<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>Q＆A</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/atom.xml" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2009-12-21:/faq//22</id>
    <updated>2011-05-06T01:43:49Z</updated>
    
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type Pro 5.12</generator>

<entry>
    <title>業務マニュアルの作成を委託する場合、どこからお願いできるんでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/manual/manual/001594.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2011:/faq//22.1594</id>

    <published>2011-04-28T02:33:34Z</published>
    <updated>2011-05-06T01:43:49Z</updated>

    <summary>企画・構成から、原稿のリライト、作図起こし、各種媒体でのデザイン・制作、納品後の...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>教材・マニュアル制作事業について]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="教材・マニュアル制作事業" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ツール" label="ツール" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マニュアル" label="マニュアル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>企画・構成から、原稿のリライト、作図起こし、各種媒体でのデザイン・制作、納品後の改定まで、ひと通りのプロセスを行えます。もちろん、制作のみのご依頼や、社内のマニュアルの評価・チェックといった部分的なお手伝いも可能です。</p>
<p>なお、これまでで一番多いご依頼が、「社内に古いマニュアルや資料があるが、内容も古くなり文字中心でわかりにくいので再構築してほしい」というものです。<br />
その場合、 古いマニュアル類と、社内通達文書等の関連資料一式をご提供いただければ、それらの内容を照合し、体系的に整理して、最新の状態にいたします。もしISOや内部統制の文書があれば、その内容を踏まえて作成します。<br />
もちろん、ご利用の目的に適した媒体で提供することも可能ですし、社内リリース後の改定のしくみもご提案いたします。<br />
また、「これから新規事業を立上げるのだが、どこから手をつけてよいかわからない」などという場合、分野によってはコンサルテーションも含めて行えますので、ご相談ください。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>100ページ程度のマニュアルを作るのに、どのくらい期間がかかりますか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/manual/manual/001596.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2011:/faq//22.1596</id>

    <published>2011-04-28T02:22:06Z</published>
    <updated>2011-04-28T02:33:30Z</updated>

    <summary>内容、原稿や資料の有無とその程度、納品形態などによって期間はかなり差があります。...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>教材・マニュアル制作事業について]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="教材・マニュアル制作事業" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ツール" label="ツール" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マニュアル" label="マニュアル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>内容、原稿や資料の有無とその程度、納品形態などによって期間はかなり差があります。また、弊社の業務状況にもよります。<br />
もし、すでに原稿があって、制作（DTPやHTMLなど）だけを行うということであれば、さほど時間はかかりません。<br />
ただ、弊社にご依頼いただく案件は、資料を読み込んで構成をご提案するところから始めるものが多いため、その場合は相応の期間を要します。仕上がりが100ページ程度のものであれば、3カ月程度を見ていただければと思います。<br />
ただ経験上、制作期間において一番大きな割合を占めるのは、お客さま側での検証期間です。
特に業務マニュアルは、あらかじめすべての手順や基準について社内的な意思統一が図られていることは珍しく、むしろマニュアルのたたき台ができてから議論されることが多々あります。<br />
特に印刷物の場合は社内での検閲が慎重になる傾向があり、Webマニュアルなどと比べると期間がかかるのが普通です。</p>

<p>なお、ページ数が少なければ期間がかからないかというと、必ずしもそうではありません。膨大な資料からエッセンスを抽出し、数ページのパンフレットにまとめるような場合は、短いフレーズでわかりやすく要点を凝縮しないといけません。ちょっとしたニュアンスによってメッセージの伝わり方が異なってきますから、かえって難易度が高くなることがあります。</p>

<p>制作期間については、ご依頼内容と状況をヒアリングさせていただいたうえで、スケジュールをご提案させてください。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>業務マニュアルを作る場合、いくらくらいかかるのでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/manual/manual/001595.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2011:/faq//22.1595</id>

    <published>2011-04-28T02:18:38Z</published>
    <updated>2011-04-28T02:21:41Z</updated>

    <summary>費用については、ご依頼内容と資料・原稿の状況、仕上がりをもとに個別に算出いたしま...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>教材・マニュアル制作事業について]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="教材・マニュアル制作事業" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ツール" label="ツール" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マニュアル" label="マニュアル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>費用については、ご依頼内容と資料・原稿の状況、仕上がりをもとに個別に算出いたします。<br />
ただ、大まかな目安としては、 企画・原稿から丸々お任せいただく場合は、仕上がり100ページで企画・制作費300万円くらいとお考えください（内容・媒体にもよりますのであくまで目安です）。<br />
もし部分的な作業であれば、例えば原稿整理・文章整形だけであればページ2,000円から、HTMLのコーディングはページ5,000円から行います。<br />
また、弊社の既存商品（例えば「OJT実践ノート」「1st Step」など）のリメイク・カスタマイズで済むことであれば、一から作るよりかなり割安になります。
いずれにしても お見積りまでは無料ですので、お気軽にご相談ください。</p>

<p>なお、業務マニュアルは開発期間が長くかかることが多いため、2カ月を超えるスケジュールになる場合は、着手月より月次でのご精算をお願いしています。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>キャビネットの扉は撤去するのがあるべき姿なのでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/storage/001533.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1533</id>

    <published>2010-12-20T20:43:13Z</published>
    <updated>2010-12-21T05:02:18Z</updated>

    <summary>2つのレベルの考え方を解説したのち、現実のオフィスではどう対応するかという順で回...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="<![CDATA[<003>収納場所について]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="整頓" label="整頓" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>2つのレベルの考え方を解説したのち、現実のオフィスではどう対応するかという順で回答します。<br />
考え方の1つは、キャビネットの引き戸式の扉について、5Sではどう考えられているかという点です。そしてもう1つは5S以外のルールや価値が存在している場合、どう5Sの考え方との間でどう折り合いをつけるかという点です。</p>

<h4>●5Sにおけるキャビネットの扉の考え方</h4>

<p>まず、5Sではどう考えているかについて解説します。キャビネットの引き戸式の扉に関しては、5Sの中の2つの考え方が主に関係します。<br />
第1は、職場の中から一切の不要なもの、すなわちムダを徹底的に取り除くという考え方です。キャビネットの中がきれいに整頓され、管理できているのであれば、扉があっても無くても同じなので、あっても構わないじゃないかという考え方はできます。しかしながら、引き戸式の扉がある場合には、物を出し入れするたびに引き戸を開けて、閉めるという動作が必要となります。引き戸が最初から無ければその動作は必要ないわけですから、5Sの観点からすると引き戸を開け閉めするのは不要な動作、すなわちムダとなります。よって5Sではその引き戸式の扉そのものが不要なものという捉え方がされます。</p>

<p>第2は、職場の中の不具合が目立つようにするという考え方です。扉があっても無くても中がきれいに管理されていれば同じですが、仮にファイルが1冊持ち出されたままになっていたり、不要なものが置かれたりした場合、扉が無いとひと目でわかりますが、扉が閉まっていると気づくのに時間がかかるかもしれません。もう少しいうと、オフィスに行き場所のない物があった場合に、扉付のキャビネットがあるとその中に一時的に隠すことができますが、扉が無いと「ちょい置き」がしづらく、正式な置き場所を確保して納める必要が出てきます。<br />
ホコリについても同じで、扉があるほうがホコリが溜まりづらいのは確かだと思いますが、最下段は多かれ少なかれほこりが溜まります。うっすらホコリが溜まった場合、扉があるとしばらく放置することも可能ですが、扉が無いと目立ちますのですぐにふき掃除が必要となります。<br />
こうして持ち出しや「ちょい置き」、あるいはホコリが目立つようにし、できるだけ早く是正し、正常な状態に戻るようにしようというのが5S流の考え方となっています。</p>

<p>こうして考えると、面倒で手間になる方法をわざわざ求めていることになりますが、ここに5Sの考え方の特徴があります。たとえば、キャビネットに扉が無いと、むき出しになったファイルの表示がゴチャゴチャと目に飛び込み、非常に目障りで落ち着かないオフィスとなります。そうなれば今度は表示のルールを工夫し、統一感があってきれいに並んで見えるように表示をやり直すことを求めます。<br />
あるいは、扉が無いと、すぐにホコリが溜まって何度もふき掃除をしないといけない状態になります。そうであれば、今度はホコリを舞い上げている床をきれいに掃除しようとか、室内にホコリを持ち込む原因を防止しようという方向での工夫を求めます。<br />
こうしてあえて面倒なほうを選択し、徐々にレベルアップを促していこうというのが、5Sがねらっているところとなっています。</p>

<h4>●他のルールと競合する場合の折り合いのつけ方</h4>

<p>しかしながら、職場の中には5S以外にもいろいろなルールがあります。たとえば、危険物や薬品などの取り扱いルールや情報セキュリティに関するルールなどです。販売・サービスの店舗の場合や、社員のストレスマネジメントを重視している会社の場合には、色調や美観などに関するガイドラインなどもあるかもしれません。<br />
たとえば、情報セキュリティのルールでは、機密書類を収納するキャビネットは扉を撤去するどころか施錠管理が義務づけられている場合もあります。また店舗では、デザインコンセプトを崩すような目立った掲示物や表示は禁止されており、収納場所の表示は透明のラベルを使って目立たないように貼るなどの工夫が求められます。<br />
上述したホコリへの対策の手順にしても、衛生面が重視されるところでは決して扉の撤去はしませんし、通りからドア1枚のオフィスでホコリを巻き込みやすいオフィスや顧客への迅速な対応に注力すべき部署では、手間がかかり過ぎる方法を選択するのはあまり得策とも言えません。</p>

<p>つまり5Sのルールは、他のルールと比較すると、優先度は必ずしも高いとはいえません。そのため、5S活動をはじめたら理念重視で硬直的に取り組まないといけないものではなく、それぞれの状況、条件下で最適の管理方法を工夫し、事業や業務が全体最適となるように取り組んでいくべきものだといえます。</p>

<h4>●現実のオフィスでの対応策</h4>

<p>さて、ここまでは考え方を中心に記述しましたが、現実のオフィスではどう対応すべきかという点もふれておきます。なお以降では、わかりやすくするために製造部門、営業部門という対比で記述しますが、基本的には製造だから、営業だからという発想は持ち込まず、個々の職場の性格によって判断することを原則としてください。</p>

<p>製造と営業を一般的な職場を比較すると、製造部門のほうが仕事が時間で管理できており、部外者の立ち入りの少なく、書類も定期定量で発生するものの割合が多く、管理しやすい傾向があります。これに対し営業部門は、仕事の時間管理は取引先との関係で常に狂いやすく、部外者の立ち入りがあるところも多く、非定型的な書類が不規則に発生するため、管理が煩雑になりがちです。<br />
また、製造部門は小さなムダな時間を詰めていくことでコスト削減効果が出やすいのに対し、営業部門はそもそもムダだらけで、扉の開閉のムダを取り除いたくらいでは営業的な効果に表れることはありません。<br />
これらの理由から、扉を撤去したままきれいな状態を保つのは、営業部門のほうが労力を要するはずですし、そうした管理方式に対して営業部門のほうがモチベーションが働きづらいはずだと思います。また、5S以外のルールで5Sよりも優先度が高いものも、営業部門のほうが多いかもしれません。</p>

