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category : [日常生活]
writer :[の]
夜中の通販番組に、しばしばやられてしまうタイプです。とっぷりと疲れて受け身になった脳に、アレは結構と効くのです。
ぼんやりテレビを観ていると、MCの人の熱っぽいトークが、なんだかこの世のすべてに思えてきて、確実に乗せられていると自覚しながらも、ついついネットでポチッと買ってしまうのです。
「あー、買っちゃったぁぁ」という、気だるい罪悪感とはかない期待感に包まれつつ意識が遠のく午前3時。まともな判断は難しい......。
ただ、いくら思考力がゆるーくなっている時間帯とはいえ、理性がまったく働かないわけではありません。特にダイエット・健康食品系、アクセサリー系は、これまで重ねてきた苦い経験から、ぎりぎりの線で踏みとどまることができます。
しかしながら"匠の技"という言葉にはめっぽう弱く、かなりの確率で「ポチッ」とやってしまいます。でも幸いにして匠に裏切られたことは今のところありません。
特にお気に入りのものはこの2つ。
No.1:毛玉取りブラシ(浅草アートブラシ社製)→本日のお題
No.2:爪切りのスワダブラック →ついでにこれもお勧め
実はこの冬、浅草の名匠による「毛玉取りブラシ」はちょっとしたマイブーム(死語?)なのでした。もう捨てるべきかと迷っていたお気に入りのセーターも、あら不思議、みるみる新品同様に蘇るではありませんか。手触りも上等です。匠の技はハッタリではなかった(回し者ではないですよ。念のため)。
家人もいたく気に入ったようで、数日間はブラシを取り合いしつつその成果を楽しんでおりました。しかし、ひと通り毛玉がなくなれば自然とブームも下降に向かいます。私の中の毛玉熱が早くも冷めかけたある日、社内で「これは!」と思う立派な毛玉を発見!!
私的に、金賞が[た]のセーター、銀賞が[み]のカーディガン。忘れかけてた衝動がむらむらと呼び覚まされます。「ああ、あの毛玉取りたい......」
唐突に毛玉を指摘された当人の心情などには、この際一切お構いなしです。個人的な欲求に「親切(または余計なお世話)」の仮面をかぶせ、ついに昨日の昼休み、念願の金・銀クラスの上等な毛玉(でなくセーターか)を持参してもらったのです。
あらためてしげしげと見てみれば、実演販売業者が泣いて欲しがりそうな、実に見事な毛玉っぷりです。特に、春の明るい日差しにさらされた毛玉というのは、なんと言いますか切ないことこの上なく、ものの哀れすら感じます。これは是が非でも取ってやらねばなりません。
さて実演開始です。まずは皇室御用達が触れ込みの「毛玉取りブラシ」を皆で観賞。
そして半信半疑で事態を見守る、持ち主達とやじ馬なスタッフ達。
静かに、しかし劇的に変化を遂げていくセーター。
「ををー!」と低くうめく感嘆の声。
この劇的ビフォア・アフターを一眼レフでおさめました。とくとご覧ください。
毛玉取りもすごいけど、毛玉もすごい!