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 ホーム > ビジネス基本用語集

5.生産・商品

更新 2001.01.31(作成 2000.05.01)

品物生産管理・品質管理

品物

OEMoriginal equipment manufacturing
自社のブランドではなく、他社のブランド名がつくことを前提に、製品や部品を製造し供給すること。
規格<きかく>technical standard
主に工業製品について、寸法や形、品質などの標準型が定められたもの。代表的なものがJIS(日本工業規格)。
「長3封筒」「A4判の紙」。
検収<けんしゅう>checking of incoming
納品された品物に対して、発注時の内容(数量や品質)と一致しているかどうか、発注書や納品書などと照合して確認すること。検品もほぼ同義。
在庫管理<ざいこかんり>
原材料や仕掛かり品、製品などの品物が蓄えられている状態を在庫といい、この在庫が生産や販売などの事業活動全体に照らして、適切な状態にあるよう維持することを在庫管理という。
「適性在庫を保つ」「過剰在庫を見直す」「不良在庫を処分する」「安全在庫」「見越在庫」
仕入<しいれ>buying
商品を生産者(メーカー)や卸売業者から消費者や小売業者や卸売業者に販売するために購入すること。
出庫・入庫<しゅっこ・にゅうこ>
荷物・商品の出入り。倉庫などに自社の商品や他社からの購入・仕入れ商品が出入りする事。
出し入れするためには出庫伝票、入庫伝票などを伴う。
商品と製品<しょうひんとせいひん>goods/merchandise・product
一般には同義として用いる場合が多いが、厳密には生産されたもので市場で売買の対象となるものが「商品」、対象とならないものが「製品」である。
クーリング・オフ制度system of cooling-off
消費者が、ある商品やサービスの購入契約を行った場合、一定期間以内ならば、無条件で契約の取消・撤回が認められる制度。
クーリング・オフとは英語で「頭を冷やす」という意味で、契約者に、もう一度冷静になって考え直す機会を与えることをいう。割賦販売や訪問販売、保険の契約、先物取引などに導入されている。
デファクトスタンダードdefact
「事実上の標準」と訳される。 JISやISOのように、公的機関によって公式に定められた標準ではなく、民間企業における独自の製品や規格が、事実上その業界の標準として通用していることを言う。
実例としては、ビデオデッキにおけるVHSや、パソコン業界における「ウィンテル」などが有名。 デファクトは、技術革新の早い時代において競争優位に立つための重要な戦略要素でもある。
PL法product liability low
製造物責任法。欠陥製品による被害から消費者を保護する目的で制定された。
企業の過失の有無に関わらず、製品の欠陥さえ証明できれば、企業に賠償責任があるものとされる。1960年代にまずアメリカで法制化され、日本では1995年に施行された。
プライベートブランド(PB)private brand
スーパーや百貨店などの流通業者が、メーカーに拠らず自主的に設定した商標のこと。
消費者にとっては比較的割安で、店にとっては利ざやが大きい。
プロダクト・ライフサイクルproduct life cycle
商品が市場に投入されてから姿を消すまでのサイクルをいう。通常、商品は、導入期−成長期−成熟期−飽和期−衰退期の5段階をたどるとされる。
近年、このサイクルはどんどん短縮化の傾向にある。
ロット(ロットサイズ)lot
商品・製品を取引する場合のひとまとまりの単位のこと。1回に生産できる量、または1注文で売買できる量を示す。
「1ロット1000枚からお受けします」

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生産管理・品質管理

ISOInternational Organization for Standardization
国際標準化機構。俗に「イソ」とも呼ばれる。国際間におけるモノやサービスの流通を円滑にするための品質保証規格を定めている民間組織。
国際間の取引を行う際、ISOの認定を取得していることが条件とされる場合がある。
ちなみにISO9000シリーズは品質管理に関する国際規格。ISO14000シリーズは環境に関する国際規格のこと。
ABC分析ABC analysis
もともとは在庫管理のための手法。通常在庫品は、重要度の高い少数アイテムと重要度の低い大多数のアイテムからなる。
これらを一様に管理するよりも、重要度に応じて管理のしかたを変える方が効率的であるという考えに基づいている。
この手法は、商品アイテムと売上高、または小売店と売上高の関係などにも応用され、販売戦略にもよく用いられている。
QCQuality Control
製品やサービスの品質を維持し、不良品をなくすための管理活動。全社的な品質管理活動をTQC(Total Quality Control)という。
TQCは具体的にはQCサークル(数名からなる小集団)によって展開される。
5S(5S運動)<ごえす>
「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字をとって5Sという。
もともとは製造部門を中心に、安全や品質向上を目的として取り組まれてきた活動。仕事を進める上での基本的な行動として、製造部門以外でも取り組まれている。
かんばん方式<かんばんほうしき>just-in time production system
生産過程で、在庫を極力持たないようにするための管理方式。
もともとトヨタ自動車が考案したもので、必要なものを必要なときに必要数だけ作る、という考えに基づいていることから、ジャストインタイム方式とも呼ばれる。
納期<のうき>
金銭や品物を届ける(納品する・納入する)期限のこと。「納期に間に合わせる」
リードタイムlead time
商品(サービス)を発注してから納品されるまでの時間。調達時間。製造、物流をはじめあらゆる企業において、リードタイム短縮化への努力が払われている。

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