<p>こうして対比すると、キャビネットの扉を撤去するのは、営業部門のほうが困難度が高く、無理に撤去してもそれほど効果も得られない可能性があります。そこで、職場として抵抗感があるうちはあまり無理をせず、他の箇所でレベルアップが可能なところから優先して取り組むことが現実的かと思います。</p>

<p>ただし、留意しておくべき点が2つあります。<br />
まず、オープンキャビと扉付のキャビとでは、整理整頓が維持される確率はオープンキャビのほうが明らかに高い傾向があります。扉付のキャビでは「ちょい置き」「仮置き」「表示モレ」などが発生しやすいため、きれいな管理状態を保つのはオープンキャビ以上に手間がかかります。つまり、扉を撤去してきれいな状態にするのは面倒ですが、扉を残しておくと長期間面倒な状態が続くことになります。<br />
よってもし、扉付のままきれいな状態が維持できていれば開閉のムダが残ってたとしてもそのままでよしとしてもいいでしょうが、仮に扉付だと「ちょい置き」などが無くならず管理が徹底できなかったり、開閉が面倒だという意見が出はじめれば、改めて検討対象とすることにしておくべきかと思われます。</p>

<p>第2は、営業プロセスの改革という観点です。日本の営業部門は過去数順年間にわたって生産性がほとんど向上されていない部門だという指摘があります。努力をしてないわけではありませんが、需要は伸びずに価格は低下し、顧客要求が年々高度になることでムダな動きばかりが増えてしまったためです。少々努力して改善しても、競合も努力していますので、数字になって表れてきません。<br />
そのため、顧客への対応力やスピードを高めることで競争力を高めようとするなら、あらゆる活動を見直し、営業プロセスを抜本的に改革していくことが必要となってきます。そうしたとき、必ず5Sのような基礎的な部分が問題となり、キャビネットの扉も含めて聖域なく点検することが必要となってきます。</p>

<p>キャビネットの扉の問題は、5Sを徹底するといった目的の範囲ではやってもあまり効果はでないと思いますが、営業部門はより高次の改革が常に求められているはずですので、そういった営業としての目標を意識しながら扉の撤去が必要かどうか、つまり5Sにどこまでを徹底して取り組むかを判断していくべきかと感じます</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>100％とした目標で、わずかにショートした場合はどう評価すべきでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/mbo/assessment/001522.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1522</id>

    <published>2010-12-02T11:51:27Z</published>
    <updated>2011-06-29T06:55:24Z</updated>

    <summary>以下の回答は、MBOの目標と人事評価の仕方という観点にて記述します。「海外工場の...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<004>評価]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="目標管理（mbo）" label="目標管理（MBO）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="評価" label="評価" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>以下の回答は、MBOの目標と人事評価の仕方という観点にて記述します。「海外工場の監査」と書かれている点がやや気になりますが、生産管理や品質管理の観点から考慮すべき問題は触れずに回答します。そのあとで、少し長くなりますが、いくつかの前提条件を置いたうえで、人事制度的な観点より、解説を加えておきます。<br />
その前提で、まず一般論ではありますが、ご質問に対して考慮するポイントと対応策は以下のとおりあげてみました。</p>

<p><b>１．目標が妥当かどうかを検証する。</b></p>

<ul>
	<li>直行率100％というのは、過去の実績と現在の環境（設備、業務量、生産体制など）を踏まえた、達成可能で妥当な目標といえるか。</li>
</ul>
<p>工場全体の目標だと思いますが、階層ごとの責任としてどうかという点や、階層によって数字の厳しさが変化しないかなども踏まえて妥当性を検討します。
妥当な目標であれば、評価は、評価制度のルールに従う方向となります。</p>


<p><b>２．100％以外の目標を設定することが可能かを確認する。</b></p>

<ul>
	<li>仮に現実的でない目標だとした場合に、（会社や工場の方針に反して）100％より低い目標を設定することが可能か。</li>
</ul>
<p>可能であれば、MBOの目標を達成可能性が五分五分程度の現実的なレベルを踏まえて設定するようにします。<br />
ただしその場合でも、ISOで「適合」となるレベル以下の目標はないものとします。</p>

<p><b>３．目標と評価基準の関係を分離し、調整する。</b></p>

<ul>
	<li>100％以外の目標設定ができないか、好ましくない場合は、目標はそのままとしたうえで、多少現実を考慮した基準を設けて評価できるようにする。</li>
</ul>
<p>目標では、100％と掲げてあるが、実際の評価では99％以上であれば目標達成とみなす、といった基準を個別に設けて評価の納得性を確保します。</p>

<p><b>４．目標のつくり方を工夫する。</b></p>

<ul>
	<li>目標を100％と掲げることが重要な場合、それと同等の価値を持ち、かつ現実的なものに置き換える。</li>
</ul>
<p>たとえば、「100％達成月を半期で4回以上。ただしトータル98％以上」などとし、100％をめざす姿勢を維持しながら多少の猶予もある目標を工夫します。</p><br />

<p><b>５．目標のウェイトで調整する。</b></p>

<ul>
	<li>すでに直行率100％がほぼあたり前にできている状態であれば、目標は100％としたうえで、その目標のウェイトを小さくする。</li>
</ul>
<p>それによって、このも目標ではプラス評価もないかわりに、少しショートしてマイナス評価となってもその影響は小さくなります。<br />
一方で、あたり前となってきた直行率以外の目標に注力するといった構図となります。</p>

<p><b>６．目標の指標を分解し、具体化された課題を目標に掲げる。</b></p>

<ul>
	<li>指標を分解するか、不良の発生要因を洗い出し、その1つに焦点をあてた目標とする。</li>
</ul>
<p>たとえば、チョコ停後のマシンの立ち上げのときに不良が発生する確率が高いのであれば、チョコ停の削減を目標に掲げます。（直行率も同時に掲げておいて構わない）
それによって、直行率の維持（改善）に対する努力が評価に反映されるようにします。</p>
<br />

<p>今回のご質問では、MBOや評価のルールによっては、どう考え、対応すべきかが一概にいえない部分もありますし、そのルールによっては選択できないものがあるかもしれません。<br />
ただし、考え方としては、どのように目標をつくれば意欲が高まってよりより結果が期待できるか、またどう評価すると納得感が増し、翌期の意欲的な目標設定を促すことができるかという方向で考えるべきかと思います。</p>

<p>このケースの場合、直行率100％という目標が十分達成可能な数字であれば、あまり問題ではありませんが、仮に現実的でない数字だとしたとき、100％ができなければ問答無用でマイナス評価だとしてしまうと、意欲が低下し、直行率も却って下がってしまうことがあります。これだと経営にとっても得策ではありませんので、多少は現実を加味してやるほうが好ましいといえます。<br />
しかしながら、100％は最初から無理だと決めてしまって安易に低い目標を認めるような習慣がつくと、組織が成長しなくなってしまいます。</p>
<p>
こう対比してしまうとベストな解決策は難しくなりますが、組織の成熟度を踏まえたり、1，2年というスパンでステップを考えたりしながら、少しでも多くの努力を引き出せる方策を柔軟にとっていくのがベターかと思います。</p>

<p><b>○人事評価制度も含めた追加の解説</b></p>
<p>以降では、人事制度上の細かい点も含めて解説を加えてみます。問題が複雑になり過ぎるのを避けるため、前提条件を以下のとおりとしておきます。</p>

<ol>
	<li>MBOは、人事評価のうちの業績評価と連動している。</li>
	<li>目標は1つだけでなく、複数項目ある。</li>
	<li>目標の達成状況によって評価する。</li>
	<li>目標を達成した場合、「標準」の評価となる（3点、60点、Ｂなど）。</li>
	<li>基本的なルールの範囲であれば、評価者に状況対応の余地がある。</li>
	<li>直行率は、最高で100％とする（実務的な数字のとり方は考慮しない）。</li>
</ol>


<p>ご質問の状況は、弊社では「注意が必要な目標」の問題と位置づけています。これは、評価基準が目標の達成率のみ提示されている場合に、評価がしづらい目標が存在してしまうという問題です。<br />
たとえば、評価基準が、目標の達成率をもとに次のように設定されていたとします。</p>

<p>
　　5点：130％以上　　大きくクリア<br />
　　4点：115％以上　　目標以上に達成<br />
　　3点：100％以上　　達成<br />
　　2点：  85％以上　　やや未達<br />
　　1点：  85％未満　　大きく未達
</p>

<p>これらは、売上高のように、うまくいけば目標以上に達成する可能性がある「積上げ型の目標」が想定されています。そのため、件数を減らしたい「不具合件数目標」、単位が％で表現される「率目標」、あるいは「削減目標」「改善率目標」などの場合には、うまく当てはまらないものが出てきます。</p>

<p>なかでも矛盾がでやすいのは、「ゼロ目標」や「100％に近づいた率目標」です。<br />
「ゼロ目標」とは、「労災事故ゼロ」「市場クレームゼロ」といった「0件」以外の目標が立てづらいスローガン的な目標をいいます。過去数年「ゼロ」に近い実績を残している場合は問題は少ないのですが、毎年数件は発生していて、どうしてもゼロとならない場合、目標を設定した時点からマイナス評価が決まっている目標となってしまいます。<br />
「100％に近づいた率目標」も同様で、すでに実績として99.8％など、限界に近づいていてそれ以上の数字を出すのは困難な反面、何かの要因があると一気に落ちてしまう危険性もあるといった数字があります。<br />
こういった数字が主要な目標となっている部署だと、上述したような「積上げ型の目標」を想定した基準に単純を当てはめてしまうと、非常に高い水準で頑張っていた部署ほど、低い評価になってしまうことがあります。
</p>
<p>これらの問題に対応するために、弊社では「評価尺度の設定」という方法を推奨しています。評価尺度とは評価点の物差しをつくることを意図した用語です。そして評価尺度の設定とは、ここまでやったら「3点」、さらにこれもできていたら「4点」といった具合に、評価点ごとの内容を具体的に決めることをさしています。そうなると、評価基準と同義ではありますが、「評価基準」という場合、もう少し幅広い内容を含み、制度の標準の物差しをさすことが多いため、それと区別するために別の言葉を当てました。<br />
その評価尺度を、目標ごとに個別具体的につくっておき、評価における認識の違いが生じないようにしてしまいます。一見大変そうに感じますが、運用ルール次第でそれほどの負荷もなく取り入れることが可能なものです。</p>

