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ナビゲートのOJT 〜OJTリーダーの奮闘〜

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ナビゲート[ち]  2007-07-20

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【このケースについて ナビゲートでのOJT〜表と裏〜】

教えること、教わること、これまでいろんな立場からケースを寄せていただきました。
今回はナビゲートで行われたOJTのご紹介です。
教える側、教わる側、立場が違えば思うことも違うはず。でも実際はどうなの......?!
そこで、ナビゲートで教わる側「み」と、教える側(OJTリーダー)「ち」がそれぞれに表と裏になって、ケースを執筆してみることになりました。
日本初?!と思われるこの試み、果たしてどうなることやら。まずは「み」、そして引続き「ち」と、2回の連載でお送りします。
ちなみに、執筆者の両者もサイトに掲載されて初めて相手の書いたものを読むことになります。
どきどきです。

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【OJTへの準備、そして悩み】

「4月に入ってくる「み」のOJTリーダーをお願いしようと思っています」
と「K」から聞いたのは2月中旬だったと思います。
OJTは現場での教育がメインになりますが、まずその準備が必要です。 指導方針の決定、遂行するための計画と指導担当者の選出など......、するべきことは山ほどありました。
OJTリーダーといっても、私がすべて教えるわけではありません。ナビゲートでは皆でOJTを行います。 OJTリーダーは、指導が必要な項目が何かを選出し、各メンバーとスケジュールの調整をしながら、 どのタイミングで何の指導を依頼するかを決め、それがきちんと進むように整えてあげる役です。 進行状況の確認、状況を見ながら計画を変更するも役割の一つです。 OJTリーダーに任命されたといっても、担当業務を免除されるわけではありません。 通常の業務の合間をぬって、準備を進めなければなりません。

まずは、昨年末の忘年会で少し話しただけの「み」を想像することから始めました。
K大卒業、苦学生だったらしい、文学少女で詩人、朗読で受賞したことあり、フランス語準1級、パワフルな母を持つ、基本的には明るく、意識が高くて理論的......「K」からきいた背景や経歴から想像を膨らませます。 彼女にはどのような人生観があるのか、どのような社会人を目指したいのか、 そして、どのような指導を望むのか、気になることがたくさんあります。
相手に合わせて指導方法を変えることができるほどの指導能力が私にはありません。 でも、相手を不快にさせたり、苦手意識をもたれてしまうような指導はしたくないと思いました。 ましてや、新卒、初めての会社勤めとなる「み」にとって、大きな第一歩のはずです。 どんなことでも、初めの印象というのは強く残りやすいので、 良かれ悪しかれ今後の人生に影響を及ぼす可能性があります。 私のせいで、会社というものにマイナスイメージを植え付けてしまったり、仕事というものが嫌いになったり、 人間嫌いになったりするかもしれません。そんな損な人生を歩ませてはならないと思いました。 期待と迷いを持つ門出に、力となれるようなOJTを行いたいと思いました。

そんな考えもあって、案外悩んだのは課題図書でした。
過去に行われたOJT計画をみると、1〜2カ月の期間ごとに2冊程書籍を読んでもらう、という課題がありました。
「K」から、「会社とは何だ!」「新入社員の読むべき本」のような、 社会人としての常識・意識を語る本は避けたいという希望を聞いていました。私も同意見でした。 また、「み」はどちらかというと自ら進んで好きなことをぐんぐん行うタイプと思い、 すでに出回っている「自己啓発」的な本も合わない気がしました。でも、会社というものに対して否定的な本も避けたい。 さらに欲をいえば、「これは学べてよかったな」と思えるようなものにしたいし、 社会人になったからこそ出合う領域への切っ掛けを与えることができればいいなと思っていました。
社内の本棚を何度も見回し、本屋でも探してみたりしました。「K」もいろいろ本を購入してきました。 エントリーはどんどん出てくるものの、その選出がとっても難しい。まずは読まないと......ということで、 片っ端から読むことにしました。休日や通勤時間を利用して、始めはじっくり読んでいたのですが、 それではとても間に合いません。しだいに、さっと目を通すことにも慣れてきて、 一日2〜3冊ほどのペースで確認することができるようになりました。 わかりやすいけど簡単すぎず、つまんないものではなく......選出はギリギリまで続きました。

さて、メインの指導内容についての計画はというと、ちょうど3月は担当業務も手がいっぱいで、 OJT計画に取組み始めたのは3月の中旬を過ぎたころでした。休日返上で、テーマを考えたり、計画を作ったり...... せまりくる4月を控え、急ピッチで進めました。必然と残業も多くなり、3月は60時間を超していました。

【いよいよ「み」の入社】

そして、4月。いよいよ「み」が入社しました。
すでに準備でバテバテ......いえいえ、ここからが本番です。
どんなにきっちりと計画を立てていても、その通りにはいかないことはしばしばあるもの。 これは知っていると思っていたら知らなかったり、知らないと思ったら知っていたり...... まして、いろんな人が関わっていると、教え方も違えば進み方も違います。 予定していた時間より早く終わる場合もあれば、まったく足りない場合があったり。 また、他のメンバーとどこまで指導すべきか意見が違ったり。 通常ではあいまいにしていたことも、指導するとなるときちんと決めなくてはならず、 教える前にどう指導するか立ち戻って考えたり......変更があった都度、改めて考え、順序を飛ばしたり、 追加したり、削除したりと、何度も見直しを行いました。

