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他社のスタッフからも学べた職場

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不動産会社(女性)  2014-12-04

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他社のスタッフからも学べた職場

学生時代に、老舗デパートのエントランスにほど近い「デパートの顔」ともいう位置で、ヘアアクセサリを販売するアルバイトをしたことがありました。
雑貨屋などで売っている物よりは高級で、主な客は仕事帰りの女性が多かった気がします。
狭い一角でしたので、スタッフは平日は1人で十分、土日など込み合いそうな日は正社員と2人体制を取ることが多く、学生である私の都合に合わせた日程にうまくシフトを組んでもらえ助かりましたが、一方でいつも指導ができるスタッフと働けるというわけではありません。
日によってはマニュアルにはないイレギュラーなことも発生し、そんなときでも聞く相手さえいないこともあります。
売り場はそれぞれ違う会社の店舗が集合している状態なので、たとえ隣の売り場でも他社ではありますが、同じ空間で働く仲間という意識が強く、いろいろ教えてもらえることもありました。

例えば会計時。
ヘアアクセサリとはいえ数千円するものも多く、日々そんなにたくさん売れるわけではありません。
自分が接客したものが売れたときはとても嬉しい反面、レジの打ち方はあまり慣れてなくドキドキです!
ましてや、現金だけの会計ではなく「別のデパートの商品券、使えますか?」「あ、商品券で足りない分は現金で払うわね」「クレジットカードでお願いします」など言われると、レジの使い方は私にとって応用編。冷や汗をかきながら、教えてもらえそうなスタッフを横目で探しつつレジに走ります。
なんとか会計業務を済ませお客さまを送り出しほっとした表情の私に、ふと隣の売り場のスタッフが近づいてきて、「さっきみたいなイレギュラーな会計ってドキドキするよね。そういった場合は、少々お時間いただきます、とあらかじめ伝えておくと、多少お待たせしてもお客さまに安心感を与えられていいわよ」と密やかにOJTをしてくれます。

また、一日中立ち仕事で夕方足が疲れてむくんできたときなども、ちょっとした雑談の中で、「疲れてきたら、売り場のレイアウトを変えてみたり商品を入れ替えてみたり、と体を大きく動かすと、お客さまには仕事しているように見えて、実は自分のリフレッシュにもなるわよ」とか、「靴の中にクッション性能が高いインソールを入れておくと全然違うわよ。○○社のが最高!」「お客さまに見えない立ち位置にダンボール敷くと、疲れにくいのよ」など、疲れを軽減するためのちょっとした秘訣をどんどん教えてくれます。
ふと見渡すと、違う会社ではあるものの、各売り場のスタッフの顧客対応やレイアウトなど、見ているだけでもとても勉強になりました。

卒業後は、ある不動産会社の総務スタッフとして働いていますが、たまに「この業務、他社ならどうやってこなしているんだろう」と自分のやり方が気になることがあります。
あのアルバイトのときなら、同じような業務について他社の事例を気軽に聞くことができ、成長できるOJTの場だったんだな、と懐かしく思います。


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