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のんびり、一人でまわる動物園


[よ] 日常生活

動物園といえば、家族や友達とまわる、というのが多いかと思います。私もこれまでそうでした。
しかし先日、娘の動物園でのイベントに引率し、その待ち時間として、はじめて一人で園内をまわることになりました。
家族や友人たちと楽しそうに見ている人たちを横目に自分のペースでのんびりじっくり動物たちを観察するのは不思議な体験でした。

最初に見たのはレッサーパンダです。ちょうど食事タイムだったようで、飼育員さんから彼らの好物や習性などちょっとした知識もレクチャーしてもらえ、一人で「ほうほう」「なるほど」と小声でうなづきながらじっくり観察。
2頭は人間の年齢に換算すると相当なおじいさんおばあさんらしいのですが、どう見ても小さくて可愛らしいレッサーパンダです。
私も彼らのように可愛らしく年を重ねたいと思いながらレッサーパンダに別れを告げます。

次は猿やゴリラのコーナーです。
今年は申年!ということもあり私の中では興味津々なのですが、ゴリラたちはどうやら不機嫌のようで、突然大声を立て激しくけんかを始めました。愛らしいとはいえ体も大きいため、おりの中だから決して出てくることはない、とわかってはいてもすごい迫力で、見ている私たちにもなにか被害が飛んできそうな勢い!お互い大声で何やら叫んでいるので、別の動物を見ていた人たちも驚いたように集まってきました。
おりの中で一日中暮らす彼らにとって、お互いに機嫌が良いときも悪いときも同じスペースで過ごさなくてはなりません。人間なら、ちょっと外出するなど別々の場所で頭を冷やすことができるありがたさを思い、日ごろイライラしている自分を反省します。

そして、ライオンやトラのコーナーです。立派なタテガミの雄ライオンがじっと座っていたり、おりの中をウロウロと歩いたり。これまで見てきたライオンと同様に大きくて迫力があるように見えるのですが、ふと看板を見ると「飼育員に育てられました」「人間だいすき」などの文字が!そ、そうなんですね......。ライオンの強面が急に愛らしく見えてくるから不思議です。
大きくても「ネコ科」動物のライオンは、ネコ好きの私には身近に感じ、ライオンと戯れる自分を妄想したり、と、しばらく様子を眺めていました。

実際にまわったのは2時間くらいと短かったのですが、興味ある動物を自分のペースでじっくり観察するにはぴったりでした。

レッサー ゴリラ
いくつであろうと愛らしいレッサーパンダ!
ぜひ見習いたいです。
けんかが一段落ついたゴリラ
哀愁漂う?放心状態?
ライオン 看板
よく見るライオンの姿ですが 実は食いしん坊でおっちょこちょいで
人間が大好きなようです!
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