OJTリーダーで得したことは、新入社員の「み」に接する機会が多いことでしょうか。
私が勝手に思うに、「み」と私の性格・思考は似てるところがあります。それでも、年齢のせいか、時代のせいか、 私が思いもつかないことを感じたり、体験したりしていることがあります。 そういったことが聞けるのはとても楽しいし、新鮮に感じられます。 また、ちょっとした雑談の時に、業務でも規則でも世の中についてでも何か疑問に思ったり、 困ったことはないか、会社が嫌になってしまうことはないかと聞いてみたりします。印象に残っているのは、 「社員一丸となって仕事をして盛り上げましょう」といういわゆる新入社員向けのメッセージに、 やや戸惑いをみせたことです。新しいスタートで「み」はやる気も重々、 でもこれまで大事にしてきたプライベートな時間も確保したい。皆は忙しそうなのに、自分だけさっさと帰っていいのか...... そういうモヤモヤ感があったようです。私自身は、まずは仕事!生活は犠牲になってもしかたないというような、 それを楽しんでいるような意識があります。とはいえ、それは自慢すべきことでもないし、熱意の表れとも思っていません。 むしろ、そういう意識や習慣を見直したいとも思っています。 時間効率を上げて、仕事もしっかりこなしながらプライベートな時間を楽しむ、その方が人間として豊かになると思っています。 だから「み」には、まず自分が今したいと思うことの時間を確保するように、 そして、自分の時間をどう割り当てるのかは、焦って答えをださずともいいのではないかとアドバイスしました。 仕事に対しやりがいを感じる時は、自然と仕事への割り当てが増えるでしょう。 それに、仕事ばかりが会社への貢献というわけではなく、自分の視野を広げることも会社の将来につながるので、 堂々と自分の時間を大切にしてほしいと思うからです。
近ごろの「み」は期待にたがわず、担当の仕事にかかる時間をちゃんと見積りながら 自分の時間も確保してうまく過ごせているように見受けられます。

ともあれ、「み」は基本的に明るく元気よく接してくれるタイプだったので、正直ホッとしました。 初日から気後れせず、分からないことや疑問に思ったことなどは、すぐに質問がきます。 鋭い質問に先輩の方がドギマギしてしまう場面も多々あったのではないのでしょうか。 進捗状況もリーダーの私より綿密にチェックをしていて、「これはまだ教わっていません」と教えてくれました。 お陰で、7月になったいま、予定していた指導項目のほとんどは終了しました。
「み」本人の積極的な姿勢に大いに助けられたOJTとなりました。

「ち」さん「それ間違っています」とか「これはこっちがいいですよ」と教えられたりして、 逆OJTを受ける日が間もなくくるのではないかと、少しおびえながら、楽しみにしています。

*実際に使用した資料の写真をこちらでどうぞ。

【あとがき】

私の場合、OJTリーダーと言っても、上司ではないし、先輩といえるかどうかも怪しい。
私は古くからナビゲートに出入りしているとはいえ、社員として正式に入社したのは「み」より半年ばかり早いだけです。 中途採用ではありますが、OJTの経験は前職で2カ月間、後輩に引継ぎをした経験しかありません。
部屋や業務の都合をふまえ任命されたのでしょうけれど、まだ「ち」自身がOJT中では......と他のスタッフも驚いたことでしょう。

そんな驚きの中で、私はOJTの準備を始めることになりました。困った私が、まず見たのは「ドラセナ」です。 何をやればいいのか?どう進めればいいのか?心構えは?......などなど、 もう数年も前に作ったツールとは言え、かなり充実した内容だなぁと、改めて感心しました。(もちろんこれ宣伝です!)
マシンや入社時の手続きなどの事務的な準備は「よ」にお願いすることができたし、 技術的な指導は諸先輩にお願いできたので、私は主に入社後のスケジュールと課題などを考えることに集中できました。 取りあえず、自分ができることをしよう。困った時には一緒に考えよう、ついでにOJTを一緒に受けようと思って進めてきました。
本文中には、私の奮闘を書いていますが、大変だったのは、他のメンバーも同じ。 そして、「K」やチーム責任者「の」は、私の悩みまで聞かなくてはいけませんからもっと大変だったでしょうね。
はたして「み」はナビゲートにどんな気持ちを抱きながら過ごしているのでしょうか。
私からみると、1週間過ぎた頃にはもうすっかり打ち解けていました。3週間たった頃にはもう半年くらいいるんだっけ? という気がしました。その頃「み」の書いた歳時記によるとまだ10日間くらいの気分とのことでしたが......。 その感覚の差は、準備期間を含めると、受ける側より+1カ月以上は心の準備をしていることからくる差なのでしょうか。 なんだか片思いだなぁ。

現場で指導となると、実際には教えることよりも、繰り返しの作業経験から学んでもらう時間を与えたり、見守ったり、 直したりすることの方が多いかもしれません。そこからどんな疑問や不安を感じるのか。 新人ならではの素直な感想を吸い上げることができれば、そこに会社としての新しい発展も見えるかもしれません。 実はそれがOJTの醍醐味なのかな、とも思ったりします。
ナビゲートは今後も新しいメンバーが増えていくことでしょう。これからいろんな方にOJTを行う機会があるかもしれません。 また、世代の違いや性格の違いなどで、教える側と考えが大きく違うこともあるでしょう。 指導側、受ける側、それぞれ思いも違います。だからこそ、ルールややり方を教える、というだけのOJTではなく、 その現場で一緒に考えて前に進めていける指導ができればよいな、と思っています。


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