<p>この評価尺度を設定するときに、個別事情を加味した尺度設定を容認してしまいます。たとえば、工場全体としては「市場クレームゼロ」を大方針としてうたっていたとしても、あるラインでは例年は5件程度のクレームが出ており、前期は品種が増加した影響でむしろクレームが増える傾向にあったとします。<br />
そうした状況で目標「0件」としても意欲がわかないことも予想できますが、逆に「3件」といった目標とすると、最初から「クレームを3件出します」と言っていることになるので、とても認められません。<br />
そこで、目標の表記は「0件」としたうえで、評価尺度ではいくぶん現実に近い設定を認めてしまいます。下記は設定の仕方を2例あげてみました。</p>

<p>
　　5点：　0件　　   ー<br />
　　4点：　ー　　　  0件<br />
　　3点：2件以内　　1件　　　　　......標準の評価（目標達成相当）<br />
　　2点：4件以内　　3件以内<br />
　　1点：5件以上　　4件以上
</p>

<p>この2つの例を見ると、次のようなポイントがあります。</p>
<ul>
	<li>目標は「0件」なのに、評価の標準の3点は「0件」となっていない。</li>
	<li>点数の段階で、使っていないところがある。</li>
	<li>1点ごとの刻みが均等でない。</li>
</ul>

<p>これらは、機械的に基準を決めるのではなく、数字の価値や意味を考慮して評価尺度を設定したことを意味しています。<br />
いずれにしても、目標と評価の分離を認めるのかが議論にはなりますが、評価制度の形式を重視するより「実利」をとろうとするのが、これを認める背景の考え方です。意欲が向上して少しでも市場クレームが減れば、損益的にもプラスだという発想です。<br />
もちろん、毎年同じように設定するのではなく、2件程度まで減ってきたら、その翌期からは評価尺度でも「3点＝0件」とし、段階を踏んであるべき姿に近づけていきます。<br />
また、安易に使われ過ぎないようにするために、目標と評価の基準をずらす場合に2次評価者の承認などの手続きを入れている企業もあります。</p>

<p>さて、今回のご質問の「直行率100％」という目標は、「ゼロ目標」や「100％に近づいた率目標」に近い問題かと思います。<br />
ポイントは、冒頭の回答の「１．目標が妥当かどうかを検証する」にあげましたとおり、直行率100％というのが「妥当な目標かどうか」という点になるかと思いますが、ここで解説した評価尺度は回答の「３．目標と評価基準の関係を分離し、調整する」に該当する方法となります。</p>

<p>また、業績責任は階層が上になるほど厳しくて当然と考えられます。たとえば、売上高のような積上げ型の目標と「ゼロ」や「100％」といった目標は、階層が上がるにつれて、つまり範囲が広がるについて違った動きをします。<br />
たとえば、営業部の売上目標の場合、3つの課でショートしても、1つの課が目標を大きく上回れば営業部の目標は達成されるかもしれません。ところが、工場の「ゼロ」や「100％」といった目標の場合、4つのラインのうち、1ラインでも不具合を出すと、工場全体の目標は達成されなくなります。<br />
冒頭の回答の「４．目標のつくり方を工夫する」は、こういう数字の性格を加味して目標を工夫する必要がないかという検討ポイントです。仮に4ライン、半期で各6カ月とすると24コマがあることになります。ラインごとにはラインの強弱も加味して6カ月中何カ月で100％を達成するかを目標とし、工場全体では4 ラインの合計か、できればプラスα程度を目標とするといった設定方法です。</p>

<p>このほか、詳細の解説は省略しますが「５．目標のウェイトで調整する」「６．目標の指標を分解し、具体化された課題を目標に掲げる」なども有効な対応策となると思われます。ただし、このあたりになると評価制度のルールも関係してきますし、評価制度自体が良く考えて設計されていないと選択できないかもしれません。</p>

<p>なお、評価制度との関連で選択肢が変わるという点にからめて、あと1つだけ補足しておきます。<br />
上述した「評価尺度」のような方法は、会社の制度となっていなくても、目標面談の中の約束として普通に行われており、評価者にとってはあたり前のことだったりします。そのため、評価者の裁量範囲と考えて良ければ、現場で進めればよいかと思います。<br />
しかしながら、これを人事評価の公式の制度として導入する場合には、評価制度全体の点検し、甘い方向に流れ過ぎないように整合性を検証しておく必要が出てきます。ポイントだけを例示しますと、以下のあたりとなります。</p>

<p>
１．妥当な目標とは何か<br />
 　　・会社の方針か、前年実績か、部署の状況かなど<br /><br />
２．評価基準の刻み方はどうなっているか<br />
 　　・標準の3点は「100％以上115％未満」か「95％以上110％未満」かなど<br /><br />
３．評価後のランクづけの基準<br />
 　　・標準のＢが評価合計点で「60点以上75点未満」か「55点以上70点未満」かなど<br /><br />
４．加点はあるか<br />
 　　・トータル何点くらいあり、加点がつきやすいか<br />
</p>

<p>以上のそれぞれによっては、かなり高いと感じる目標であっても、最終的に評価ランクが決まるまでの過程を検証すると、それほど厳しい結果にはならない制度もあります。そういう場合は、評価尺度のような煩雑なしくみをわざわざ持ち込む必要はないかと思います。あるいは、持ち込むにしても評価が高ブレしないように条件付けをしておく必要があるかもしれません。</p>

<p>評価に関する問題は、処遇が決定するまでにいろいろなロジックが関連していますので、場面場面だけで判断すると意図しない結果となることがあります。そのため、迷ったり何かの案がでてきたときには、人事部門の方にも相談しながら検討することをお勧めします。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>キャビネット内のファイルの整頓はどのようにしているのでしょうか。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/storage/001290.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1290</id>

    <published>2010-02-26T08:50:28Z</published>
    <updated>2010-11-18T09:35:46Z</updated>

    <summary>    5S活動自体では、基本的な考え方はありますが、詳細な整頓方法まで規定して...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<003>収納場所について]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="導入方法" label="導入方法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[
   <p>5S活動自体では、基本的な考え方はありますが、詳細な整頓方法まで規定しているものはありません。整頓についても基本的な条件はありますが、実際
の管理方法は各企業や職場の実情に合わせて工夫するのがベターなようで、弊社もそういった指導スタイルをとっています。<br />
    
「キャビネット内のファイル」を例にとると、不要なものがないこと、誰でもすぐに取り出し、元に戻せること、そして最少労力で維持できること、あたりが条
件です。つまり、キャビネットという空間を「ムダ無く」有効活用することと、ファイルの情報を共同利用できるようにすること、そして維持管理に必要な時間
のムダを最小限にすることですが、これは5S自体の目的に対応したものです。<br />
    
これに対し、整頓方法はファイル自体に表示をすることは最低限のルールになりますが、並べ方はそれぞれ一長一短あり、ファイルの性格や利用状況によって最
適と思われる方法を選択することになります。<br />
    
また、ISOの文書管理基準や情報セキュリティー規定などの他のルールがある場合は、5Sのルールより優先されますので、職場の事情や利用者の利便性にか
かわらず、そちらに従うことになります。</p>
<p>今回のご質問の状況の場合、上述したような別のルールはないものとすると、ポイントは2つほどあるかと思います。1つはキャビネットを「担当
者ごとに割り当てている」という点です。もう1つは、そのキャビネットで全体のルール（abc順）と個人の使いやすさのどちらを優先すべきかという点で
す。<br />
    
前者については、そのキャビネットが個人が主に自分の使うものを保管するスペースとして割り当てられた領域なのか、共有ファイルを管理する領域だがその管
理責任者として担当者に割り振られているのかによって少し差があります。</p>
   <p>個人スペースとして割り当てられているのであれば、その使い方はある程度個人の裁量を認めざるを得ないかもしれません。もちろん、ムダなもの
がなく、きちんと表示もされ、定位置を決めておくといった5S的な管理がされていることは最低限の条件になります。ただし、個人スペースといえども会社が
貸与しているスペースであり、そこに収納されるファイルも会社の資産であることを確認し、決してプライベートな領域ではない前提は了解しておく必要があり
ます。<br />
    
ここでの問題は、本当に個人使用のスペースが必要なのかという点です。個人持ちの資料が多い職場では、そうしたほうが便利とされるところも少なくありませ
ん。ところが、個人スペースを廃止してみると整理が進み、スペースに余裕ができる傾向があります。つまり個人スペースを認めると、どうしてもムダなものを
抱えてしまい、またそのムダにチェックが入りづらくなるという傾向があるわけです。<br />
    
個人スペースを廃止しようとすると強い抵抗にぶつかるケースがありますが、これはそれだけ自由度があり、ルーズにしても許されていることの裏返しですの
で、段階的でもいいので個人スペースをなくしていくことが望ましい方向だと言えます。</p>
   <p>さて、個人スペースではなく、共有スペースであるキャビネットを担当者は管理しているだけという前提に立つと、2つめのポイントである「全体
のルール（abc順）と個人の使いやすさのどちらを優先すべきか」が論点になります。<br />
    
管理方法（並べ方）自体は一長一短ありますのでここでは考慮しないことにします。そうすると、全体で統一ルールにしたほうが使いやすく管理もしやすいか、
キャビネットに収納するファイルの性格によって最適化したほうが使いやすく管理もしやすいかというあたりに議論が絞られます。<br />
    
この場合、そのキャビネットのファイルを「使う人」の範囲が広い場合は統一ルールのほうがベターで、「使う人」が限られていると統一ルールである利便性は
薄れてきます。また、キャビネットごとにまったく異なる性格のファイルを収納している場合は個別に基準を作ったほうが使いやすくなる場合もありますが、同
じ顧客別のファイルを担当者ごとにキャビネットを分けて管理しているようなところは、統一ルールのほうが望ましいと言えそうです。</p>
   <p>実際には個別の管理方式でなければならない理由というのはあまり多くはありません。こじつけのような理由や変更可能な理由が混じっていること
がよくありますので、それらを1つひとつ取り除き、本当に理にかなった理由があるのかを見極める必要があります。<br />
    逆に、統一ルールのほうも合理性を欠いていたり個別の状況に対する検討が不十分なまま決められてしまう場合もあります。<br />
    
また、説明不足や決定プロセスへの参画が不十分なために理解が得られないということも少なくありません。そのため、統一ルールのほうも硬直化させず、個別
の意見を汲み取って改善していく姿勢は必要かと思います。</p>
   <p>少し漠然とした回答になってしまいましたが、5Sの場合、こうでなければならないという絶対的なものは少ないため、個々の状況をよく観察し、
議論し、変えられるところは変えながら、みんなが守りやすく、便利になるルールを作っていくことが重要となります。5Sが完成することによる効果と同じく
らいに、合意形成と改善のプロセスにも大きな価値があるためです。<br />
    
