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新入社員の時間感覚


[み] 仕事・職場

「どうして時間は過ぎるのかなあ」なんてぼんやり考えている間にも、やはり時間は容赦なく流れるのであって、気がついたら入社から3週間が経過してしまいました。
遅ればせのごあいさつになりましたが、新入社員の[み]と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
それにしても、まだ「10日の気分」とはどういうことでしょうか。私の時間があまりにゆっくり過ぎるため、カレンダーのひるがえる速度についていけなかったのか。それとも、私の時間があまりに早すぎ、本来なら3週間かかるはずの道のりを精神的には10日で疾走したということか。みなさんは、どちらだと思いますか?

小学生の頃から「老いるのが不安」というおよそ子供らしからぬ少女だった私は、気がついたら「もう2週間もたってる!早いなあ」というのが心底いやでした。そこで、かかるはずの時間と実際にかかった時間をよくよく比較して、2週間なら2週間という時間の「もとをとる経験をしたかどうか」と自問したものです。時間泥棒と対決する『モモ』や、勘定ばかりの大人を批判する『星の王子さま』にあこがれながらも、私は「人生の末期には寿命までに生きた時間を存分に噛みしめたい」と願っていたのです。彼女からすれば、今の私の時間の使い方は、どちらかといえば損しているように見えるでしょう。

しかし、時間を存分に活用すればするほど、あとから振り返った際に「えっこんなにたってる」という心外さを伴います。逆に、じっと時計を見つめている方が時間はゆっくりと過ぎていきます。それが時間を計る「そろばん」ならなおのこと。さらに時々刻々変化する「空の色」と「雲の形」を眺めるなら、もっと効果が期待できます。少女時代にはこうした天球の様相が何より好ましかったわけですが、いつのまにかそれでは飽きたらなくなってしまいました。時間が過ぎることを忘れるくらい、ぜいたくに生きてみたい、という反対の欲求がわいてきたからです。

じっくり使う。ぱーっと使う。けちけち使う。さっさと使う。どの時間の使い方にもそれぞれの充実感があるように思えます。というより、時間はどう使うかに関わらず過ぎてしまうので、ほったらかしておくしかないのかも......。そんな諦念にもとづいて今日も出社し、あっという間に1日が終わってしまいました。
「えっもう年末!?」の一言が、猛スピードで1年を駆け抜けた大人のせりふとしてよく聞かれますが、これからも同じ時間の波にのって、10日のつもりが3週間、ひと月後には4カ月、1年いたらもう3年!という浦島スピードを維持することが、社会人になった今の私にはふさわしいのかな、と思います。

お風呂上がりにのんびりこの文章を書きながら、そろそろ1時間が経過してしまいました。明日のためにも眠らなくちゃ、というわけで、続きはまた時間の許すときに。まだ1時?もう1時?を考えながら、目覚ましをセットして......。それでは、おやすみなさい。

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