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部下への仕事の任せ方

勇気を持って部下に任せる

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会社員(男性)  2009-11-17

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勇気を持って部下に任せる

私がインテリアデザイナーとして仕事をしていたときのことだ。

図面を見ながら、上司に「ここの部屋に貼ったらよさそうなデザインの壁紙を選んどいて」と指示をされたので「どーせ......」と思いながら、一応自分なりに考えて選んだ壁紙のサンプルを上司に見せた。
するといつものように「う〜ん......」と納得がいかない様子で、さっきまで私が見ていた壁紙のカタログを、私がやっていたようにめくり出す。
(やっぱりね......。と心の中で私)

私よりも一回りほど年が離れたこの上司は、部下に案出しを指示したにもかかわらず、自分が納得いかないとことごとく部下の案をひっくり返してしまう人だった。

しばらくして「この壁紙がいいんじゃない?」と上司。「いい壁紙ですね」と私。
たいして変わらない壁紙だったが、もう仕事が進むんだったらそれでいいや。という気持ちに私はなってしまっている。
なぜなら反論するとへそを曲げてしまい「これがいいでしょ?これだよ!」となるのが
いつものパターンだったからだ。

「いい壁紙ですね」と私に言ってもらえた上司は、「だろ?」と得意満面。
やっぱ俺が見ないとダメだな。とも言わんばかりだった。

私のデザインと経験が未熟だった。という問題もあったと思うが、ここでの問題点は「部下に任せたはずの仕事を上司が奪い取る」ということだった。この頃にはそのやりとりはすでに常習化し、私は何の責任感も感じなくなってしまっていた。
「どーせ......」「"一応"自分なりに」「もう、......それでいいや」などと思いながら、
今思うと最悪のモチベーションで仕事をしていたと思う。

そのような環境の中で感じたのが「自分の意見は通らない」ということだった。
さらに自分の意見を持つことさえ苦手になっていった。
上司の好みを当てることと仕事を円満に進めることだけが上手くなった。
もし「この仕事任せたからね。失敗したら君のせいだからね!」と言う上司だったらよかったのにと思う。
"一応"考えずに、"ちゃんと"考えたのではないだろうか。
相手を納得させられるよう、自分が納得するまで考えていたかもしれない。

私も何年かたつうちに上司となったが、この経験を参考に上司は部下が余程大きなミスを起こさないかをチェックしてあげるだけにし、例えばAかBを選ぶときに上司自身はAだと思っても部下がBを選び、それが大間違いでなければBを採用してあげ、喜びや反省を体験させ成長させてあげるのが上司なんだと思うようにしている。
仕事を任せたのなら、上司はその結果を引き受けるべきだと思う。そのためにはやはり勇気が必要だ。勇気を持って部下に任せるようにしている。
そして、やっぱ俺が見ないとダメだな。と言う上司がいる組織より、俺が見なくてもちゃんと意見・判断ができる組織だから大丈夫!と思える、そんな組織の上司になりたいと思う。


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