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2006年11月20日

小さく生まれた赤ちゃん、大集合!

category : [子育て

writer :[よ]

秋空の中、さくらと同様に小さく生まれた赤ちゃんがお世話になった病院に集合しました。対象年齢は2歳になる学年、さくらは4月生まれですので今回のメンバーでは一番お姉さんになるようです。
最近はすっかり元気になり定期的な検診も減少、久しぶりに病院へ向かいました。
いつもなら注射や診察など辛いことが待っているのに、今回は親は先生からためになる話を聞けるようですし、その間子供は看護士と遊んでもらえるため、まるで遊びに行くような感覚、病院への長い道のりもいつもより足取り軽く感じます。

早めに着いて待合のベンチで昼ご飯を食べていると、どうやら誰か救急車で運ばれてきたようです。スタッフもバタバタ動いています。
そんな姿を間近に見ながら、つい3年前、私も救急車で運ばれたことを遠い昔のように思い出しました。
妊娠6カ月ながらすでに出産の兆候が見られたため、未熟な状態で生まれても対応できる病院へ運ばれたのですが、そのとき大渋滞の国道を救急車で「そこのけ、そこのけ」とばかり大音量で車を払いのけ、1時間突っ走ったようです。
もうだめかと覚悟したのですが、着いてすぐの診察後「まだ赤ちゃんは元気ですよ、大丈夫、がんばりましょう!」と言ってくれた医師が仏に思え涙が止まらなかったものです。
やっと生まれてきたありがたい命、しかし最近はそれも忘れがちでさくらに怒ってばかりだなと反省していると、ちょうどお世話になった担当医師が会場に向かっているのが見えました。後姿に感謝しつつ、私たちも会場に向かいます。
会場には小さく生まれた赤ちゃんがぞくぞくと集合!30名くらいはいたでしょうか。
聞いてみると、さくらはまだ大きく生まれたほうで(1334グラム)、500〜800グラムくらいで生まれたお子さんも少なくないようですが、みんな元気に育っていて、改めて医学の進歩とともに命のパワーを感じました。
保育を担当する看護士は私たちをちゃんと覚えていてくれ、
「こんなに大きくなったのね」
「元気になってよかったね」
そして
「さくらちゃん、人見知りしないし遊びにもとっても積極的で、私のほうが遊んでもらいました」
など苦笑いの一言をいただいたり。
私の中ではいつまでも未熟児のイメージが消えないのですが、いつの間にか心も体も成長していたようです。
この会で嬉しかったのは、母親同士の交流ができたこと。
普段は正常に生まれた近所の友達と遊ぶことが多いのですが、未熟児生まれとしていろいろなハンディや不安があることも事実です。たまに同じ境遇の母親同士が交流できることで、私の心のケアもしてもらえたことはとても励みになりました。

プログラムには産科医師からの話もありました。テーマは「次の出産に向けて」です。
我が家も含めてなのですが、一度このように命の危機にさらされるような出産を経験すると、次の出産が怖くてなかなか踏み切れないという話は少なくないようです。そのため妊娠前に心と体をケアする「妊娠前外来」という診療科もできたとのこと。
私は、昔なら絶対助からなかった命が最新の医学に支えられて無事ここまで成長したのだから、と前向きなのですが、そうは思えないほど心に大きな傷を負った夫婦はやはり多いようです。
最近よく「産婦人科医師の減少」などを耳にします。あるところでは医師がいなくて、家族を残し遠く離れた大病院まで行かなくてはならない。また、先日は出産間近の妊婦にトラブルが発生し、大きな病院へ転院したいのになかなか受け入れてもらえず、結局母は亡くなってしまった。そんな悲しい話もあります。
個人的な問題のほかにも、このような状況について社会全体で見直していく必要もあるんだろうなと感じています。

帰りには出生後半年間入院した未熟児病棟に寄って、ごぶさたしている看護士に抱っこしてもらったさくら。すっかり病院が「楽しいところ」と印象付けられたようです。
調子が悪いと近所の小児科へ行くのですが、診察や注射をしてもらううち恐怖の場所と刻み込まれたようで、建物に着いただけですでに大泣き!
でも今回は病院で楽しい思い出ができたので、しばらくは「病院へ行こう」というとスンナリうなずくかもしれません!


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