もちろん、妥協して楽な方向に流れては意味がありませんので、あくまで管理レベルを上げていくことを目指しながら議論や改善を進めることが基本といえま
す。</p>
   <p>今回のご質問について言えば、統一ルールに揃えていく方向の議論を基本とすべきだろうと思います。統一ルールにも長短ありますが、組織変更や
異動、レイアウト変更が発生した際に、ムダが少なく、早く新しい体制でスタートできるなど、全体最適となる側面が多いためです。しかし、形式的な統一ルー
ルで個々の効率を低下させると効果がマイナスとなってしまいます。<br />
    
そこで、基本の方向を確認したうえで、それができない理由をどこまでつぶせるか、例外箇所をどれだけ狭くできるかをじっくり議論し、合理的でみんなが納得
できる落とし所を探っていくことが最善かと思えます。<br />
    
回りくどいことは確かですが、そうしたほうが決まったルールが守られやすいし、みんなの理解も深まり、次のステップへの活動の近道となるためです。</p>
   <p>以上、ご質問内容に対し、周辺的なことばかりの回答となってしまいましたが、多少なりとも参考にしていただけると幸いです。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>行き過ぎた5Sはむしろ業務効率を阻害するのでは... 行き過ぎた5Sという考えは正しいのでしょうか。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001289.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1289</id>

    <published>2010-02-26T07:28:23Z</published>
    <updated>2010-11-18T09:36:35Z</updated>

    <summary>5Sに取り組まれている職場を見ますと「かえって不便じゃないかな」と感じることがあ...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>概念・導入上の問題]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>5Sに取り組まれている職場を見ますと「かえって不便じゃないかな」と感じることがあります。実際に業務効率が低下しているとしたら、「行き過ぎ」
と捉えられなくもありません。 <br />
5Sを徹底するために業務効率を低下させていたのでは本末転倒ですので、5Sの目的と業務効率がバランスするように進めるべきと考えられます。ところが、
この「バランスするところ」を決めるのは簡単ではありません。何を不便に感じるかが人によって異なるためです。 <br /></p>   

   <p>例えば、個人の事務机には「仕事で必要なもの」以外は置かない、というルールを作ったとします。この基準なら、仕事で必要なものは置いていい
わけですから不便さはなくなります。 <br />
    
ところが、仕事で必要なものやその量は仕事や人によって差があります。そのため、机に置くものに個人差が生じ、人によっては書類を山積みしてしまうかもし
れません。その状態のまま5S推進事務局がチェックしようとしても見た目では判断がつきません。「これはいらないのでは」と指摘しても持ち主から「これは
必要」と言われてしまえば、あとは不毛な水掛け論を繰り返すだけとなってしまい、「あの人が置いているのなら私も」と次第にものが増えてしまいます。<br />
    
それならと判断を個人に任せるのではなく、職場で「置いていいものといけないもの」の基準を作ろうとしたとします。すると大半のものはすぐに決まります
が、いくつかは延々議論しても意見がまとまらないものが残ります。できるだけメンバーの不満を少なくしようとすると、どうしても基準がルーズなほうに流れ
てしまいます。それでもどこかで線引きされるわけですから一部には不満も残りますし、基準が複雑になれば見た目の管理も難しく、やはり5S全体が乱れやす
くなってしまいます。</p>  
   <p>これらの進め方は、個人の意見も聞いていますし納得性が高い方法ではありますが、膨大なエネルギーを費やしている割に徹底されず、5Sも進捗
したり後退したりを繰り返します。そのムダを感じはじめた企業や職場で生まれた智恵が、個人の意見は聞かず、いったん一番厳しい側に基準を合わせ、そこを
スタートにするという方法でした。<br />
    
基準を厳しくするとそれによる非効率が生じます。非効率は解消しなければなりませんが、まずは基準を維持しつつ非効率を解消できる改善策はないかを考えま
す。そして、どうしても改善策がない場合に限って基準を緩和するという手順を踏みます。この進め方は、議論するポイントを最小限にできることやできあがる
基準も場合分けが少なく一律のものになりやすいというメリットがあります。何より、5Sがより徹底された状態に近づきますし、多くの改善を誘発しやすいと
いう効果も期待できます。 <br />
こうして考えると、現在の「業務効率を阻害」しているのではないかという状況は、「行き過ぎ」というよりむしろ「過渡期的な状況」と捉え、改善を試みる段
階と言えそうな気がします。 <br /></p>   
 <p>＊＊＊ <br />
正直なところ、上記の解説はかなり「強弁」な部分を含んでいると思います。5Sを進めていく過程では、実際に業務効率の低下や表示のための表示がまん延す
るなど、弊害と捉えられる状況が発生しているのは確かだと思います。 <br />
しかしながら、ビジネスの分野では何かを達成しようとすると逆の側面に問題が発生するのも常だともいえます。今回ご指摘の状況も、5Sを重視するという方
針の結果現れている問題だと思いますが、それによって5Sを後退させるのか、多少の不具合はあっても5Sの方針は崩さず改善を目指すのか、政策的な判断に
なるのだろうと思います。 <br />
    ただ、経験上感じますことは、高業績を続ける会社は、5Sを後退させる選択は決してしないようです。</p>
   <p>最後に、個人机に関して2つほど事例をご紹介しておきます。 <br />
    
A社では袖机に重複した書類が多いことから廃止したところ、数名の人が毎朝棚から5、6冊のファイルを出してきて、自分の机の周辺の床に置いて仕事をして
いました。どうしてもそのファイルが必要ということでしたので、オフィス全体のレイアウト変更をして問題を解消しようとしたのですが、1名はそれでも手元
じゃないと不便といってやめませんでした。ところが翌年の担当変更になると、後任の人は床にはファイルを置かずに仕事をしていました。その人によると、常
時参照する資料は決まっていたので、ファイルの分類方法を変更して1冊にまとめたら、机に入ってしまったということでした。<br />
    
B社は、退社時に机上に残していいものを議論し、電話とパソコンだけとしました。内線番号表やカレンダーも要望が多かったのですが、データ化していくなど
して最後に残ったのが、ケーブルにつながり置き場所もない電話とパソコンがやむなしとしました。<br />
    
数年後、情報セキュリティの問題が厳しくなり、全社的にパソコンは退社時に鍵のかかるロッカーにしまうようにという通達が出ました。パソコン用のロッカー
は無いので新規購入するのかと思えば、その置き場所もないため、既存のロッカーを空けてやりくりし、すべてのものがもともとの収納スペースで納まってしま
いました。 <br />
    
すべてのケースでこれほどいくとは限りませんが、どうしても非効率、ムリと思える状況でも工夫の余地は残っていることを表している事例かと思います。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>5Ｓ活動はトップダウンが理想なのでしょうか？　ボトムアップが理想なのでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001288.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1288</id>

    <published>2010-02-26T07:08:25Z</published>
    <updated>2010-03-02T01:55:50Z</updated>

    <summary>こちらについては複数の見方ができると考えます。 例えば、活動の活性化という視点で...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>概念・導入上の問題]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>こちらについては複数の見方ができると考えます。<br />
例えば、活動の活性化という視点では、現場から意見がドンドン上がってきて、現場主体で改善が促進し、また現場自ら自分たちを律していけるボトムアップの
姿は目指すべき一つの方向かと思います。</p>    
   <p>一方で5S活動の運用上の視点で考えますと、ボトムアップに期待するだけでは、現実的にはなかなか進んで行かないという点があります。</p>
    
   <p>例えば、以下のようなケースです。　　
    </p><ol><li>本来業務（主に生産）に比べると、5Ｓは優先順位が下がりやすいこと
　　</li><li>時間や環境などの制約・条件を受けやすいこと
　　</li><li>ある程度の予算措置が見込まれること
　　</li><li>管理職以上の判断や決裁が必要となる事項が多いこと（例えば廃棄基準など）
　　</li><li>到達レベルの基準が職場ごとに異なるため、活動内容にズレやバラつきが発生しやすいこと
　　</li><li>これまでも5S活動に取り組んでは挫折する、ということを経験している場合には、意識そのものが育ちにくいこと</li></ol>
   <p>そのため、活動を本格化・定着させていくには、ある程度トップからの強い姿勢は不可欠となります。<br />
これまでの複数企業での実績から、実際に5Sが順調に進むかどうかの差はそこにあるように感じます。<br />
そのため5S活動（特に初期の段階）の運用では比較的トップダウンで進めていくことが望ましいと考えます。</p>
   <p>
ただし、トップダウンで活動を続けていきますと現場には「やらされ感」のみが植えつけられ、また少しでも5Sの意識が薄くなりますと、途端になし崩しに
なってしまうケースも少なくありません。<br />
そこで、活動初期の段階においてもいくつかのしかけを準備しておくことも重要かと思います。</p>
   <p>例えば、</p>
   <ol><li>改善提案活動制度や表彰制度などとリンクさせる</li><li>活動初期では小さな達成感を多く経験できるための段階を踏む</li><li>一般社員を中心とした５Ｓ推進委員会などを設置することで、実際にはトップダウンでありながらも、ボトムアップ的な活動として運用する</li><li>外部コンサルタントなどを活用することにより、会社と現場の緩衝材的な役割を担わせる</li></ol>
    <p>いずれにいたしましても、ご質問にございましたトップダウンが理想か、ボトムアップが理想か、というよりは、まずはトップダウンで進め徐々
にボトムアップ型の活動により活性化していく、というのが一つの望ましい方法ではないかと思います。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>現場道具を保管している3部署共有の倉庫がいつも物で溢れています。異なる部署の共有化の実現は難しいのでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/storage/001287.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1287</id>

    <published>2010-02-26T07:06:33Z</published>
    <updated>2010-03-02T07:03:59Z</updated>

    <summary>ご質問内容は、5Sにおいてはよくぶつかる状況ですが、ベストの解決策がない難しい問...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<003>収納場所について]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="導入方法" label="導入方法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>ご質問内容は、5Sにおいてはよくぶつかる状況ですが、ベストの解決策がない難しい問題です。しかし同時に、乗り越えなければならない問題でもあり
ます。<br />教科書的に言えば、道具倉庫の完成イメージを共有し、その完成イメージを実現させるという方針を明確にしたうえで、全員で取り組んでいくべ
きとなります。仮に経営トップか、3部署の責任者に当たる人が現場にも詳しくて、「道具は共有管理にする」という方針を明示してくれれば一発で解決する問
題です。<br />
    
ところがそういった判断を下せる人がいないと、議論は水掛け論になってしまいますし、強引に共有管理を進めても現場の人たちの納得を得られてない場合は定
着しません。そのため、多少時間がかかっても、現場の人たちが納得できるように1つひとつ手順を踏んで進めていく根気強さも必要となります。<br />
    そこでここでは、5S自体の活動の手順の話と、どうやれば3部署の人たちで合意形成に近づけるかという話にわけて解説してみたいと思います。</p>
   <p><b>5S自体の活動の手順</b></p>
   <p>ご質問の状況では、現時点でどういう管理方式にするかという完成イメージを共有するのは困難かと思いますが、どういう管理方式にするにせよ、
やるべきことはあります。それを一歩一歩進めながら、問題意識の高まりを待ち、議論できるチャンスをうかがいます。手順としては以下となります。</p>
   <p>1）整理のみを進める</p>
   <p>倉庫がいつも溢れている状態は正常ではありません。また「道具を保管する倉庫」だとすると、そこに資材が持ち込まれていることも好ましくあり
ません。そこでまず、道具の倉庫であることを確認し、その目的と照らして不要なものが一切ない状態を作ります。<br />
    
