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反面教師は誰だ?

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製造(男性)  2010-09-08

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反面教師は誰だ?

工場での半年間の実習も終わり、ほぼ希望通り配属された生産技術部門。配属当時、教育担当に就いてくれた上司は、仕事バリバリの40歳。見た目もオールバック風にキメて、話す勢いも早い早い。もともと機械の加工をやってたいらしく、性格も職人気質。見た目は若干コワモテだけど、何もわからない私に苦笑いをしながらも快く教えてくれました。 しかし、 この上司とにかく日本語が苦手なようで、
「この部分の設計、どうすればいいんでしょうか?」
「これはね、前にやったでしょ?同じようにしてよ?」
「いや、それを聞いてるんじゃなくて、こっちの部品の話なんですけど......」
「あぁ、それね。それはこの前渡したカタログに載ってるでしょ?見ればわかるじゃん?」
「いや、聞きたいのはその部品のことでもなくてですね......」
なんて会話がしょっちゅう。菜種が油になるほど話をしても、言いたいことを伝えられず、また上司が言っていることも理解できません。
他の先輩と話をするときは、スムーズにいくんです。どうも周りを見ていると、その上司だけ誰とでもそういう会話になっていて、電話応対を聞いていても、
「この前、それ言ったじゃん」だとか、
「そんなこと言ったっけ」なんて声が聞こえてきます。

また、ある業務で上司に質問をしたときのことです。
「この部品の設計をしているんですが、なんでこの材料なんですか?」
「さぁ?昔からそうだしね」
どうやら理由とかどうでもいいみたいなんですね。大事なのは仕事を流せるかどうか。そういうところで詰まるのはきっと上司にとってナンセンスなんです。

私が仕事を行うことにあたっての基本的な考え方は、何事も要領が大事ということ(それがいいのか悪いかは賛否両論ですが)。そんな私は、だんだん教わっていくうちに、話をするのもイライラする!なんて思いながら、効率よくスピーディーに仕事をするためには、なるべくこの上司とは話をしないようにしようと思うようになりました。
また「仕方ない、将来の私のために、反面教師が身近にいることをラッキーと思おう」と考え直し、とりあえず最小限の関わりで仕事ができればいいやと思っていました。

時は過ぎ、直属の後輩も配属された6年目。いつかの誰かのように希望したかは定かではありませんが、私のもとにも新人が配属されました。やっとのことで直属の後輩もでき、普段よりやる気もでている私。手取り足取り(?)仕事を教えます。
さて、うちの生産技術部門のメイン業務は図面を描くこと。私も、今までやってきたことを教える場面がやってまいりました。
「先輩、ちょっといいですか?ここの設計は、どういう部品を使ったらいいんでしょうかね?」
「これはね、この前の図面みたいに、あれを使ったらいいんだよ」
「それ、なんでその部品を使っているんですかね?」
「ん?ちょっと待ってね......うーん?とりあえず、それでやってくれる?調べておくから」
答えは浮かぶのですが、的確な理由が浮かばないんです。

あれ。これ、なんか前に体験した状況に似てるんじゃない?

そうなんです。入社してからの私は上司を言い訳に、業務をこなすたびに理由を考えずに仕事をしてきたんです。それが実際に教える立場になって、このザマ。これは困りました。同時に恥ずかしくて恥ずかしくて。まさか自分も反面教師になっているとは思わなかったんで、慌てて参考書を買いあさって読みました。おかげで、今はそれなりに答えることができるようになりました。

心底実感したのは、まず、自分に厳しくしろということです。結局、なんだかんだ文句を言っていたって、自分でそれを実行していなければ同じこと。これは、今まで生活してきた中で、同じような経験をしているはずなのですが、繰り返し感じてしまいました。あーかっこ悪い。次に、仕事は50%わかっていればできてしまうこともありますが、人に教えるためには、100%わかっていないとダメだということです。その出来事からは、人に教えることを前提に、仕事をするようにしています。教えるほうも教えられるほうも納得して、気持ちよく仕事をしたいですね!


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