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ナビゲートのOJT 〜新入社員の「もやもやレポート」〜

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ナビゲート[み]  2007-07-19

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【このケースについて ナビゲートでのOJT〜表と裏〜】

教えること、教わること、これまでいろんな立場からケースを寄せていただきました。
今回はナビゲートで行われたOJTのご紹介です。
教える側、教わる側、立場が違えば思うことも違うはず。でも実際はどうなの......?!
そこで、ナビゲートで教わる側「み」と、教える側(OJTリーダー)「ち」がそれぞれに表と裏になって、ケースを執筆してみることになりました。
日本初?!と思われるこの試み、果たしてどうなることやら。まずは「み」、そして引続き「ち」と、2回の連載でお送りします。
ちなみに、執筆者の両者もサイトに掲載されて初めて相手の書いたものを読むことになります。
どきどきです。

■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3月に大学を卒業し、4月から社会人1年生。同じスタートラインに立った2007年度入社組が、3カ月の節目を飛び越えようとしています。まだまだ半人前。だけど、ちょっとは役に立つ?? でも責任は少しずつ重たくなって......。不安と自信、悲喜こもごもの毎日といったところでしょうか。私もそんな新人の1人です。

この3カ月の間に何をどのくらい教わったか、全部はちょっと思い出せないくらいに(!)いろいろなことがありました。
当社では、OJT制度に則った新人教育が行われています。入社してすぐに手渡されたオレンジ色の「OJTノート」には、8カ月間のおおまかな予定表と先輩からのメッセージ、初日のタイムスケジュール、そして最初の2カ月に達成していく課題のチェックリスト(約150項目)がずらり。新入社員研修に出かけてビジネスマナーや敬語を復習したこともありました。当然といえば当然ですが、たくさんの事柄を「教わった」わけです。

ところで、新入社員が教わりたい・知りたいと思っているものの中には、ノートに書かれることのない、もっと根本的な疑念や秘密もあります。これを解決しないことには前に進むのが難しくなるような問題......。
私の場合は「どうやって仕事に向きあっていくか」ということでした。

昨今、数カ月で仕事を辞めてしまう<第二新卒>が話題になっています。「思っていた仕事と違った」「職場の人間関係がよくなかった」「もっと上を目指したい」など、辞める理由はさまざまですが、新入社員なら誰しも他人ごとと思えない部分があるでしょう。職業選択の幅が広がった今、「この会社」以外の可能性を考えることは決して難しくないからです。現に仕事を辞めてしまった友人、仕事に就くことを拒否してフリーターを続ける友人、転職する友人がちらほら見受けられる中で、自分はどうするのか?仕事をどうとらえるか?私の夢は?? 私も自分なりの考えを持たなければと思っていました。

4月のある日、課題として示されたレポートを書いた際に、こうした懸念を抑えられなくなってしまいました。テーマは「新人のころの希望と迷い」でしたが、迷いの部分ばかりがもやもやと膨れ上がり、書き足しに書き足して、OJTリーダーに提出したときには、なんと6千字。いわば「もやもや超大作」です。学生から社会人になるにあたっての葛藤や仕事を続けていくことの不安がまとめられ、実のところ、新入社員らしい明るいレポートではありません。おそらく「なんだこりゃ!?」と思われたに違いないと思いますが、その後のリーダーの判断は的確でした。
数日後、「せっかく一生懸命に書いてもらったから、レポートを回覧しましょう」とOJTリーダー。ええっ!あんな暗いレポートを回覧するの!?と正直びびり、「それから、感想を書くための用紙を作ってみんなに提出してもらいましょう」と告げられ、あ、あんな長いものにコメント!?ご迷惑では!!?......と、私はさらにおびえました。全く予想外の展開だったからです。

叱られるのが恐ろしい反面、たしかに先輩社員の方々がどんなことを考えるのか、興味を引かれるところでもありました。OJTリーダーの「大丈夫」の言葉を信じ、清水の舞台から飛び降りるつもりでコピーを配布、締切を設けて感想文を提出していただきました。
寄せられた感想をおそるおそる開いてみると、共感的なものも、そうでないものもあります。とはいえ、怒りや苛立ちのコメントはありません。賛否よりももっと興味深いのは、書いてもらった具体的な内容です。文体はもちろん、着眼点や理解の仕方にそれぞれの人の特色が表れていて、ちょっとした人物図鑑の相を呈しています。レポートを通じて私の疑問と特徴が皆さんに、コメントを通じて皆さんの答えと特徴が私に伝わったというわけでした。
「なるほど〜」
「フフフ、どうだった?」
「いやはや......面白いというか......」
私が一番強く感じたのは、こういうレポートが許容されることへの驚きでした。社長には社長の、リーダーにはリーダーの、それぞれの人にそれぞれの人の仕事観・人生観があるけれど、お互いのスタンスがかなり尊重されているらしい。そのことが身をもって感じられました。
私のもやもやが完全に晴れたわけではありませんが、これなら悩みながらもゆっくり考えられそう、そして自由に意見を述べられそう......これが、答えのかわりにリーダーの用意してくれていた「答えを出すための職場環境」だったのです。

不安や戸惑いを生むような、ややこしくてデリケートな疑問に対して、ポン!と答えが与えられることはなかなかないことでしょう。また、無理に答えを出しても、本人にしっくりこなければ意味がありません。だからといって、無視することもできない......。新入社員がそうした問題に直面したとき、新入社員の皆さんには胸の「もやもや」を思い切って口に出す勇気を、そして職場の皆さんには、そんな新入社員を受けとめてじっくり育てる寛大さを、ぜひ持っていただきたいと思います。悩んだり、待ったり......といった一見迂遠なプロセスが、仕事への姿勢を形作り、職場の人との対話を、そして自分自身との対話を可能にするのではないでしょうか。

......なんて、偉そうなことを言ってしまいました。仕事の指導だけでなくさまざまなところで面倒を見てくれるリーダーと職場の皆さまに助けられ、どうにかこうにか日々学び、成長しようと励んでいる私です。


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