仮に、資材も置きたいということであれば、本来の資材置き場とは別の場所に分けて置くことの是非を議論したうえで、倉庫内に資材置き場のスペースをとり、
道具の置き場所と資材の置き場所を明確に区分して置くようにしてください。</p>
   <p>2）個人で管理している道具のうち、ダブっているものを返却させる</p>
   <p>この段階で、一気に共有管理に持っていくことは難しいと思いますが、少なくとも個人が同じものを複数もつ必要はありません。そこで、もし同じ
道具をダブって持っているものがあれば、それをすべて返却させてください。</p>
   <p>3）暫定的な置き場を決める</p>
   <p>この状態で一旦暫定的な置き場所を決めて仕事ができる状態にします。ただし、置き場所が決まったら、大まかな表示は進めるようにください。仮
に、一部の個人が自分だけの区画を占有しているとしたら、そこにも「誰々用道具置き場」という表示をしてもらいます。<br />
    
これには2つの意味があります。第１は、守るべきルールを明確にするという点です。どこに何を置くかについては使う人の意見を尊重せざるを得ませんが、置
き場所が決まれば、「すべての置き場所に表示をする」という部分は統一のルールです。この部分はきっちり守ってもらいます。<br />
    
第2の意味は、状況を明確にし、関係者の問題意識を喚起することにあります。もし、スペースにゆとりがあり、倉庫の利用者全員に個人スペースを与えること
ができるのであればそれはそれで1つの管理方法かと思います。しかし、特定の人だけが個人スペースを占有しているとしたら、不公平感や疑問を感じる人が出
てくるはずです。それを期待し、現在どういう状態になっているかが、管理職も含め、みんながわかる状態にします。</p>
   <p>4）道具に現物表示をする</p>
   <p>ご質問にも書かれていたように、番号管理でいいと思います。<br />
    
この段階になると面倒だと感じる人が出る可能性がありますので、誰かが代表して表示ラベルをつくり、共有化されているものにはその人が貼ってしまい、個人
で管理しているものはラベルを渡して保有者に貼ってもらうようにします。<br />
    また、この段階での現物表示はあとでやり直す可能性が高いので、あまり凝らずに手早くやってしまいます。</p>
   <p>5）道具のリストをつくる</p>
   <p>何が、どこに、どれだけ、どうのように管理されているかを明確にします。<br />
    
少し面倒な作業になります。特に「どこに」が問題で、「個人宅」は基本的に認めず、本籍地（倉庫内の棚や区画）を決めるようにしてください。「どのよう
に」とはここでは保有者のことで、共有物か、個人の専用となっているかを指します。個人の専用となっているものは、誰かまで明示してください。<br />
    リストができたら、道具別と保有者別で並べ替えたリストをつくって共有します。</p>
   <p>6）管理方式の基本原則を検討する</p>
   <p>リストを作ることにより、道具の全量、全体像が明らかになっています。そこで、基本は「個人別とするのか」「共有とするのか」あるいは「物に
より個人別と共有を定義するのか」、考え方を明らかにします。<br />
    
もし、全員で同時に使うことが少ないものであれば、個人別である必要はありません。あとは取り出しと返却が面倒かどうかという点だけですが、課題は絞り込
まれません。逆に、どの現場にも、毎日持っていく道具であれば、個人別に与えたほうが効率的と言えます。<br />
    
ただし、個人別とするには、人数分の個数とその置き場所が必要になります。そのため、個人別の方向で検討が進みそうな場合は、人数分の個数を揃えるコスト
や必要スペースも算定し、現実的かどうかも検討に加えます。ここで1つのポイントは、利用方法（ルール）の議論は含めず、どちらがあるべき姿なのかだけに
絞って議論することです。</p>
   <p>7）利用ルールを工夫する</p>
   <p>管理方式についての基本原則が決まったら、その管理方式にしたら、どういう利用ルールになるかを設計します。理にかなった原則であっても、そ
れによって面倒になるのであれば最終的な賛同が得られません。そこで、利用ルールを組み立てみて、面倒になりそうな部分を洗い出して改善策をみんなで考え
ます。<br />
    
利用ルールを組み立てるという点は個人別とした場合も同様です。道具を個人別にするのは管理やルールがいらないわけではありません。日常の使用は個人に委
任されているだけで、道具自体はあくまで会社からの貸与であり、数量の保持と手入れは個人が責任を持って行い、定期的に報告をするようなルールは必要とな
ります。</p>
   <p>8）表示を徹底する</p>
   <p>新たな管理方式のもとで置き場所を再構成したら、今度は表示を徹底して行います。現物への表示も、記号のつけ方や色などを工夫して、返却しや
すく、他の場所のものが紛れ込んでないことがひと目でわかるように工夫していきます。</p>
<p><b>合意形成の可能性</b></p>
   <p>想定される手順は上述した通りですが、もう1つ、改善していくことに抵抗感を持っている人たちとの間で、どうやって議論を深め、合意形成を
行っていくかという大きな問題があります。ここでは、論理的にどちらが正しいかというだけでなく、感情面の問題もあります。この感情処理をうまくできない
と、どんなに正しい主張であっても受け入れてもらえません。<br />
    上述した手順も、合意形成へのプロセスを意識して組み立てたものですが、以下にポイントを整理して解説してみたいと思います。</p>
   <p>1）反対する人たちを理解する</p>
   <p>5S的な改善を進めるときに厄介なのは、ベテランの人ほど、あるいは一定の業績を上げている人ほど抵抗を示す傾向がある点です。これらの人達
は、改善しようとする人から見ると、保守的で、頑固で、時代遅れな人だと映りがちです。しかし、抵抗や反対をする人には、合理的かどうかは別にして、本人
達なりの理由や事情があります。この部分を理解し、共感を示せないと、協力して改善していこうというムードは生まれてきません。<br />
    
彼らは保守的なのでなく、不便だった状況から自分なりに工夫し、現在の便利だと感じるやり方にたどり着いたのかもしれません。ひょっとすると彼らの中には
かつて同じような問題意識を持って改善しようとし、反対にあって断念した経験を持っているかもしれません。<br />
    
管理ができないのではなく、普通の人にはマネできないような煩雑な管理を自分の中だけでやっているような人もいるかもしれません。そういう人の場合、全体
として管理のしくみは必要としていませんし、逆に誰にでもできる便利な方法を導入することには、自分の業績や地位の厳選となっている価値を相対的に低める
わけですから、無意識のうちに抵抗感を感じるかもしれません。<br />
    
しかし、これらの人は決して何でも反対というわけではありません。自分自身もより便利なると感じ、それによって自分の存在価値が低められる心配がなけれ
ば、比較的簡単に賛成に回ってくれることがあります。逆に単純に部分的な管理の仕方の問題点を指摘しただけであっても、その人全体を否定していると誤解さ
れ、感情的にもつれてしまうと、とことん頑固でかたくなにしてしまうこともあります。<br />
    
そのため、現場で地道に努力してきた人がやってきたことは絶対に否定しないことが大切ですし、そう言った人の意見には耳を傾け、尊重していく姿勢が不可欠
となります。</p>
   <p>具体的には、検討を開始する段階で必ず教えてもらう、今のやり方を聞かせてもらうという段階を設けます。そして「なるほど、確かにこの方法だ
とやりやすいですね」「ここまでやられてるんですか、すごいですね」など、良い面を見つけて理解を示してあげてみてください。そうすると、自分のやり方が
ベストだと思ってない人も多いので、「いや、みんながちゃんとルールを守るなら、俺がここまでやる必要はないんだけどね」などと、協力姿勢を示してくれる
こともあります。</p>
   <p>2）結論を決めずに接する</p>
   <p>ご質問の状況ですと、道具を共有管理にするか、個人別の管理にするかという点が大きな論点です。一般的には、共有化を進め、置き場所と返却の
管理をきちんとやるようにしたほうが、道具の数も少なくて済みますし、スペースや管理のムダも少なくなります。しかし、これは一般論でしかありません。ご
質問の状況を読む限り、この一般論が当てはまっている確率が高いと思えますが、絶対にそれがベストだと言える確証はありません。そして、大切な事実は、実
際に長年仕事をやってきた人達が、共有管理にすると面倒になる、やりづらくなると感じていることです。<br />
    
    
この場合、もし結論を持って議論しようとしたり、自分の結論へ誘導するような意見を言ったりすると、相手の人達の警戒心を強くしてしまいます。そして一旦
反論を口にしてしまうと、その発言にとらわれ、あとは自分の主張の正当性を証明することだけに意識が向かうようになってしまいます。<br />
    
そこで、検討を進めるときには、決して結論を決めず、みんなが便利になる方法を一緒に考えましょう、という姿勢で臨むようにします。そしてお互いが合意で
きる部分を大切にしながら、取り組める作業を1つずつ進めていくようにします。<br />
    
上述した手順では、倉庫にものが溢れているという事実や、いずれにしても整理はすべきという点は合意できるはずですので、本格的な議論は焦らずに、まずは
整理によって目指すべき状態に1歩でも近づくようにしていきます。</p>
   <p>3）情報の共有に努める</p>
   <p>改善案を提案する人とそれを受け入れる側の人には、意識やイメージしているものに差があります。そのため時間を費やして議論をしているつもり
でも、そもそもまったく土俵が違ってしまっているということがよくあります。<br />
    
    
提案者は全体を見渡してたくさんのムダを感じているかもしれませんが、個々の作業者の個別の状況や具体的な仕事の手順は見てないかもしれません。一方、改
善案を受け入れる側の作業者は、自分の仕事の状態だけしか見てないかもしれません。また、提案者は5Sが完成したときのイメージを持ち、不要なものが無く
なり置き場所が明確に去れた中での共有管理を主張しているのに対し、作業者側は現在の倉庫のようにものが溢れ、取り出すのにも戻すのにも手間がかかる状態
での共有管理しかイメージできてないかもしれません。<br />
    
合意形成を行うときのポイントは、こうしたギャップを可能な限り埋めていくことにあります。その方策が情報の共有となるわけですが、情報の共有にはデータ
や資料を作ることだけでなく、最終的な完成状態に近い状態を作って実感しやすくしていくことまで含まれます。</p>
   <p>上述した手順で道具のリストを作る作業や、まず整理を行い、暫定でも良いので置き場を決めて表示をする作業などは、情報を共有し、意識やイ
メージのギャップを埋める作業を意図したものです。<br />
    
