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「ととのう」一年生


[よ] 日常生活

最近、あちこちで「ととのう」という言葉を聞くようになりました。
そもそもの意味は、「必要なものがそろう」「まとまった状態になる、調和がとれる」「交渉や相談がまとまる」などですが、最近では「サウナ」による「ととのう」もあるようです。


そんな流行を知らない私は、週末など、たまに一緒にウオーキングする友達に「今週末、歩かない?」と誘ったところ、「たまにはサウナに行こう」と言われ、二つ返事でサウナ体験をしてきました。


これまでも温泉施設などの一角にあるサウナに興味本位でチャレンジしたことはありましたが、そもそもの作法を知らないため、すぐに熱さに耐えれず飛び出て終了。
友人の指導のもとサウナ作法を学習できるとは、ありがたいことです。
幸いウオーキングで行ける範囲にいくつか日帰り温泉があり、当日は施設まで歩いてウオーミングアップ!
まずはさっと温泉につかり、いよいよサウナの重い扉を開け、約90℃の世界へ。と、ここまでは経験したことがあるのですが。
「ととのう」ためには、サウナから出たらすぐに「水風呂に入る」という関門があるとかで、なるほど、サウナの横に水風呂があるのは、大きな意味があったようです。
すでにサウナ上級生の友人は、灼熱のサウナから出たその足で、15℃前後の水風呂にザブンと一気に入っていきますが、私は心身とも準備ができておらず、あまりの冷たさにまずは足から、そしてゆっくり体を傾けながら下半身……、とそこで動きがストップします。
もたもたしていると、友人から「[よ]、がんばれ、あと少し、がんばれ、がんばれ」と、部活のコーチのように声援を送られ、「はい、がんばります!」とおまじないのように小声でつぶやき、勢いで1秒ほど肩までつかりなんとか第一関門を終了。


「ととのう」の最後は「外気浴」、サウナと水風呂で優位になった交感神経を、外気浴によって副交感神経を優位にすることで脳内麻薬が分泌されている状態になり、心地よさ、つまり「ととのう」を体感できるとのこと。
まだまだビギナーの私は、とにかくサウナ→水風呂という課題をクリアすることに精いっぱいで、最後の「心地よさ」までは到達していません。しかし、見渡すと五十路の私より明らかに先輩たちが、慣れたように一気に水風呂に入っていく姿を目の当たりに、私もまだまだ伸び代はあると勇気をもらっています。


体が温まる際の熱ストレスによりヒートショックプロテインというたんぱく質が増加し、抗ストレス作用や抗疲労作用、免疫力を高めるなど、健康増進にも役立つサウナ。
少しずつ上達していきたいと思っています。

ご褒美 栄養補給
たまにはこんなご褒美も 栄養補給も大切です
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