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2006年3月27日

ご近所さんとの出会い

category : [日常生活

writer :[ま]

健康増進法が施行されてから随分とたちますが、いまだにたばこを愛用する生活を送っています。
自宅で夫と飲みつつ過ごす時や、仕事で行き詰まった時の気分転換としてたばこは欠かせないものになっているからです。
今は自動販売機やコンビニ、もしくはキオスク等でもたばこの販売はしているのですが、やはり自分が好む銘柄のたばこを吸いたいためにほぼ毎回近所のコンビニに通っています。
自販機ではまとめ買いもできない機種もあったり、好みの銘柄の取り扱いがなかったりして困ることもありますし、ちょこちょこ買いにいくのはおっくうなのです。
手元にたばこがないと、不自由を感じてしまうのは自分でもどうしたものかと思うのですが......。
(余談ですが、コーヒーとたばこが好きな人は、半数以上はお酒も好きなのだそうです。もちろん夫も私もこの法則に当てはまります。)

このように私の暮らしに欠かせないそのコンビニに、3年ほど前「うーさん」が加わりました。
最初は新人の店員さんが入ったな、程度にしか思っていなかったのですが、今や彼女は夫と私の会話に頻出する人物となりました。
現時点で判明していることは中国の人であることと、夕方からのシフトなので留学生なのかな?と推測される程度です。
名字が「う」(初期の頃はこのように名札に書かれていました)なのか、「うー」なのかは、私にもはっきりとは分かりません。

この「うーさん」がコンビニの店員さんとしては珍しく、マニュアルから良い方向に逸脱して人間味があるのです。
初期の「うーさん」はたばこの銘柄を覚えるのに苦労していたらしく、レジでたばこの銘柄を指定しても「?」とした顔をしていました。
この時はたばこの陳列ケースに振ってある番号で注文をお願いしていた覚えがあります。
中期になると、私がお店に入ってすぐにレジの前に立つやいなや、たばこの陳列ケースの前に走って行くようになりました。
私がいつもコンビニに入ってもあまりうろうろせず、真っ先にレジの前でたばこをお願いしていたので特徴があったようです。
後期になると、もう銘柄は指定する必要はなくなり個数のみで通じるようになりました。

このように関係が進化するとともに、「うーさん」とは注文以外の言葉を交わすようになりました。
寒い日には「サムイデスネー」と話しかけられたりします。
一昨年のクリスマスにコンビニにたばこを買いにいったときは、「うーさん」から「Mary Christmas!」とウィンクをされ、今年のお正月には「初詣でには行きましたか?」と声をかけられました。
"初詣で"という日本独特の単語を覚えたんだな、となぜか私まで感慨深くなりました。
ちなみに「うーさん」は中華街の関帝廟に行ったそうです。
「やっぱり中国の神様が......(略)」と彼女は答えていたように記憶しています。
(この会話を経て、私が「うーさん」を中国の人だな、と確信するに至ったわけです。)
現在では雑誌等を単品で購入したときにも、「たばこはどうしますか?」と聞かれることもあります。
どうやら私は彼女の中で、コンビニでは常にたばこを購入する"たばこの人"として把握されているようです。

夫も一人でそのコンビニに行っている段階では個体での認識をされていなかったようなのですが、週末に私と共にコンビニへ行くようになってから、彼女に"たばこの人の関係者"として覚えられてきました。
時折、夫が会社帰りにこのコンビニによると、「今日のうーさん」情報を私に教えてくれます。
私はあまり人の様子を細かく覚えていないほうなのですが、夫からの情報によって、「うーさん」の名札がリニューアルされたことや夫に対しての認知度の上昇を知ることができました。
夫はセブンスター系列の愛用者なので、銘柄が多すぎるせいか「うーさん」はたばこの銘柄まではまだ把握はしていないそうです。
しかし、レジの後ろにあるたばこの陳列ケース方向へは向かっているようです。
"たばこの人の一味"、としか、夫は「うーさん」に覚えてもらっていないようなのですが、今後の関係変化が楽しみです。

先月、私は一カ月ほど入院しており、いつものコンビニには行っておりませんでした。
(多分)留学生である「うーさん」も3月にはいよいよ帰国してしまったかな?と思っていたのです。
しかし最近、そのコンビニに別件の用事があって入店してみましたら、「うーさん」はまだそこにいました。
ただ少し髪の毛が伸びて茶色くなりおしゃれな感じにはなっていました。
ふと、たばこでも買ってみようかなという気分になり、私は以前のように「たばこ3つお願いします」と言うと、「うーさん」は迷わず私の愛用のたばこを3つ出してくれました。
なんとなく"ああ、忘れられていなくてよかったなあ"と思いました。

友人でもなく、常日ごろ会話を交わすわけでもなく、プライベートもお互いに知らない関係ですが、「うーさん」は私たちの生活の中での"話題の人"です。
マンション住まいが長いので"ご近所付き合い"はあまりなかったのですが、このようなささやかな"ご近所付き合い"も楽しいものだなと思います。
いろいろなところで、人との出会いはあるものですね。


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