できるだけ多くの事実を確認し、イメージを共有できてから本格的な検討にはいったほうが、論点が絞られ、効率良い議論が可能となりますし、適切な結論に結
びつきやすくなります。</p>
   <p>4）大原則は全体最適</p>
   <p>こうして書いてくると、抵抗を示す人達に対して、かなり譲歩しているように感じられるかもしれません。しかし、これらのプロセスは決して譲歩
しているのでなく、理想とする姿に近づくため公正で効率的の良い手段なのです。<br />
    
相手を尊重し、1つひとつ手順を積み重ねていくとしても、決して譲ってはならない部分があります。例えば、管理方式をどうするかは検討次第だとしても、
5S自体には取り組むんだという点、また5Sをどこまで徹底してやるかは職場ごとの判断を許しても、ムダがなく乱れない状態にはするんだという点などで
す。<br />
    さらにもう1つ、大原則として「全体最適」を目指すという点も譲ってはいけません。<br />
    
例えば、道具を個人で保管したほうがやりやすい面は多いかもしれませんが、道具の数量が人数分ない状態で一部の人だけが個人で占有してしまうと、他の人は
非情に不便になっている可能性があります。そのため、もし人数分を揃えられないとしたら、一部の人が多少不便になったとしても、これまで不便だった人が便
利になり、全体として効率が上がるほうを選択するようにします。<br />
    
また5Sでは、個々の箇所や物を取り上げると、あるルールを適応させることが実用性や効果という部分では意味の薄いものもたくさんあります。しかし、個別
のところでは意味が薄くても、曖昧さを無くすためとか、全体の管理状態を維持するためという観点に照らすとムダでもやるべきことがあります。こういった部
分でも、個々の事象だけでなく全体最適という観点から要否を判断するようにします。<br />
    
とは言え、全体最適を打ち出したとしても、全員が素直に従うとは限りません。そのため、最後は説得が必要になるかもしれませんが、この最後の段階では強い
意志を持って向き合うようにしてください。</p>
   <p>以上、長々と記述しましたが、奥深く難しい問題のため、これでも十分回答し切れてないかもしれませんが、多少でも参考になる部分があれば幸い
です。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>5S活動に取り組んでいる企業はどれくらいあるのでしょうか？　また5S活動を実施している病院は多いのでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001286.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1286</id>

    <published>2010-02-26T07:04:24Z</published>
    <updated>2010-02-26T07:05:53Z</updated>

    <summary>各企業、あるいは医療機関における5Sへの取組状況についてのご質問ですが、残念なが...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>概念・導入上の問題]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>各企業、あるいは医療機関における5Sへの取組状況についてのご質問ですが、残念ながら実数は把握できていませんので、少し感覚的なところでの回答
をさせていただきます。<br />
   まず5Sに取り組んでいる、いない、ということに関してですが、判断が難しい部分があります。<br />
   
例えば、5Sという言葉を使っている企業と、使っていないけど類似の活動をやっている企業があります。また、全社をあげて取り組んでいる企業もあれば、評
語やスローガンを掲げているだけの企業、各自で自主的にやることになっている企業などもあります。あるいは現在積極的に取り組んでいる企業もあれば、過去
においてかなり積極的に取り組んだ時期があるけれども現在はそれほど力を入れた活動とは位置づけていない企業もあります。</p>
  <p>5Sと類似する言葉としては、6S、4S、3S、2S、整理整頓、ファイリング、清潔活動、クリンリネス、安全衛生、基本活動、それから企業独
自でネーミングした「○○活動」「××運動」などがあります。また特別な名称は用いず、その他の改善活動やISOなどの規格への取り組みの一部に位置づけ
られている場合もあります。これらを全く何もやっていない、言っていないという企業はかなり少ないようには実感しています。<br />
   
ただ、弊社のような機関に声を掛けていただける企業はそれなりに意識が高い企業ですから、ひょっとすると何もやっていないという企業もある程度の割合で存
在しているのかもしれませんが、そういう企業はこの10数年の間にかなりの割合で淘汰されてきたようにも感じます。</p>
  <p>次にどの程度熱心に取り組んでいるか、できているかという点では、かなりのレベル差があります。<br />
   
建前だけで実際には年末の大掃除くらいしかやっていない企業、トップが視察に来るときや叱られたときなどに申しわけ程度にやる企業、比較的重視していて
（うるさく言っていて）そこそこのレベルは維持している企業、かなり本腰を入れて取り組んでいる企業などです。<br />
   
企業という表現を使いましたが、１つの企業の中でも事業所によって差がありますし、幹部の認識と現場の実態とでもかなりギャップがあります。もし各企業に
「重視しているか」「やっているか」と訪ねると7、8割は「Yes」と答えると思いますが、一方でそこそこのレベルにあると言える企業は多く見ても1、2
割程度かなと感じます。さらに本腰を入れて取り組んでいる企業となると、数％程度ではないかと思えます。</p>
  <p>業種で言えば、熱心なのは製造業の工場で、中でも組立系、中でも自動車、家電、電子部品、工作機器などは非常にレベルが高いようです。また、装
置産業でも化学系や薬品系などは力を入れていますし、最近では食品メーカーも、食品を加工している部分だけでなく工場全体、会社全体をきれいにしていこう
という取り組みが増えてきているようです。メーカー以外では、小売や飲食のチェーン、サービス業、建設業などは5Sという言葉は使っていませんが、熱心な
業種です。また物流関係や卸売業でも、基本部分への見直しが進んでいるように感じます。</p>
  <p>こうしてみると、古くから競争にさらされ、勝ち抜いてきた業種ほど、5Sへの取り組みが熱心なことがわかります。コストや品質面を究極と呼ばれ
る域まで追及してきた業界ですが、そのためには基礎から徹底的にやらざるを得なかったのだと思われます。<br />
   
また、危険と隣り合わせの業種、製品の品質や安全に対する消費者の目が厳しくなってきている業種でも5Sの見直しが進んでいます。これまでも品質や安全に
は力を入れていたはずですが、さらにもう一段レベルアップしようとしたとき、基本的なことからやり直そうという機運が生まれてきたのだと思われます。さら
に、何度か倒産の危機を経験したオーナー経営者がいる企業は、5Sという言葉を知らなくても非常に厳しくしつけられている傾向があります。</p>
  <p>おもしろいところでは、ファッションホテルを他店舗経営している企業で非常に重視しているところがあります。競争が激化する中でリピーターを確
保するには客室を清潔に保つことが不可欠で、かつそれを短時間で実施し、客室の回転率を高めるにバックヤードからきれいにし、効率良く作業できる体制をつ
くろうというところに行き着いたようです。</p>
  <p>さて、医療業界に関してですが、こちらも実数は把握していませんが、今5Sへの関心が非常に高まっている業界の1つであることは間違いありませ
ん。<br />
   
弊社への問い合わせ件数でも、医療機関の割合が多くなってきています。医療業界も、この10年から15年くらいの間、経営が厳しくなるにつれて経営コンサ
ルタントを多く活用するようになってきたようです。最初はマナーやCSなどにはじまり、病院の理念やビジョンづくり、効率良く医療を行うための改善活動、
 IT化、目標管理、プリセプターシップ（OJT）など、一般の企業でやってきた活動を、競うように取り組んでおられるように感じます。<br />
   
しかし、もともと医療機関専門のコンサルタントなどそれほど多くはありませんでしたので、他の分野のコンサルタントが参入して一般の企業でやって来た手法
をさほどアレンジすることなく持ち込んだきらいがあります。そのためか、熱心な取り組みの割には成果を挙げていないケースも少なくなかったと聞いていま
す。</p>
  <p>そのうち、経営環境はますます厳しくなり、併せて医療事故や院内感染に関する社会の関心がますます高まってきて、もう一度基礎からやり直そうと
いう考える病院がでてきたのだと思われます。それらもあり、最近では医療機関向けの雑誌やセミナーでも5Sが取り上げられる機会が増えているようです。</p>
  <p>しかしながら、病院としては関心が高まり、問題意識を持つ人も増え、個々には取り組みも生まれ、全般的にはレベルアップしてきているのだとは思
いますが、本格的に取り組んでいる病院となるとまだそれほど多くはないと思われます。<br />
   
また、組織をあげて取り組んでいるという病院でも、看護部門と事務部門は熱心でもドクターは関心を示さないという話も耳にしたことがあります。病院の場
合、組織としての難しさもありますし、慢性的な人手不足の部門もあるようで、5Sのような地道な活動は一気に普及、定着とはなりづらいのだと思われます。
しかし、一般の企業でもそれは同じで、その難しさを乗り越えた企業と妥協した企業で大きな差がついてしまったようなことが、そのうち医療機関でも起きてく
るのではないかと感じています。</p>
  <p>少し余分な話が多くなってしまいましたが、以上を回答とさせていただきます。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>５Ｓ活動をどう進めて行けばいいか分かりません。私は入社４年目の社内ではまだまだ下の者です。上司に対して指示やしつけをやらなくてはいけないのでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001285.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1285</id>

    <published>2010-02-26T07:02:17Z</published>
    <updated>2010-03-02T02:05:55Z</updated>

    <summary>メールを拝見した限り、かなり八方ふさがりな状況であると推測いたしますが、次の2点...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>概念・導入上の問題]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="導入方法" label="導入方法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>メールを拝見した限り、かなり八方ふさがりな状況であると推測いたしますが、次の2点に絞って記述いたします。</p>
<p><b>（１）一般的な５Ｓの進め方（のポイント）</b></p>
<p><b>（２）貴社内での推進方法について</b></p>
<p>まず<b>（１）一般的な５Ｓの進め方（のポイント）</b>について、回答いたします。ここでは、特に活動の導入部分に絞って記述します。</p>
<p>また５Ｓ活動には「こうでなくてはならない」という決まりはありませんので、ここで一例として弊社の進め方に基づいて 解説させていただきます。<br />
5Ｓ活動を成功させるポイントは、全体の活動を複数のステップに分け、一つひとつ着実に実行することにあります。<br />
   その初期の活動となるのは「整理・整頓（２Ｓ）」です。中でも、まずは整理活動から入っていきます。<br />
「整理」では、「いるモノといらないモノ」を分け、不要なモノ、一定期間使用しなかったモノを廃棄していきます。判断に迷うようなものについては「赤札」
を貼り、一定期間保管します。</p>
<p>→ダウンロード<a href="http://www.navigate-inc.co.jp/5S/5s_red.pdf">「赤
札」（pdf）</a></p>
<p>これにより、まずはスペースを作り出すことが重要になります。ここでは、「こういったモノは捨てましょう！」という、大まかな指標を出すと捨て
やすくなります。続いて「整頓」活動に移ります。<br />
   これについても自社内で大まかなルールを決め、それに基づいてモノを 収めていきます。
   
