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  1. 学習と記憶のメカニズム

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学習と記憶のメカニズム

OJTの効果をあげるために、 OJTリーダー(トレーナー、指導担当者) は、学習のメカニズムを踏まえて指導を行えるようになりたいものです。

そこで、適宜このコーナーで、学習という行為を考えるための基礎となる考えや伝統的な理論を紹介していきたいと思います。今回は記憶に関する理論です。

1.学習するということ
  • 学習という行為が成立するためには、以下のことが必要になります。

関心を示す、意識する 興味・関心が高いとそれだけ集中も持続する
刺激を受ける・経験する 外部から何らかの刺激を受ける・経験をする
指導を行うこともこれに該当する
記憶する 外部からの情報を自分の記憶の中にとどめる
わかる・理解する 内容を知覚し、それを理解する
活用する・応用する 新しく獲得した知識や技術を使いこなす

2.記憶のプロセス
  • 学習が行われるためには、その内容を記憶する必要があります。
  • 記憶のプロセスは、以下の3段階に分けてとらえられています。

符号化(記銘) 外部からの情報を、意味に変換して記憶に取り込む
貯蔵(保持) 符号化したものを保存しておくこと
検索(想起) 保存されていた記憶を呼び出すこと

3.持続時間による記憶の分類~短期記憶と長期記憶~
  • 記憶は、それが持続する時間によって、大きく短期記憶と長期記憶に分けられます。
  • 学習効果を高めるには、いかに短期記憶を長期記憶に転換していけるかが重要です。
短期
間隔記憶 ほんの数秒、そのままの形で保持される記憶
  • 知らない外国語のワンフレーズなど、意味がわからなくてもとりあえず反復できるようなもの
短期記憶
(作業記憶)
その場限りの一時的な記憶
  • 人間が短時間で一時に処理できる記憶の限界は「7±2」とされる
  • 短期記憶が持続される時間は15〜30秒程度とされる

長期
長期記憶
  • 比較的永続的に保持される記憶

*参考:二貯蔵モデル

人間の記憶の働きを、長期記憶と短期記憶という二つの貯蔵庫でモデル化したとらえ方。
短期記憶とは、情報を15~30秒程度の間、保存しておくところ。長期記憶は、短期記憶で処理された情報を、知識として長期間にわたり保存しておくところ、とされる。


4.長期記憶の種類
  • 長期記憶は、さらに以下のように分類されます。
宣誓的記憶:
意識にのぼりやすい記憶
  • 言葉などで表現できる記憶のこと、陳述性記憶ともいわれる
  • 宣誓的記憶には以下の種類がある
    →意味の記憶
    (言葉や数字が代表的。知識は意味記憶の集合体)
    →出来事(エピソード)の記憶
    (いつごろ、どこで、何をして、どう感じたか、あるシーンのひとまとまりの記憶)
手続き的記憶:
意識にのぼりにくい記憶
  • 言葉などで人に伝えることが難しい記憶
  • 身体が覚えている記憶
  • 繰り返し実践することではじめて蓄積される記憶
  • 知識や概念の習得は、宣誓的記憶として保持されるまでを目指します。
  • 技能・スキルの取得は、手続き的記憶として、しっかりと神経系に組み込まれる状態までを目指します。

5.記憶を定着させる
  • 人は一度記憶したことでも、時間とともに忘れる存在です。
  • そのため、定期的に学習を繰り返し、記憶の歩留まりを上げていき、徐々に長期記憶へと移行していく必要があります。
忘却曲線

*参考:忘却曲線

ある事柄を記憶した後、時間をおいたらどの程度思い出せるか、についての実験結果を図示したもの。1885年、ドイツの心理学者エビングハウスによって以下のように実験が行なわれた。
まず、一連の無意味つづりを完全に暗記する(原学習)。その後、一定の時間間隔をおいて再び学習し直す(再学習)。その時、記憶がどの程度残っているか データをとる。
さらに、再学習では原学習で要した時間の何パーセントが節約できたかを測定する。この結果をあらわしたのが「忘却曲線」。
一般に、忘却は原学習の直後に急速に進み、それ以後一定の水準を保つとされる。

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