も多くて、メンテナンス費用がかさむかもしれませんね。

結局「食券制は食券制で、ありかな」という結論にいたって家路につくことにしました。
焼き肉を食べにいって、生中1杯、しかも腹八部で終わると言うのは、通常ならありえないことです。
身体と家計にとっては、このくらいでちょうどいいのかもしれませんね。


▲このページの先頭へ

最近のエントリー

過去分一覧(月別)

2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年

カテゴリー

執筆者一覧

お問い合わせ・ご連絡先
Copyright © 1999 - Navigate, Inc. All Rights Reserved.