それにより一旦はモノがあふれていない、チョイ置きがない状態を作り出します。また収めたモノに対しては一対表示を行い、「モノが元に戻るしくみ」を作り
ます。</p>
<p>貴社の職場状況にもよりますが、経験的に２Ｓ活動でも半年から１年程度はかかります。 
しかし、この部分が中途半端なまま次の活動に移ってしまうと、問題が積み残されたまま、結局は元に戻ってしまいがちですので、まずは整理・整頓をスケ
ジュールに落とし込み、徹底的に実施することが必要となります。<br />
 なお、詳細な導入部分については、過去のＱ＆Ａなどをご参照ください。→<a href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/index.html">過去のＱ＆Ａ</a>へ</p>
<p><b>（２）貴社内での推進方法について</b><br />
  現実的に部下が上司に対して「指示やしつけ」をおこなっていくのは難しいと思います。<br />
   
そもそも「しつけ」とは5Ｓが習慣づけるために、上司が部下に対して適宜指導するステップを指しています。そこで見方を変え、「５Ｓに参加・実行しない上
司をどのように動かしていくか」という面から解説させていただきます。<br />
部下が上司を５Ｓに巻き込んでいくには、組織的（全社的）な活動にしていくのが近道です。<br />
   
つまり、活動の中心となる組織（5Ｓ推進委員会など）を作り、そこでの決定事項を展開させていきます。これであれば、直接的には部下が上司に指示すること
になりませんので、比較的進めやすいと思います。</p>
<p>ただし、まず最初に、ご自身または有志メンバーで、身の回りの（自分のできる範囲の） 
5Ｓを実施し、周囲に対して見本を示してはいかがでしょうか。
   これだけでも、ずいぶんと周囲の理解も得やすくなり、動きも出てきます。<br />
その上で、最終的に活動母体を組織化し、その委員会の名前で公式の方針・見解として提示して行くことが望ましいと思われます。<br />
   これにより、上司に対して、指示する形ではなく、組織の方針として動いてもらうことが可能になります。<br />
   そこで</p>
<ol><li>まずはご自身または有志を中心に身の回りの５Ｓを実施する  </li>
<li>並行して、ご自身または有志を中心に、５Ｓ推進委員会などを作り、5Ｓの具体的な企画を行う</li><li>企画の承認・決済を上司または委員会にお願いする</li><li>委員会として公式に通知する</li></ol>
<p>以上の方法が考えられます。</p>
<p>以上簡単ではございますが、回答とさせていただきます。<br />
   貴社自身も５Ｓを初めていうことであれば、まずは５Ｓの概要や基本、全体像について、全社的に理解しておく必要があるかもしれません。<br />
   なお、弊社では全社員を対象とした研修なども企画できますので、また何かございましたらご相談ください。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>５Ｓ活動を行っていますが、なかなかうまくいきません。特に躾・清潔のことがよくわかりません。そして評価はどのようにしたらよいでしょうか。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001284.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1284</id>

    <published>2010-02-26T07:00:53Z</published>
    <updated>2010-03-04T00:53:37Z</updated>

    <summary>清潔・しつけについて 弊社では5S活動の中で具体的な活動を、整理・整頓・清掃（3...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>概念・導入上の問題]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="導入方法" label="導入方法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="評価" label="評価" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p><b>清潔・しつけについて</b><br />
弊社では5S活動の中で具体的な活動を、整理・整頓・清掃（3S）と位置づけています。<br />
   「清潔」とは、3Sが徹底され、維持できている状態を指し、「しつけ」とは、その清潔な状態が維持されるよう習慣づけていることを指しています。<br />
   しかし、それではいささか概念的であるため、現在ではより具体的な活動として落とし込み、各社で展開しています。</p>
  <p>「清潔」では、3Sが維持されている状態であると、前述しました。<br />
   しかし、一旦きれいになった状態でも、時間が経つと少しづつ乱れはじめたり、元の状態に戻り始めます。<br />
   つまり現状維持の状態では、5Sはすこしづつ後退してしまうことになります。<br />
   そこで「清潔」活動とは、3Sのレベルアップ活動と位置づけています。<br />
  具体的に3S活動に照らして解説します。</p>
   <p>まず整理・整頓（2S）については、
   </p><ul><li class="bul3">「モノがあふれた状態をなくす」「モノが元に戻るしくみを作る」という視点から</li><li class="bul3">「異常な状態が」「モノの状態が」「モノの数量が」「仕事の状況が」</li><li class="bul3"> 一目ですぐに誰にでも分かる管理にしていく「目で見る管理」という活動へ落とし込みます。</li></ul>
   
    <p>例えば、在庫について、整頓では置き方、置き場所を決め、表示をしますが、「目で見る管理」では、さらに在庫数量や発注単位などをルール
化、明示化し、乱れない状態を作り出します。<br />
次に、清掃については、いま行っている清掃活動の工数を減らしても、きれいな状態が維持されるように、汚れそのものの発生源を断つ「発生源対策」などを
行っていきます。</p>
     <p> このように清潔では、3Sを常にレベルアップさせながら、きれいな状態を維持する活動として位置づけています。<br />
  これに対し、しつけでは、3Sが乱れる原因についての分析・教育・指導・仕組み化を行っています。<br />
    こちらについては過去お寄せ頂いたＱ＆Ａに類似のご質問がございますのでこちらをご参照ください。</p>
<p class="titli">＜過去のＱ＆Ａ＞</p>
<ul>
<li><a href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001280.html">しつけの具体的な活動とは？</a></li>
</ul>
   <p>簡単に記述すれば、「元に戻らない状態」があった場合、「元に戻らないのか」「元に戻さないのか」を分析します。<br />
   「元に戻らない」場合、ルールが曖昧だったり、ルールそのものがなかったりする場合がありますので、ここをルール化・しくみ化します。<br />
   「元にもどさない（人がいる）」場合は、管理者が適切な指導を行います。</p>
   <p><b>評価について</b><br />
 少々具体的なご質問内容が分かりかねますが、清潔・しつけの状態を評価するには、具体的に3Sの状態をチェック（評価）することになります。<br />
   
さらに弊社が依頼企業をチェックする場合、3Sの状況をチェックするのに加え、「どんな改善を行ったか」というアピールや職場なりのアイデア・創意工夫な
どを加点評価していきます。<br />
   こういった点を評価することにより、活動そのものへの面白みややりがいを感じていただくことに工夫しています。</p>
  <p><b>なかなかうまくいかない、という点について</b><br />
ご質問の中に、「なかなかうまくいかない」とございましたが、単に「"5S"をやれ」というだけでは、なかなか進んで行かないのが現状です。<br />
   やはり一つ一つの活動を着実に実行していくことがポイントとなります。<br />
   弊社ではまず2S活動に焦点をあてたサポートもおこなっています。</p>
 <ul><li><a href="http://www.navigate-inc.co.jp/training/program/w_ken02.html">2S（整理・整
頓）コース</a></li></ul> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ルールを守ることのなかなかできない会社を指導しているので、しくみを作るしかないのかと思っていますが、まず、守らせるように指導するほうが先なのでしょうか。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001283.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1283</id>

    <published>2010-02-26T06:57:59Z</published>
    <updated>2010-03-02T02:39:46Z</updated>

    <summary>いただいたメールから以下のような状態であると推測し、それを前提に記述させていただ...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>概念・導入上の問題]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>いただいたメールから以下のような状態であると推測し、それを前提に記述させていただきます。</p>
  <ul><li>ルールはあるのに、なかなか守られない</li><li>そこでしくみにより、物理的に置けない状態を作り出そうとしている</li></ul>
  <p>ご質問に書かれていたようにあったとおり、しくみによって物理的に置けない状態を作り出すことは、非常に重要な視点だと思います。<br />
   ただし、今の状態ですと、即効性の効果は期待できますが、結局のところイタチごっこになるのではないかと思います。<br />
   
なぜなら、意義や目的を意識できていない状態では「置けないしくみ」を作ったとしても、置けなくてはみ出したモノは、おそらく、そこ以外の場所に置かれる
だろうと思われるからです。</p>
  <p>「ルールを守ることのなかなかできない会社」だからこそ、5Ｓに取り組んでいると 
推測しますので、まずは徹底した指導が必要ではないかと考えます。<br />
   
5Ｓは整然とした職場を作り出す活動ではありますが、5Ｓを通じて、当たり前のことを当たり前に実行する、基本を徹底する、指導する力（マネジメント力）
を養う、といった効果を狙った活動でもあります。<br />
   5Ｓが定着するためには粘り強い指導が必要ですが、5Ｓが根づいた、きれいな状態が作られた職場は乱れにくくなります。
 <br />
  そこでせっかくルールがあるのであれば、まず「なぜルールがあるのに守られないのか」を議論してはどうでしょうか？
  </p>
<p class="titli">例）</p>
  <ul><li>ルールに対して納得していない、守る気がないのではないか</li><li>ルールがあいまいではないか</li><li>ルールを知らないのでないか</li><li>物理的にモノを減らすことはできないだろうか</li></ul>
  <p>これにより守られない理由、指導のポイントが明確になってくると思います。</p>
  <p>ちなみに弊社では、まず自分たちでルールを作り、自分たちで作った ルールを守るように指導をしています。<br />
   このプロセスを通じて、いつしか5Ｓを自分たちの活動としてとらえていく、 しかけを行っています。<br />
 以上、ご回答とさせていただきます。</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>整理整頓の際に、全く置かないのも一つの手段ですが、それがすべてなのでしょうか？例えば、時計、モチベーションアップのアクセサリーなどは、おいて良いという指導をしていますが、それでは徹底できないのでしょうか？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001282.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1282</id>

    <published>2010-02-26T06:51:05Z</published>
    <updated>2010-03-02T02:42:06Z</updated>

    <summary>まず、5Sには「こうでなくてはいけない」という絶対的な基準があるわけではありませ...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>概念・導入上の問題]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>まず、5Sには「こうでなくてはいけない」という絶対的な基準があるわけではありません。<br />
   
それぞれの会社や職場で「こういう管理をするのが現実的で、きれいな状態が維持できる」というルールを作って運用するのが良いかと思います。仮に"標準的
なルール"というのがあるとするなら、それに創意工夫を加えた自社なりの、あるいは職場内での"ローカルルール"を作って運用しても構いません。<br />
   そのかわり、自分たちでルールを決めたら、それを徹底的に守るという姿勢は重要です。<br />
   <br />
   
ただ、最初から"ローカルルール"を作ろうとするとなかなか意見がまとまらないばかりか、どうしてもルールが甘くなったり、あいまいになったりしがちで
す。そこで、5Sに取り組むときには、最初は多少窮屈でも"標準的なルール"にしたがって展開されることをお勧めしています。<br />
   
これは、ルールを決めるのに時間がかかるというのもありますが、多少厳しいルールを用いて取り組んだほうが5S活動自体が進むためです。例えば、「棚の
上、机上、机の下にはモノを置かない」とすると、あふれているものが収まるまで整理を進めスペースを確保しようとする方向の意識が生まれます。ところが最
初から「必要なものであれば置いても可」としてしまうと、モノを片付けない理由を探す方向の意識が働き、何とか納めようという努力が生まれません。<br />
   
もし、"ローカルルール"を作るなら、ある程度取り組んでみてどうしても収まらないモノや置いておいたほうが良いモノが残った段階で、その理由を確認し、
ルール化するのが望ましいかと思います。もちろん、"ローカルルール"と言えどもきちんと明確化（明文化）し、周知させる必要があります。
<br />
ところで、机上に関する整理整頓の"標準的なルール"は、以下のあたりとなっています。
</p>
   <ul><li>勤務中は、必要なものを机上に置いて作業をして構わない。</li><li>休憩時間や離席するときは、資料や文房具などを机上できちんと整えて、離散しないようにする。</li><li>終業時や外勤時は、全てのモノをしまって、机上に何も無い状態にして退出する。</li><li>ただし、電話とパソコンなど、ケーブルなどとつながり設置されている状態のものは例外とする。</li></ul>
   <p>これらのルールは、あるべき論として決められた'非人間的で融通のきかないもの'では決してありません。むしろ多くの企業において整理整頓に
取り組む過程で落ち着いてきた'最も徹底できるルール'で、それなりに経験や理由がある「ノウハウ」のように思います。<br />
   そこで、いただいたご質問の中にあった「時計、モチベーションアップのアクセサリーなど......」という部分と併せて考えてみたいと思います。<br />
   
上述しました通り、これらは各職場でルールを明確にしてそれを必ず守るという運用ができていればなんら問題はありません。ただし、そのルールを作るときに
人によって判断に差が生じないようにしておくことが重要です。
   <br />
   
例えば、「効率があがるモノ」「モチベーションがあがるモノ」なら可としたとします。ルールを決めたときには、時計とちょっとしたアクセサリーを想定して
いたとしても、人によっては、</p>
<ul><li>効率があがるモノ：電卓、卓上カレンダー、翌朝1番に手をつける資料......</li><li>モチベーションがあがるモノ：家族の写真、動物の写真、目標カード、何かの記念品......</li></ul>
 <p>  
 などと、際限なく広がってしまう可能性があり、結局本人が「効率があがる」「モチベーションがあがる」と主張すれば何でもOKとなりかねません。
   <br />
   
一方、「時計とアクセサリー1個までなら可」としたとします。すると「なぜ時計はOKで卓上カレンダーはダメなのか」「アクセサリーは1個でなく2個でも
いいじゃないか」などと疑問が生じ、これらにはなかなか明快な回答ができなくなります。そうすると次第に「じゃあ、コレとコレとコレとコレまでなら可」と
いうふうにルールが広がりかねません。
   </p>
   <p>
   
もちろん、自社の社員であれば常識的な範囲は守られるはずだとは思いますし、上述したような「へ理屈」的なことをいう社員はそれほどいないとは思います。
しかしながら、ルールを緩和するとそこに「乱れる原因」を作ってしまっていることはよくありますし、「この程度なら」と思ったことが思わぬ展開をしてしま
うことも少なくありません。
   <br />
   5Sで言われている"標準的なルール"は、そういう経験を重ねる中で落ち着いてきたものが多くあるように感じます。<br />
   
例えば、効率化やモチベーションアップに関連するモノは認めてもいいが線引きが難しい。そこでよく考えてみると、それらの理由は終業後には関係がないはず
で、それならば不可としよう。また、企業によってはノート・パソコンも終業時にはラックにしまうというルールにされているところもありますが、残ったケー
ブルの後始末や翌朝の準備を考えると非効率のほうが大きい。ならば、「設置されているもの」という基準で可としよう、という具合です。<br />
   
"ローカルルール"を作る際にも、まずは「何とか無くせないか」という視点で考え、認める場合にも「合理的理由はあるか」「広がらないか」などの検証をし
ておく必要があります。</p>
   <p>
   以上長くなりましたので、最後にもう一度整理しておきたいと思います。<br />
   
冒頭で記述した通り、5Sに絶対的な基準はありません。しかし、5Sを徹底的に進めるためにもいったんは他社のノウハウが詰まった"標準的なルール"を採
用してみることを推奨します。<br />
   
そのうえでもっと自社や自職場に適したやり方が見つかれば、それを"ローカルルール"とするのは差し支えありません。ただし、そのルールを定める際の視点
を間違えないようにすることと、決めたらそれを明示し、徹底することが、5Sを進める上では何より重要だと感じます。
</p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「職場の管理レベル診断」の中で「会議で決まったことがなかなか徹底されない」 「何かの取り組みをはじめても、なし崩しになる」は、何かの取り組みをした結果改善すると考えた場合、具体的な例を教えてください。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/5s/concept/001281.html" />
    <id>tag:www.navigate-inc.co.jp,2010:/faq//22.1281</id>

    <published>2010-02-26T06:48:13Z</published>
    <updated>2010-03-02T02:47:06Z</updated>

    <summary>この2つは、5Sができていない職場で見られる傾向として、チェックリストに加えさせ...</summary>
    <author>
        <name>navigate</name>
        <uri>http://www.navigate-inc.co.jp/cgi-bin/mt51/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=22&amp;id=3</uri>
    </author>
    
        <category term="<![CDATA[<001>概念・導入上の問題]]>" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="5s" label="5S" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.navigate-inc.co.jp/faq/">
        <![CDATA[<p>この2つは、5Sができていない職場で見られる傾向として、チェックリストに加えさせていただきました。裏返せば5Sに取り組んでいくと次第に改善
されていく傾向があるものと位置づけております。<br />
   
つまり、ご質問の「何かの取り組み」は「5S活動への取り組み」となるわけですが、ここではこれらが5S活動とどのように関連しているのかについて解説さ
せていただこうと思います。</p>
 　<p class="titli">［チェックリスト設問文］　　</p>
 <ul><li>「5.会議で決まったこと、通達などが、なかなか徹底されない」</li><li>「22.何かの取り組みをはじめても、いつの間にか、なし崩しになることがある」</li></ul>
  <p>このような状態が発生してしまうと、「風土が問題」という指摘がなされます。風土と言ってしまうとかなり漠然としてしまいますが、5S活動に取
り組んでいくと、この風土の中のある側面には少なからず影響が出てきます。</p>
  <p>5Sで対象としている整理、整頓などは極めて当たり前のことであり、それをやること自体は決して難しくはありません。毎日当たり前にやっていれ
ば、決して乱れることがないはずです。<br />
   
ところが、当たり前とわかっていながらも、やってもやらなくても目先の業務に支障がないこともあり、つい先送りしてしまいがちなことでもあります。これを
繰り返していると、面倒なことは先送りしておこうという習慣が身に付いてしまいます。<br />
   
そればかりか、当たり前で簡単だったはずの整理、整頓などが、膨大な時間を必要とする仕事に化けてしまいます。最初は、明日やればいいやとか、その気にな
ればいつでもできるとか思っていたのに、いざやろうと思っても簡単にはできない状態になってしまいます。<br />
   
こうなると、やって当たり前のことほど言い訳や屁理屈が増えてきます。やろうと思っても簡単ではなくなっているわけですから、言い訳で自己弁護するしか手
がないわけです。<br />
   
一方監督する立場の人も、言い訳だとわかっていても物理的にできないものは認めざるを得ません。その結果、言い訳が通ってしまう組織となってしまいます。</p>
  <p>会議で決められることや通達で出されることは、日常の整理、整頓などよりは難しいものが少なくありません。またこれらは「やって当たり前」とい
うより「やらざるを得ない」ことであるはずですから、当然みんなやるはずです。<br />
   
ところが、物事を先送りする習慣がついた組織や言い訳がまかり通る組織では、そうはいきません。5Sすら徹底できてないわけですから、難しいことや面倒な
ことが徹底されるはずがないわけです。</p>
  <p>これまでやっていなかった職場で本格的に5S活動に取り組むとなると、全てを一気にやれませんので、計画を立て、1つひとつ着実にやっていく必
要が出てきます。<br />
   
忙しいときには5Sなど後回しにしたいところですが、それを許すと5Sの状態が後退してしまい、計画が前に進まなくなってしまいます。そのため、5Sでは
無理な計画を立てる必要はありませんが、決めたことは必ずやるということを徹底せざるを得ません。<br />
   
こうして5S活動に取り組んでいるうちに、職場内にある種の規律が芽生えはじめます。それによって、このような風土そのものの改善にもつながっていくと考
えられます。</p>
  <p>さて、風土という漠然とした問題から取り上げてしまいましたが、もう少し具体的に着目すべき点があります。それは、何かをやろうとするときの時
間と工数が、想定と実際でズレるという問題です。<br />
   
会議などでは最初からできないことを決めているわけではなく「このくらいはできるだろう」「これはこのくらいの時間や工数をかければできるだろう」という
判断のもと決定されているはずです。<br />
   ところが実際にやってみると、想定以上に時間や工数がかかってしまうことがあります。取り組みの過程で多くのムダが発生してしまうためです。<br />
   
例えば段取り時間が予定よりかかったり、もの探しの時間が発生したりすること。打合せミスでやり直しが起きたり、共同作業者とのタイミングが合わず手待ち
が発生してしまうことなどです。<br />
   これら1つひとつは大したことなくても、ムダがムダを呼び、すごく大きなロスとなってしまいます。<br />
   
１つのことが予定より遅れたり完成できないため、仕掛かり中の案件が増えてしまいます。そのうち次の案件・テーマが入ってきますので、前の案件はうやむや
にせざるを得なくなってしまいます。<br />
   5Sができてない職場ほどこのような傾向が激しく現れます。 
もの探しの時間や、打ち合わせたことを誰かが守らないということが多かったりで、悪循環を繰り返すためです。</p>
  <p>5Sは単にきれいにするという活動ではなく、職場の中からムダを無くしていくことに通じる活動です。<br />
   大きな改善とはいきませんが、まさしくムダな物、ムダなスペース、ムダな時間を無くしていきます。<br />
   風土という漠然としたことだけでなく、何かを確実にやり遂げていこうとするとき、具体的なところでも効果につながっていると考えることができます。</p>
  <p>いろいろな改善に真剣に取り組んできた企業では「最後は結局5Sの差」とか「5Sに始まり5Sに終わる」という人が多くいます。<br />
   つまり、5Sはいろいろな改善の基礎となる活動であり、難しい課題に取り組もうとするほど5Sの状態に影響されるというわけです。</p>
  <p>　　→5Sコーナー　<a href="http://www.navigate-inc.co.jp/5S/5s_checkSpr.html">「職場の管理レベル診断」</a></p> ]]>
        
    </content>
</entry>

</feed>

